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草舟 on Earth

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レポート【狩猟・採集と大地の再生 身体との呼応】Talk Live 2/29

EARTH BOOK Talk Live
「EARTH BOOKの頁を綴る人々」vol.2
【狩猟・採集と大地の再生 身体の呼応】レポート

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去る2/29、各所ではイベントも自粛というなか、お話会を予定通り開催させていただきました。
予想に反してキャンセルの方も少なく、当日は朝になってからのお申し込みも続々、と、
会場は定員の30名を上回る盛況となりました。
ご参加の方たちも、遠くは山形、栃木、千葉からもお訪ねくださり、
あらためまして、この時節にお集まりくださった方々に御礼申し上げます。

今回は、自然界での労働に於ける身体感覚という、表出させるのが大変むずかしいテーマでのお話会でした。
もとより、足りないファシリテーション能力も大きな原因でありますが、次々に話されていくその場のお話は、
とてもまとめあげることできず、むりにまとめるのも野暮、と、定めることなく漂流させることに。。;;
ただ、ゲストから発せられる確かな言葉、日々向き合う現場の中でそれぞれの身体に刻まれた唯一無二の実感、
そしてその先に立ち上がるものを共有したい、というこの度の目論みでした。

なぜ?、、なぜなら、
その感覚こそが、他の生命との共生の鍵となる、
他種との共通言語となり得る、人間としての大事な身体感覚ではないか、というこの数年の自分の確信からです。
それが見落とされている限り、共生という次元に行き着けないのではないだろうか、と。

掲げたテーマ自体、分類も曖昧で、また、これまで繋がってきていながった領域。
そこ、に足をかけたい、と、とにかく船出してみた、そんな茫洋としたひとときになったと思いますが、
やはり矢野智徳さん、赤田龍太郎さんのお話は、比類のない、この時代に大事な核の部分ではないか、と
あらためて確認させられる内容でした。

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舞踏、武術、それらの身体アートは、身体そのものに焦点を当てて、その洗練性を高めていくものです。
大変興味深く思っているものですが、時としてそれらは、身体そのものへの意識が過剰になりすぎる分、
逆に本質から遠ざかっているように感じるシーンにも出逢います。

一方屋外での身体労働では、まず仕事の遂行ありきであり、結果的に動きの錬磨がついていくというものですが、
とくになぜかこの国の人々は、さまざまな仕事ごとに、そこで必要な動きを極めてしまう性向があるように思います、
その意味ではアートが目指している領域に、あっさり乗り上げてしまったりもします。

理にかなった動きをしているからこそ、現れるものですが、さらにその先の精微なところまで捉えられる感度がある人のもとには、
完璧な動きの美が出現します。
身体労働に於いて、そこに達している人は稀有だと思うのですが、まさにそこに連なる方々として、
大地の再生の矢野智徳さんと、猟師の赤田龍太郎さんを今回お招きしました。

そしてお二人とも、その仕事の相手は、自然、

そして、’間に位置する人’

獣と人の間、

大地、空気、水と人の間、

このお二人とお会いした時に、ああ、やっとそこを共有できる人が現れてくださった、と思いました。

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矢野智徳さんのお仕事は、現代土木が本来為すべき道筋とは違う方向性へ走り続けてきた結果、
ダメージを受けてしまった日本中の山、森、川、沿岸部の詰まり
を取り除き、命脈を蘇らせ、大地を息づかせる、大地の修復再生に労を惜しまず奔走していらっしゃる環境再生士です。

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そして赤田龍太郎さんは、相棒のオオカミ犬と共に、野山を駆け巡り、時に這い、鹿や猪、穴熊猟をする猟師。
銃ではなく、自らの手で仕留め、いただいた命を余すところなく次の形へと送り出す仕事をされています。

それぞれの現場は当然ながら野外、そして、どこも待ったなしの現場とでもいうべきところ。

人間界での知識で太刀打ちできるところではない。
そしてその時に、力づくではない、たいへん微細な対応でことを読み解き、遂行していくこの両氏の身体性、
極度に洗練された身体感覚を私は感じ取り、ぜひ、お二人に仕事に於ける、その感覚のお話を伺いたい、と、
この度のかなり説明しがたい領域のお話会でした。

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私自身、栽培をしない、採集文化のなかでの草仕事の現場は、常にやぶの中、
雑草の代表格ともいえるものが自分の素材のため、未踏の現場で素早く動き、作業を納める繰り返し。
常に身体を研ぎ澄ませて労働してきたなかで、たくさんのことを感じ取らせてもらってきましたが、
そこを共有できる人がいなかった、分かっている人のお話を伺ってみたい、、という長年の夢がかなうのが、
うれしくてしかたありません。

当日は、龍太郎くんが、山の獣たちが里に降りてきて果たす大地再生の、動物たちの仕事の話、
家族として周囲に居る人や共に暮らす動物たちとの身体を通じたコミュニケーション、
互いに日々ケアしあう本当の意味、大切さ、山での猟の際のさまざまな出来事、身体感覚、、

