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草舟 on Earth (横須賀市秋谷5430)

+++++ about Wild Grass Workshop *Exhibition * Gest talk * and more * on the Choujah Beach on the EARTH +++++

「井戸を掘る 各自の水脈と繋がる」 最新連載記事より

なまえのない78月号

「井戸を掘る 各自の水脈と繋がる」 名前のない新聞7.8月号

「大地の再生」矢野智徳さんが、6月、鎌倉の友人宅で、手掘りの井戸掘りをされました。
そのことを書いてみました。

テキスト版はこちらをお読みください。

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草文明の日々 その十一
草と海と馬の物語

矢谷左知子


この二ヶ月ほど、SNSなど全く見ないで過ごしています。その間はたくさんの人の発信がいつも以上にされるようになったことでしょう。それに反比例するように、そうしたものから自然に離れ、気がついたらもうずいぶんと遠のいてしまいました。
私が今住んでいる家の立地は山の中腹の、歩いてしか到達のできないポツンと離れた処なので、家にいる限り世間の動向や気配などに触れることなく過ごせることもあり、平安な心持ちで日々を送ることができます。
もともと仕事は自宅でしてきたので、今回の事態もいつもとさほど変わることなく、むしろこれまでそうは言っても外で何かしたほうがいいのではないか、として来た動きも止まることになると、その心地よさにいつまでも続くといいな、と思うほどになっています。
それは私だけではなく、多くの人がそういう時を過ごしているのではないでしょうか。自粛が始まった頃苦痛だった人も、それが続く中で、とても平穏な日々に変わっていった、もう元に戻れない、という話も聞きます。

世界全体が不要不急をやめてみると、思いがけない真髄が立ち現れる、そうした精神の変化があちこちで生まれていることを思うと、この意識の連鎖反応が創り出していくこの先の世界はずいぶんと楽しみなことになりました。

そんな中、鎌倉の友人宅では井戸掘りが行われています。この時期に「井戸を掘る」という行為は実は深遠なたくさんのリンク上にあるのではないか、そんな気もし、今回はそれを取り上げてみたいと思います。

【井戸を掘る=各自の水脈と繋がる】

二月に主催させていただいたお話会「狩猟・採集と大地の再生 身体の呼応」で、大地の再生の顧問をされている矢野智徳さんと、岡山の猟師の赤田龍太郎さんをお招きしました。その会がきっかけで、この度鎌倉の友人宅では矢野さんにお願いして井戸を掘る工事がおこなわれる流れとなりました。
今回は全くの素人目線の、しかも断片的な記載ではありますが、今のこの時に、井戸を掘る、という意味合いを書き進めながら自問してみたいと拙いご報告です。

発端を作ったご縁もあって、初日の小さなご神事に参加させていただき掘り始めに立ち会うことができました。
当然機械で掘るものと思っていた井戸掘りは予想外の手掘り。最初の一掘りがスコップから始まりました。
始まる前に矢野さんが工事に携わるメンバーに話をされます。
「これから始まる工事は地下を流れる深い水脈に繋がるということ、それがどういうことなのか、一人一人認識を深めながら進めてほしい」このような一言がお話の中にあり、私の心に響きました。

海の近くの現場での井戸掘りは砂地ということもあって、難易度の高い工事だったようですが、その度に、この大地の再生的進め方はそこに無理矢理な力を行使することではなく、成り行きの意を汲み、時に止まり、向き合う大地との親和的なやりとりの中でその先に駒を進めていく、そのように見て取れます。

完全な手掘りの井戸工事は現代では稀なことですが、井戸掘りの技術の歴史自体は、当然ながら機械が使われる以前の方が長いわけで、そこには手掘りの智慧の集約がなされていた、そのほとんどが失われた現代、矢野さんはそこにまたあらたな視点を織り込んだ工法に挑んでいるように見ました。

