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草舟 on Earth

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草暦の十三ヶ月 十二月

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草暦12月

「もろともに 光と在れ 山獣たちよ」


2019ももうすこしでお終いですね。

今年の沖縄宮古島行きはに7度にわたりました。
1.5月に一度くらい、でしょうか。
あちらに行くと、宮古馬たちとの日々。
何ヶ所にも点在する馬の現場を朝夕回って、その合間には大量の草刈りをし、
また今年は7月と11月の二度、ナチュラル・ホースマンシップに基づいた馬との訓練をみっちり受ける機会にも恵まれ、、
と、島にいる間じゅう、やることが満載で、

国内でもベスト、と言われている美しい宮古の海がすぐそばにあるのに、
大好きな素潜りもまったく出来ないのです。
それくらい、毎日休みなく馬との時間でした。
でもそれが至福なのです。

そのような一年。
自宅に帰っても溜まった仕事の山、
今年のブログ記事はとうとう、じっくりとした更新ならず、
目先のお知らせのみに終わりました。

月ごとの草暦の解説を目論んでいましたのに、
とうとう後半は出来ずしまいでした・・

愉しみにしていてくださった方はほぼ居ないと思いますが、
もしいらっしゃいましたら、お詫びいたします。

せめて、今年の〆、
12月の草暦についてを。

草暦12月
これは、これまでにも何度も書いたことですが、
毎年12月は、草暦では奥山の熊への祈りの月です。
ある年を境に、日本全国の里に熊がいっせいに下りてくるようになりました。
それは人が熊が生きていく場を無くしてしまったからです。
空腹で冬眠もできない熊たちが冬中、食糧を探して廻るのです。

そうして、そのような、やむなく里へ下りてきた熊たちは、ほぼすべてが銃殺という、
問答無用の蛮行が躊躇なく行われています。
おそらく、この国での熊はまもなく絶滅するでしょう。

もう大きな動物たちが生きていけるフィールドなど、どこにも残されていない、
世界はそのように変わってしまいました。

それに対してわたしはなにができるのだろう、と長年想ってきました。
結局、なにもできないままの年月、、
せめて熊への眼差しを持ち続けたいと、12月の七十二候「熊穴にこもる」に捧げて、
欄外の言葉や絵は、いつも冬山の熊への祈りを描き続けました。

そうした熊を筆頭に、
山々に隠れ住む生き物たち、
絶滅していった山獣たち、
オオカミたちへも向けての呼びかけです。

山の鹿の角も落ちたでしょうか。

海辺の地に住みながら、
山獣の魂を感じ、過ごす、
毎冬です。

  1. 2019/12/29(日) 20:30:58|
  2. 草暦