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矢野さんは、日々の大地の再生のこと、被災地での復興での気づき、
また、格言としての「百聞は一見に如かず」のその先の「百考は一行に如かず」が意味するところからの身体論、
「足るを知る」と言う格言の意味合い、足らない、というのが本来の生命を生み出す源、
足らず、不安定、というところにエネルギーの脈動がある、
車や重機なども日々一緒に仕事する仲間としてその能力を引き出していく感覚のお話、等々、

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それぞれが話された内容、世界観を、ひとつの身体論に帰結することは到底できず、能力オーバーな試みでしたが、
懲りもせず引き続き、またこうした実感と実体験を伴った、大事な感覚の領域を拡げていく機会を持てたら、と思っています。

繰り返しになりますが、その身体感覚こそが、他の生命との共生の鍵となる、と確信するところがあり、
宮古馬との共生という課題に日々向かい合う昨今、
そこをもう少し探ってみたいと思うものでもあります。

当日、お集まりくださった皆さま、サポートいただいた方々、ありがとうございました。
動画の記録もしていただいたので、後日シェアの機会も持てたらと思っています。

2/29のレポート記事はこちらも→EARTH BOOK hp

ご参加の方々のナイスな質問があって、この会の締めくくりを助けてくださいました。
いつもながら、皆さまありがとうございます。

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やのさん / やたに / りゅうたろうくん
  1. 2020/03/10(火) 12:12:36|
  2. EARTH BOOK

【狩猟・採集と大地の再生 身体との呼応】Talk Live 2/29

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Talk Live【狩猟・採集と大地の再生 身体との呼応】


猟師の赤田龍太郎さんと、
大地の再生、矢野智徳さんと三人のお話会を開催します。

ータイトル
 「狩猟・採集と大地の再生 身体との呼応」


ーお話の内容

’自然の中に於ける、仕事をする際の人としての身体の処しかた’、
舞踏や武術などではない、ただ、労働、作務のなかに顕かになる身体性の摂理、
そのあたりの身体感覚のお話になります。

他ではなかなか聞けない、かなりのコア領域です。

ご参加受付中です。🌿
お申し込みは下記の記載をご覧ください。



ーEARTH BOOKの頁を綴る人々との対話 vol.2ー

Talk Live
【狩猟・採集と大地の再生 身体との呼応】
       ー自然界での仕事に於ける 身体感覚ー
__________________________

<その感覚は、他の命との共生に大切な鍵である>

人の身体の動きというのは、人以外のものとの関わりに於いて、大変に重要なもので、一つ一つの動作というのは決して疎かに出来ないものだ、ということは、長年、野の草の現場に居て気付かされたことです。
今回は、野で、山で、その現場と深く繋がり、時に駆け廻りながら仕事をしてきた方々に、その仕事に於ける身体の動き、在り方についてのお話を伺い、自然界の中での労働に於ける人の身体感に特化して、その考察をしてみる、という試みです。
今回ご一緒してくださるのは、
昼夜、相棒の狼犬と共に、山を這い、駆け巡り、鹿や猪、穴熊などの猟を仕事とする、岡山の赤田龍太郎さん
日本中の現場を飛び廻り、人為的にほころんでしまった大地を、
天智に沿って修復していく環境再生土木の第一人者、矢野智徳さん
です。
お二人が身を置く現場と、その身体のつかいかたのあれこれを、
長年、野生の草の採集をしながらの、ものづくりのなかで刻まれた感覚を、生きる中核にしている私も交えての、よもやま話。
地球という重力の星に生まれ、一生お付き合いしていく、自分のからだ。
その身体という宇宙を拓く
さまざまな身体感覚が浮かび上がるひとときになるはずです。
そして、その感覚は、他の命との共生に大切な鍵である、と思い、このテーマの話会をしてみたかったのです。
ここから浮かび上がるものの行き先を決めずに、そこに揺蕩う生命感覚を識る時空となれば、と
輪になってのラフなお話会です。
ご一緒いたしましょう。

EARTH BOOK 矢谷左知子


<話し手>

矢野智徳 (大地の再生 結の杜 顧問)
赤田龍太郎 (猟師 シャーマニックドラムメーカー)
矢谷左知子 (草作家 いのちの翻訳業)

アドリブで他ジャンルの方も加わります。おたのしみに


---
*ご参加はメールにてご予約を受け付けます。
以下のお申し込み方法をご覧いただき、お申し込みください。


□日時
2020年2月29日(土)13:30-16:30


□場所
黒門カルチャーくらぶ(逗子海岸)
神奈川県逗子市新宿1-4-7
hoppou-bunka.com
https://goo.gl/maps/s2tKe3UC4NVZgKeW7
(逗子CINEMA AMIGO向い)
*パーキングは隣にあります(有料)