掘りはほぼ矢野さんお一人で、一本のスコップのみ。彫刻家がノミで掘り出していくような美しい跡を螺旋に残しながら、驚くほど早いスピードで掘り進んでいきます。
井戸を掘る、というのは意識を持って自ら水脈にコンタクトするための積極的なアプローチです。
地下に流れる見えない水脈を掘り当て、それに繋がり水を表出させることは、いわば潜象界から現象界への通路を開く、ということの具現化のようにも思えます。
とすれば、物理的にはもちろん、工事に携わる一人一人のこころにも穴を開け、秘め持っていたものを出させることにも繋がるのではないか、と、工事の様子を垣間見ながら、初日の矢野さんの言葉を思い返していました。

想像以上に危険を伴う工事でもあり、また手掘りという昔ながらの技法での井戸掘りでありながら、意識としては大変先進的な、毎日が実験的なこの度の工事も、夏至までには一旦終了。

矢野さんの手掘りによる井戸掘りというものが、まさにこのタイミングで近所で行わわれ、それを最初から身近に触れ得るご縁の中で浮かび上がってきたもの、それは各自の深い水脈に通じるという隠喩でもあり、工事を通じていま、私たち一人一人に突きつけられているように感じました。色々な意味で象徴的なこの度のこの現象、夏至の日に井戸開きの行事が行われ、その時には井戸のお飾りを植物でさせていただくことになりました。今年の夏至は世界中で一段と意味が深い行事が行われることでしょうね。
  1. 2020/07/04(土) 19:33:24|
  2. 「名前のない新聞」連載

「草食の日々・草弁当」 最新連載記事より

5月6月



「草食の日々・草弁当のこと」  名前のない新聞5.6月号


30年来のおつきあいの「名前のない新聞」
発行を続けている`あぱっち`さんとは1988年の八ケ岳での「いのちのまつり」で知りあいました、
連載はこの二年ほどさせていただいています。
隔月の小さな新聞 5.6月号の記事です。

  1. 2020/05/09(土) 11:17:02|
  2. 「名前のない新聞」連載

草講座のおやすみ

【草講座はおやすみしています】

新型コロナウイルス感染拡大防止協力のため、ワークショップ・お話会・イベントは、4月より7月までお休みしています。

草舟 on Earth
矢谷左知子
  1. 2020/05/09(土) 10:43:12|
  2. 未分類

草暦の十三ヶ月 四月

4月


草暦 四月

「小さき虫の しごと賢き」


今日も家に続く山道の簡易舗装のアスファルトの上では、小さな二匹のアリが、死んでしまったミミズをえっさえっさと運んでいました。
自分たちの何十倍もあるミミズを、たった二匹で。
足並み揃えて、方向を違わず、
意思の疎通も完璧なアリの働き。
何気ない光景ですが、あらためて驚嘆です。

庭には髪切虫もよく現れます。
数種類はいるでしょうか。
あまりにも美しいので、写真を撮ろう、と構えても速い速い、
イソイソと、まるで日がくれる前に用事すませなきゃ、と焦ってるよう、でもどこか無駄な動きがご愛嬌な彼らです。

この庭は蝶の道にもなっていて、
必ず西の方角からヒラヒラ飛んできて、南に抜けていきます。
その逆はありません。
うちでたくさん花の蜜を吸ってしばらく遊んで。
花から花へのその飛翔の軌跡を追いかけるうちに、こちらも軽やかな心地になります。

植木鉢を退けると、その下には必ずムカデやヤスデやだんご虫がコンニチハ。
みんな暗いところでのんびりしてたのに、いきなりの日差しにアタフタ大慌て
ミツバチや熊ん蜂やアシナガバチ、ハチドリみたいなホシホウジャク。
みんな忙しそうです。

家の中にはさまざまな蜘蛛たちも・・


地球上で一番数の多い生物が虫たちといいます。
こんなに小さいのに、その仕事たるや、偉業といってもいいほどです。
虫たちがこの世界をせっせせっせと護ってくれているのだなあ、と、
そんな彼らの営みに敬意を込めて。

虫の季節が始まりましたね。

  1. 2020/04/30(木) 19:54:09|
  2. 草暦

草舟 庭オフィス

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あんまりお天気で気持ちいいので、庭で仕事しよう、と
ノートパソコンがないので、大きなデスクトップを持ち出して、ワクワク。。

