草舟 on Earth

+++++ about Wild Grass Workshop *Exhibition * Gest talk * and more * on the Choujah Beach on the EARTH +++++

海の草暦

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日なたぼっこのヒナ

2005年からつくりはじめて、13年目の草暦、
2017年版はついに’海暦’になってしまいました。

’フレンチブルーを藁半紙に刷った色’ のイメージで指定したカラーも、
印刷所の方が、ほどよく仕上げてくださいました。

歩みの遅い私はやっと13年かけて、
ようやく<草暦という表現形態と、自分の暮し>、
というものが一体になってきた、そんな気がしています。

今年、2016年版は、初めて、一年の景色がひとつらなりになりました。
自分の暮す海辺の山の中の風景でした。

いつも描き始めは、なにかテーマがあるわけでもなく、
なんとなく、いつの間にか形になっていくだけのこと、
2016年も、まず一本の木から始めよう、それだけが決まって、
そして、描いていくうちに、実はその木はうちの木であり、
そこからつるつると景色が繋がっていきました。

私が棲んでいるところを描いているんだ。。
とは、途中から気が付き始めたことでした。

自分が暮している風景が、暦のなかに入り込んだ、、
それは、ちょっと衝撃的な、新しい感覚でした。


2017年、
それは海になりました。

この数年、とにかく海。

長年、草からたくさんのことをおそわり、
草の世界のその先に繋がってきました。
そここそが興味のあったところ。

それが、海に潜り始めたときに、
海のなかにも同じものがあった、そう思えたのです。

草に見せてもらってきた世界と同じものが海にはある。

今、身一つで潜ることで、
そのなかに身を沈め、ゆだねることで、
海からたくさんのことをおしえてもらっています。

草も海もおなじ。

どちらも、
たった一人で、
対象と一体になったときに
無量の授かりものを身に受け
ボーダーを超えて、なにものかに繋がっていく感覚を知らしめるもの。

私の主題はいま、草と海になりました。

今回は全編、海の中です。
この一年、よく潜った葉山の海。
草暦なのに、草は2月のワカメだけです。
地上はありません。
息つぎを時々してくださいね。

草暦をいつもご愛顧くださっているみなさま、
この頼りない暦におつき合いくださり、ほんとうにありがとうございます。

さて、海イヤーの来年はどんな年になるのでしょう。

ひとまず私は、今年の元旦にもそうしたように、
2017年の元旦も、葉山の海で初潜りをする予定ですよ。

冬至をすぎて、神々しい光に満ち、海の反射がうつくしい季節になりました。

庭にはキジも遊びに来てくれました。
しばらく遊んで、そのうちまた山に消えてきました。
とてもリラックスして、のんきでした。
ああ、ほんとにそういうものと、打ち解けて交わりあいたいです。

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大好きな季節の到来です。

よき年の暮れとはじまりを
お迎えくださいますよう、祈念して

  1. 2016/12/31(土) 09:09:39|
  2. 草暦

草暦 11/12の朝市出店

こんどの11/12
近所の葉山の森山神社土曜朝市で、草暦、路上初売りします。
冷やかしにきてくださいね〜*
  1. 2016/11/10(木) 23:46:31|
  2. 草暦

草暦2017できました*

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ことしもなんとかできました。
2017年版
草暦
できたてほやほや
まだ湯気がたってるようです・・

2017年版草暦は海。
2016年は、私の住む峯山全体をひとつらなりに描きました。
家の庭から日々拝む海、その向こう、伊豆半島に沈む夕陽、草たち、鳥たち。。
初めて、暦に自身の住み処を描き、その中に居ながら、毎月の暦でも見せられている、
なんとも不思議な感覚のなかにおりました。

2017年はそれが海の中に入ります。
この一年、目の前の海のなかに度々潜ってきて、自分の目で捉えた、すぐそばの海、
そこに棲む生き物たち、
魚や海藻、
そして以前、御蔵島で海に入ったときにそばに来てくれたイルカの親子、
海亀、
まだ見ぬクジラも少し登場。

来年はまいにちが海の中になります。
深く呼吸をしながら、毎月をめくってくださいね。

ただいま、草の紐つけ真っ最中。
夏に採った草から糸をつくり、それで暦を綴じる、
えんえんの作務です。

ぽつぽつお店にも置いていただき始めています。
周りにお店などない方は、こちらまで直接お申し込みいただけます。
よとしければメールにて、お申し込みくださいませ。

また、草暦は、個人でも定価で売っていただけます。
イベント出店の際などに販売していただき、お小遣いにしていただけましたら幸いです*


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2017年1月〜2018年の2月(いわゆる旧暦元旦)までのカレンダー

サイズ 96mm X 210mm
色   青
紙質  楮とマニラ麻とパルプ(比率は企業秘密とのこと)


つり下げ仕様  1部 1200円
        5部以上 960円/部
        10部以上 840円/部
        30部以上 720円/部

 折り本仕様  1部 1500円(自分で折る方は1200円)
        5部以上 1200円/部(自分で折る方は960円)
        ※折りについては10部以上割り引きはありませんが、
         自分折りに限って、吊りタイプと同じ割引になります、どしどしご自分で折ってくださいね。


*ご予約ご注文、お待ちしております。
 矢谷左知子   xusa_sアットオドロクybb.ne.jp

◉メールのタイトルに「2017草暦注文」としていただけると助かります。

こちら(「草虫こよみ」)もご覧ください。
(折り本の写真も出ています)




  1. 2016/11/10(木) 23:05:17|
  2. 草暦

草暦絵巻

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今夕の海(庭より)

各地で初雪などが降ったという、
冬土用入りの今日、
三浦半島の入り口あたりに位置するこの地では
雪もほぼ降らず、日中しとしと雨の、
ようやく冬らしい冷え込みの一日でした。

夕方雨もやみ、荘厳な雲間の夕焼け、
そして、夜になって、強い風に雲も飛ばされ澄み渡る寒空には、
風の向こうのつやめくの星々と、裸木のシルエット、
今夜の庭の風景はまさしく今年の草暦の1月<星と語る冬木立>です。

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そう、今年の草暦の絵は、私の住んでいる周囲の景色となりました。

これまでも毎年、自分の居る風土の自然の様子がすこしずつ描かれていたのですが、
各月その時々、繋がりのないシーンでした。

2016年版は、始めて絵がひとつらなり、
絵巻物のようにつぎつぎと景色が拡がっていきました。

今回の暦、描き始め、一本の木から始めようと思いました。
気が付くと、それは庭の木であり、
それに連なって行く、私が暮らすこの山の風景であり、
生きものたち、植物たちに、自然になっていったのでした。
日々、見ている、刻まれている風景。

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そのことに気づいたとき、
暦というのは単に月日の推移や目安のことだけではなく、
自分の棲む風土と自分との関係、
自分をとりまく環境の、季節ごとの動物、植物の営み、
月や太陽や星の運行、
それらが壮大に絡み合ったものなのだということを
あらためて実感させられたように思います。
生かされている、
ということも。

11年目の草暦、
たくさんの命を乗せて迴る、小宇宙。

今夜も月、星はうつくしく、
その光を浴びるひとときを、今年はもっと味わいたいものです。

素敵な真冬の夜をお過ごしください。

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2016折り本キット
  1. 2016/01/18(月) 22:30:23|
  2. 草暦

草暦@森山神社土曜朝市

明日12/5
葉山の森山神社 土曜朝市に
暦屋さんで出店します。

ひやかしに来てくださいね。



今の草舟の庭
ピクチャ 4
  1. 2015/12/04(金) 23:24:00|
  2. 草暦
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