□参加費 
3.000円(事前振り込み) 
3.500円(当日精算)


□お申し込み方法
一般社団法人EARTH BOOKのHP
Contact(お問い合わせフォーム)よりお申し込みください。
https://www.earth-book.com/contact
Subject(件名)を「2/29トークライブ申し込み」として、
Messageに参加費のお支払い方法(事前お振り込み・当日精算)をご記入ください。

◉事前振り込みは2/26までのものが有効です。


<振込先>


湘南信用金庫の場合 

  一般社団法人EARTH BOOK  代表理事 矢谷左知子
  シヤ)アースブック
  湘南信用金庫 逗子支店 店番028
  普通口座 0135443


ゆうちょ銀行の場合
 <ゆうちょ口座間の振込の場合>
  一般社団法人EARTH BOOK
  シヤ)アースブック
  ゆうちょ銀行 記号10910 番号33114191

 <他銀行からの振込の場合>
  シヤ)アースブック
  ゆうちょ銀行 店名〇九八(ゼロキュウハチ)
  店番098  普通口座 3311419

主催・お問い合わせ:
一般社団法人EARTH BOOK
https://www.earth-book.com
  1. 2020/02/03(月) 11:12:18|
  2. EARTH BOOK

 EARTH BOOK 茶話会 -霜降編- のご案内 

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【 EARTH BOOK 茶話会 -霜降編- 】 のご案内 
 - EARTH BOOK sawakai -

あたらしく立ち上げた一般社団法人EARTH BOOKの毎月開催の茶話会、次回のご案内です。
EARTH BOOKの描くヴィジョン、趣旨、そして草や、海や、馬たちの物語をお話させていただきます。
オフィスでもある野趣あふれる「草舟」にて、代表の矢谷左知子がつくる完全菜食の「草弁当」やお茶を召し上がっていただきながら、ゆったりとした物語のようなひとときをお過ごし下さい。
*EARTH BOOKのHPはこちら http://www.earth-book.com


<日時>
2019年10月14日(月・祝)12:30スタート16:00ごろ終了
2019年10月19日(土)  12:30スタート16:00ごろ終了
2019年10月20日(日)  12:30スタート16:00ごろ終了
2019年11月2日 (土)  12:30スタート16:00ごろ終了
2019年11月24日(日)  12:30スタート16:00ごろ終了

<場所>
横須賀市秋谷(逗子駅よりバス20分)
参加者の方に詳細お知らせします

<内容>
12:30ご挨拶
12:40 草弁当
13:30 「EARTH BOOKのしごと」趣旨説明 代表矢谷左知子のお話
映像などを見ながら、草、海、馬、EARTH BOOKの描く世界についてお話します。
15:00 お茶とお菓子をいただきながらシェアの時間
16:00 終了

<会費 >
お一人様1万円 草弁当とお茶とおやつ付き
(一般社団法人EARTH BOOKの活動費とさせていただきます)
各回、定員5名様

<お申し込み>
矢谷宛に直接メッセージをいただくか、(xusa93hinaアットマークgmail.com アットマークを@に変えてください)
EARTH BOOKホームページcontact(お問い合わせフォーム)よりお申し込みください。
http://www.earth-book.com


***************

2019年4月。
代表矢谷がこの二年間関わってきた宮古馬の問題解決をさらに加速し、そして動植物と人との在るべき関係性と、新しい共生のすがたを探り、すでに動植物がやっている“この星のための仕事”に人も連なりたい、生き物と人とのほんとうの共存はどこにあるのか、そこを具体的な動きの中から立ち上げ、生き物たちと人の環境を力強いものにしていきたい、そんな想いから一般社団法人 EARTH BOOKを立ち上げました。

私たちが向かおうとしている、この道筋を照らしてくれているのが、沖縄県宮古島の在来馬、宮古馬です。
県の天然記念物でありながら、現在、46頭しか存在せず、その飼育環境は決して整っていると言えるものではありません。
そして、その存在自体も、経済最優先の社会において忘れ去られようとしています。

EARTH BOOKの優先活動として、まずは、この二年以上すでに関わってきた宮古島での馬と人との共生関係を築くべく、各方面からのサポートをしたいと考えています。
そのため、代表矢谷は、毎月のように宮古島へ通い、馬のお世話をしながら、島在住の方達との協力体制をつくっている最中です。

こうした活動にかかる経費を、皆さまからのドネーション、今回のようなお話会、草舟共催ワークショップ、オリジナルチャリティグッズ販売、EARTH BOOKクラブ(会員制)の会費でまかないたいと、皆様のご支援を心よりお願いする次第です。

代表の矢谷左知子が生きる世界観、EARTH BOOKが描くヴィジョンに共感してくだされば幸甚です。

主催
一般社団法人EARTH BOOK
https://www.earth-book.com
  1. 2019/09/12(木) 09:30:52|
  2. EARTH BOOK