いざ仕事しよう、と思ったものの、、

このサイズ、あまりにも周囲の気配にそぐわず、
まったく気持ちも萎えてしまい。。

あえなく早々に店じまいしました;;

世界中で行われている、人の所行の自然界における突出ぶりを、この小さな一件で、つくづく感じてしまいました。
そして
人類がいつか電子機器を手放す日が必要だ、としみじみ思いました。

机の下の猫はなにやら楽しそうでしたが。

次からはここで読書です。

そろそろパラソルが必要な日差しになりました。

  1. 2020/04/15(水) 20:57:49|
  2. 草舟の庭

名前のない新聞 連載記事 忘備録6

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名前のない新聞 連載記事6
2019.9.10

【 草文明の日々 その六 】  ー草と海と馬の物語ー    矢谷左知子



先の選挙では、馬と共に選挙活動をしている安富歩さんを知り、ほんとうに、ああ、ついにこういうときが来たのだな、と感慨深く思いました。なぜ馬なのか、そこには使途目的などない、これは客寄せとかでももちろん ない、でもだからこその馬。馬と共に居ることの本質、そこを視ている人が居る、と。

この連載でも毎回書いていますように、2年前突然に自分に宮古馬の問題が降って来てなぜか先頭でやることとなり、当初慣れない馬のことでもあり、どう動いたらいいのだろうとしばし戸惑いましたが、すぐに、馬たちからその本質が伝わってきているのが解りました。
どう動いていくのか、その真髄の部分、それは言葉にし難いところですが、あえてしてみると、すべてのボーダーを外し、対立の外に常に身を置くということ、これは、この問題だけではない、すべてに通ずるところ、そこを視て、と馬から言われているように思い、馬を道標として、一歩一歩道程を進めてきています。
馬からは胸がいっぱいになるような、奥深い底の部分での心の組み換えを授けてもらったように思うのですが、まさにその部分を安富さんが表現されていたように思い、ようやく馬に対して同じところを視ている、想っている、しかも言葉と行動に移している人が、このような形で登場してくれたということに感無量でした。
これはこの時代、同時多発の現象でもあります。全国で、そして、全世界で、馬たちが立ち上がってきました。あちこちで馬という存在に人は気づき始めました。やっと私たちが馬たちの領域に追いついてきたのではないか、長い長い間、馬たちは人の覚醒を待っていた、それがようやく萌芽してきた。すでに手遅れになってきているこの世界、その中で、次の意識の目覚めの先頭を馬が走ってくれていて、人はその後を馬に導かれて世界を立て直していく、比喩ではなく、リアルにそんな時代を迎えているように思います。
と、相変わらずらわかったようなわからない、馬の説明、、いつまでたっても言葉が足りませんが、またの機会にも書きます*

さて、今回は、この数年の私の主題である「草と獣」のことについてです。

【「草と獣」という主題 】

今号のインタビューでは、岡山の猟師のリュウタロウくんが取り上げられていますので、今回は私も彼との間で今始まっていることも併せて書いてみたいと想います。
盟友リュウタロウくんとは、この数年、小さくとも壮大なテーマでのアートワークが始まっています。
彼との深い交流のなかから、この「草と獣」のテーマが降りてきました。
龍太郎くんは自分で仕留めた鹿たちを、自ら解体、肉は食用に、骨は道具に、皮はドラムに、美しく次の形に変容させる人です。
この過程、人は何万年もの間やってきたことですが、彼の仕事をみていると、生き物が次の形となる、その間に介在する人の「質」によって、出来上がる物というものはこれほどまでに違ってくるのか、ということが明らかになるのです。
そこは、これまで私の野生の草からのものづくりでも、最も研いでおこうとする意識でもあります。
人が作る以上、どうしてもそこにはその人が出ます。その時に、できれば自然が行く方向に身を沿わせ、草が成りたいように次のかたちに成る、そこにそっと寄り添いたいと願い、そうしたものづくりをしてきました。そこに人の想いや念などはら篭らないように。ただ風がそよぐように。
リュウタロウくんの創ったドラムや道具を初めて見た時に、同じところを見ている人だ、と解りました。

ある時、彼がドラムを作る時の道具としての鹿の皮でできた糸を見せてくれました。
それはまるで、私が草から創った糸と見分けがつかない。
それぞれが創った鹿と草の糸を並べたとき、、二人で軽く絶句しました。これらは同じものではないのか。。

鹿から作られた糸、草から作られた糸、大きく違う成り立ちの両者が、人の手を経て次の形になったとき、そこには同じ「素」の姿が現れていました。
動物と植物、両者は実は同じ原質である。
草だけをしてきた私と、鹿猪の猟をしてきたリュウタロウくんの仕事があわさったことで、世界の秘匿がそこに姿を現した、その瞬間でした。
その時から「草と獣」という主題が私たちのなかで始まりました。

この主題を掲げた実験的な展覧会は、今年も私のアトリエ「草舟 on Earth」で開催されました。
リュウタロウくんの他の参加者は、同じく前年も参加してくださった、「海獣の子供」の原作者でもある五十嵐大介さん、鹿のツノから繊細な植物を掘り出す橋本雅也さん。
この4人の世界観が合わさったそこに立ち上がってくるものに心躍ります。いよいよ動物と植物と人のほんとうの仕事が始まり、草文明の日々が深まる。その真っ只中に世界はあります。



矢谷左知子
野生の草仕事「草舟 on Earth」主宰
一般社団法人EARTH BOOK代表
  1. 2020/04/15(水) 17:26:32|
  2. 「名前のない新聞」連載

名前のない新聞 連載記事 忘備録5

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名前のない新聞 連載記事5 
2019.7.8

【 草文明の日々 その五 】 草と海と馬の物語ー  矢谷左知子


相変わらず宮古島を往復、在来馬の宮古のお馬さんの今後のことで微力ながら奮闘しています。
こうした中、必ずあちら側から出てくる文言として、‘経済的な利活用、観光資源’、というお決まりの言葉があります。
人の所業により絶滅寸前まで追いやられた生き物たちが、なお人の経済のためにしかその存在理由はない、とされる利活用ありきの停止思考。なんと身勝手で創造性のないこと、とため息が出ますが、それがこの現世では常識、そしてそれなくしては行政は動いてくれないという、今、この世界。
お金にならなければ生きることも許されないのか、、そういった経済と動物の命を秤にかける習性というのは、あまりにも幼稚で文明度が低いように思われます。
人類は、いいかげん、もっと賢い共存の姿を探っていく時期にきているでしょう。目の前で絶滅していくものたちを救えないほど、私達はこれ以上愚かであっていいはずはありません。
こうしたことは結局は誰のせいでもなく、私たち一人一人が問われていること、と自覚しながら、ただ、生きていることが許される、彼らと人との共生のための、楽しい創造性に充ちた文明を創っていきたい、とお馬たちのボロ(ウンチ)を拾い集めながら、目の前の彼らに訊ねつつ、鮮やかな打開を夢想し続ける日々です。

さて今回は海面下の世界のお話を少し。。

【 海のなかに全てはある という感覚】

海のすぐそばに居住して二十数年、その前半の十数年はひたすら草の仕事をしていたために、夏の二ヶ月間は毎日草藪の中。一年分の素材を採っておかなくては、季節が終わるともう地上から居なくなってしまう存在を相手にしていたからです。そのために目の前に海がありながら、行くこと叶わずの年月でしたが、作家活動を突然に休止した十数年前、気持ちは自然に海へと向かっていきました。

いい年してサーフィンも初挑戦、綱渡り大得意な私にはすぐできる、とタカをくくっていたのですが、いざやってみると歯が立たず。。ボードも重くて扱いもわずらわしい、やっぱり手ぶらが一番、と悔しさ半分、身一つの素潜りに魅了されていきました。

サーフィンでは波に乗ることが出来ず、巻かれるだけ、巻かれるのはほんとうにイヤでしたが、イヤななかにも、同時に、昂揚するものがありました。まさに海中での渦巻きのなか、洗濯機に放り込まれた状態、自分ではどうすることもできない強大なエネルギーの只中で翻弄される、一抹の不安もありつつの絶大な至福。。この感覚は比類無きもの。
そんな洗礼を経て、しだいに海とのボーダーが溶けていきました。

初めて少しだけ潜れた時、長年、陸で探していたものが、え?ここにあった!という感覚を味わいました。
それがなに、と言語に変換するのは少し難しいのですが、繋がりたく思っていた何ものか大きな存在が、海に潜ったら、すぐそこにあった、手が触れた、という実感です。この世界の粛然たる秘匿のフタを開けたような瞬間でした。

以来、海の中に夢中、皮膚感覚をなくした、ひとつの意識体として、海中に存在させてもらいます。
空気抵抗が無い分、泳ぐより、海中を移動した方が驚くほど自由で速い、アシカのように水中でターンや宙返りしながら魚たちと戯れつつ、、息が続くことならずっと居たい、ひょっとして自分の世界はこっちだったか、とも思い、竜宮城の話など、実はとても深い次元の話ではないかとも感じています。

そのあたりの感覚は、これはもうアートでの表現となるでしょう。
その意味で私のその海感ととても同調するのが、五十嵐大介さんの作品「海獣の子供」であり、フランスのフリーダイバー、ギョーム・ネリーさんの映像世界です。
五十嵐さんとは、ご近所ということもあり、漫画家さんと知らないでのお付合いから始まり仲良くさせていただいています。逆にあとから「海獣の子供」をご本人から全巻いただいて読んだ衝撃はものすごく、穏やかなご本人と作品が結びつかないほどの驚きでした。
海、という地球内部にある異世界の途方もなさの髄、これまで人類がフタをしてきた領域に切り込んでいます。
ギョームさんの海のなかの映像作品も意識の深部を開く世界で、私の講座のなかではお二人の作品を一緒に紹介させていただいていましたが、なんとギョームさん自身、五十嵐さんの「海獣の子供」の大ファンだそうで、一昨年葉山の海辺にいらしたギョームさんとそのお話もしたことがあります。

お二人に共通したこの世界観が次の文明の発端であるだろう、と確信していますが、「海獣の子供」の映画の別編ドキュメンタリーにもそのあたりの意識が伺えそうです。(予告編の冒頭はなぜか私の家の庭でのロケ映像です。本編の映像と共に、6月全国上映予定。)

人類はまた海を目指し、何万年か先、海に還っていく種族がいるのではないかしら、、と、そうした草文明の始まりを、密かに予感しているこの頃です。



  1. 2020/04/15(水) 17:21:08|
  2. 「名前のない新聞」連載

名前のない新聞 連載記事 忘備録4

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名前のない新聞 連載記事4
2019.5.6

【 草文明の日々 その四 】 ー草と海と馬の物語    矢谷左知子

先の選挙では、馬と共に選挙活動をしている安富歩さんを知り、ほんとうに、ああ、ついにこういうときが来たのだな、と感慨深く思いました。なぜ馬なのか、そこには使途目的などない、これは客寄せとかでももちろん ない、でもだからこその馬。馬と共に居ることの本質、そこを視ている人が居る、と。

この連載でも毎回書いていますように、2年前突然に自分に宮古馬の問題が降って来てなぜか先頭でやることとなり、当初慣れない馬のことでもあり、どう動いたらいいのだろうとしばし戸惑いましたが、すぐに、馬たちからその本質が伝わってきているのが解りました。
どう動いていくのか、その真髄の部分、それは言葉にし難いところですが、あえてしてみると、すべてのボーダーを外し、対立の外に常に身を置くということ、これは、この問題だけではない、すべてに通ずるところ、そこを視て、と馬から言われているように思い、馬を道標として、一歩一歩道程を進めてきています。
馬からは胸がいっぱいになるような、奥深い底の部分での心の組み換えを授けてもらったように思うのですが、まさにその部分を安富さんが表現されていたように思い、ようやく馬に対して同じところを視ている、想っている、しかも言葉と行動に移している人が、このような形で登場してくれたということに感無量でした。
これはこの時代、同時多発の現象でもあります。全国で、そして、全世界で、馬たちが立ち上がってきました。あちこちで馬という存在に人は気づき始めました。やっと私たちが馬たちの領域に追いついてきたのではないか、長い長い間、馬たちは人の覚醒を待っていた、それがようやく萌芽してきた。すでに手遅れになってきているこの世界、その中で、次の意識の目覚めの先頭を馬が走ってくれていて、人はその後を馬に導かれて世界を立て直していく、比喩ではなく、リアルにそんな時代を迎えているように思います。
と、相変わらずらわかったようなわからない、馬の説明、、いつまでたっても言葉が足りませんが、またの機会にも書きます*

さて、今回は、この数年の私の主題である「草と獣」のことについてです。

【「草と獣」という主題 】

今号のインタビューでは、岡山の猟師のリュウタロウくんが取り上げられていますので、今回は私も彼との間で今始まっていることも併せて書いてみたいと想います。
盟友リュウタロウくんとは、この数年、小さくとも壮大なテーマでのアートワークが始まっています。
彼との深い交流のなかから、この「草と獣」のテーマが降りてきました。
龍太郎くんは自分で仕留めた鹿たちを、自ら解体、肉は食用に、骨は道具に、皮はドラムに、美しく次の形に変容させる人です。
この過程、人は何万年もの間やってきたことですが、彼の仕事をみていると、生き物が次の形となる、その間に介在する人の「質」によって、出来上がる物というものはこれほどまでに違ってくるのか、ということが明らかになるのです。
そこは、これまで私の野生の草からのものづくりでも、最も研いでおこうとする意識でもあります。
人が作る以上、どうしてもそこにはその人が出ます。その時に、できれば自然が行く方向に身を沿わせ、草が成りたいように次のかたちに成る、そこにそっと寄り添いたいと願い、そうしたものづくりをしてきました。そこに人の想いや念などはら篭らないように。ただ風がそよぐように。
リュウタロウくんの創ったドラムや道具を初めて見た時に、同じところを見ている人だ、と解りました。

ある時、彼がドラムを作る時の道具としての鹿の皮でできた糸を見せてくれました。
それはまるで、私が草から創った糸と見分けがつかない。
それぞれが創った鹿と草の糸を並べたとき、、二人で軽く絶句しました。これらは同じものではないのか。。

鹿から作られた糸、草から作られた糸、大きく違う成り立ちの両者が、人の手を経て次の形になったとき、そこには同じ「素」の姿が現れていました。
動物と植物、両者は実は同じ原質である。
草だけをしてきた私と、鹿猪の猟をしてきたリュウタロウくんの仕事があわさったことで、世界の秘匿がそこに姿を現した、その瞬間でした。
その時から「草と獣」という主題が私たちのなかで始まりました。

この主題を掲げた実験的な展覧会は、今年も私のアトリエ「草舟 on Earth」で開催されました。
リュウタロウくんの他の参加者は、同じく前年も参加してくださった、「海獣の子供」の原作者でもある五十嵐大介さん、鹿のツノから繊細な植物を掘り出す橋本雅也さん。
この4人の世界観が合わさったそこに立ち上がってくるものに心躍ります。いよいよ動物と植物と人のほんとうの仕事が始まり、草文明の日々が深まる。その真っ只中に世界はあります。



矢谷左知子
野生の草仕事「草舟 on Earth」主宰
一般社団法人EARTH BOOK代表
  1. 2020/04/15(水) 17:13:29|
  2. 「名前のない新聞」連載

草暦の十三ヶ月 三月

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草暦 三月

「草の神や木霊たち」


この数年、沖縄の宮古島に呼ばれて、もう十数回通っています。

宮古馬と呼ばれる在来馬をお世話したり遊んだり、でほぼ終わるのですが、昨年は宮古島の植物にも深いご縁をいただくこととなりました。

クバという植物です。

クバはこの南島地域では、太古から、生活用具の素材として、人々の暮らしを支えてきたものでもあり、
また神の依り代ともなってきた大変重要な役割を担ったものです。

昨年のこと、ある方のお庭からクバの新芽を3本を拝受しました。
クバ自身の意思だそうです、
新芽はちょうど日本刀のような形と大きさ、
ずしりと重く、まさにそこにこれからこの世界にひらいていく命が折り畳まれています。

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それを手で開く、その行為にすでに、生命の鍵をひらくような、密かであり壮大な感覚を受け取ります。

クバはすでに平安時代には朝廷内でもたいへん神聖視されていたといいます。
実際、その気配には、人の心の古層を揺さぶる微細な反響のようなものがあるように思います。

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宮古島から飛行機に乗せて我が家にお迎えしたクバは、私の手の中でさまざまな形になり、身の回りで守護してくれているようです。

その姿に草の神、という言葉が浮かび、
またクバの木にはたくさんの木霊が息づいているように感じ、
クバがやってきた昨年の三月を記念して、この月に登場してもらいました。

馬や植物を通しての宮古島からの問いかけとは何なのか、
日常のなかで、それを毎日想う日々です。

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我が家の壁で、宮古島のクバたちが息づいています。

  1. 2020/03/29(日) 12:33:38|
  2. 草暦

草暦の十三ヶ月 二月

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草暦 二月

「山獣たちより授くもの」



冬は山々で生きる山獣たちには大変困難な 季節。
春が来るまで乗り切れず命を落としていくものも多くいることでしょう。
この時節には、海のそばに住んでいながら、 心はどこか深い山の中の命たちのところにいます。

この絵は、野に棲む狐が、遠く山の方から 聴こえてくる幻のオオカミの遠吠えに耳をすましている、
そんな図として描いてみました。

私の暮らす湘南でも、狸やハクビシンは居ま すが、狐は見たことがありません。
今のこの国では生きていけない狐も、いつか ひっそりと姿を消してしまうのでしょうか。
オオカミも絶滅したと言われて久しく、野生の狼は居ないとされています。
でも私は、実は彼らはまだどこかで生きているのではないかしら、と感じています。

いつか、私たちに’共生’という意識がはっきりと立ち上った時に、
オオカミたちは姿を現す のではないか、そんな日が来るように思えて なりません。

山獣たちの存在は、何千年とこの国で暮らす人たちに精神的にも大きく影響しているよ うに思います。

山そのものへの、そしてそこに仕えるように 棲む獣たちへの畏敬の念は、実は日本文化の 根底に横たわっているような気もし、
私たち の無意識の領域の中で、オオカミの復活が切 望されている、

そんなふうにも想うこの頃です。
  1. 2020/03/29(日) 12:29:36|
  2. 草暦

「自足で暮らす」ジャー村くんお話会@草舟

タイトル



ちいさなお話会をいたします。
どうぞご参加ください。
心あたたかな春の午後になるとおもいます。


:::
EARTH BOOKの頁を綴る人々との対話 -vol,3-

【自足で暮らす】
   ー発酵農園ジャー村の日々ー

おはなし
村上厚介さん
a.k.a
Jahmura Gautama

________

二年前、鎌倉の友人の牧ちゃんの旦那さま、ジャー村くんの麹つくりワークショップに初めて参加しました。
春分の日にも関わらず、凍える寒さ、おまけに雪まで降ったその日、ギュウギュウの会場でのジャー村くんのお話、農園の写真から伝わる暮らしぶりは大変興味深いものでした。
熊本の彼の農園の稲や農作物の、尋常ではないほどの見事な成りよう、その姿の美しさ、整えられた風土、景観に息を呑み、
いちどきに作る沢庵や、梅干しの、その量に、度肝を抜かれます。
軽々として、どーん、とダイナミック。
彼からは音源もいただいて、セレクトもとても良く、その後、宮古馬のショートムービーにいくつか使わせてもらいました。
農の暮らしに至るまでのジャー村くんのセンス、それが総合的な創造型となり、今の自足の暮らしと結びついた背景も感じました。
これからの地球での人の暮らし方の、愉しい方法の一つ、をスケール大きく、でも地道に、丁寧に具現されている方です。
この度の来鎌倉に併せて、小さなお話会をお願いしてみました。
当日は奥さんの牧ちゃんも来てくださいます。
静かで温かい、染み透るひとときとなるでしょう。
発酵農園の農産物、加工品も並ぶかもしれませんよ。

矢谷左知子


【日 時】 3月24日(火)新月 13:30-16:00ころまで

【 処 】 草舟 on Earth https://www.facebook.com/kusabune/

【参加費】 3.500円 (お茶・発酵農園の甘酒・沢庵、味噌、試食付き) *草菓子もあるかも。。

【定 員】 小さな場所なので、十名様ほど

【参加お申し込み】 
要予約 
EARTH BOOKのHP、contactページ https://www.earth-book.com/contact よりお申し込みください。
人数も明記ください。
当日精算になります。
お申し込みの方にアクセスをご案内します。
(横須賀線逗子駅よりバス)


【話し手プロフィール】
ジャー村(発酵農園)from くまもと
1981年生まれ。30才まで、熊本市内でサウンドエンジニア、オーガナイザーとして、音楽活動に励む。3.11の原発事故をきっかけに、玄米菜食の暮らしともに、自給自足を始めると、病弱な体が健康体になりました。性格も明るくなり、食の大切さを実感し、里山に移住。阿蘇外輪山を源とする湧水棚田で、1町の田んぼに手植え、手刈り、天日干しで自然栽培のお米を育てています。米麹、味噌、醤油、沢庵なども手作りしながら、販売、ワークショップもしています。『現代農業』にお米づくりの記事を中心に連載中。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009070609642
:::::::::::::::::::
主催:一般社団法人EARTH BOOK
web site https://www.earth-book.com
  1. 2020/03/16(月) 20:15:33|
  2. イベント

草講座 2020  草リトリート -清明編- 

草から
馬から
齎(もたら)される 大いなる共生意識のこと
______________________________



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画:矢谷左知子



草講座 2020 
草リトリート -清明編- 


_
半年以上おやすみしておりました,
草講座。

内側の変化が早過ぎて、
外側でおこっている事象も待ったなし、
宮古島との往復、
そんな日々におりました。

その間にもたらされた膨大なインストール事項は、
自分のこの先の指針となっていくことと想いますが、
いまはまだサナギ、
今年、いよいよ具体的になっていくのだろうなあ、など感じております。

この春より、不定期に、
より深々と、
そして、かるがると、
再開してみようと想います。

講座、ってなんなんでしょう。
その意味も考えながら、
草講座というものをとらえ直してみようと思います。

表面にまだ見えずとも、
新生、草講座、です。

とはいえ、こんな時ですので、
ライトに、
シェアトークを主に、
いろいろなお話を分かちあうことができましたら。

皆さまとの再会、
あらたな出逢いに、
しずかに胸を膨らませています。

もし心が動かれましたらお待ちしています。

どうぞ、ゆったりとお越しください。


■内容

草と馬のおはなし
草暦のおはなし
季節の草からの気づき・草との時間
静かな時間
シェアトーク
etc.

おやつに 季節の草のお菓子や お茶を


■日時

3月29日(日)
もしくは
4月5日(日)
お好きな日に

各回 13時より16時ころまで

■受講料

5.000円
各回4名さままで


■場所

ー草の隠れ家ー
草舟 on Earth

横須賀線逗子駅よりバス
海の目の前の森の中
お申し込みの方にお知らせいたします。


*お天気がよければ、庭での時間も取りたいと思います。
*時節柄、それぞれの裁量での衛生管理にご留意ください。

=お申し込み=

左のコーナーにあるメールフォームより
もしくは
xusa93hina*gmail.com (*を@に代えてください)
まで、メールにて承ります。

・ご希望日
・お名前
・もしものときに連絡のとれるお電話番号

をご記載ください。


矢谷左知子
  1. 2020/03/10(火) 22:00:58|
  2. 草ワークショップ

レポート【狩猟・採集と大地の再生 身体との呼応】Talk Live 2/29

EARTH BOOK Talk Live
「EARTH BOOKの頁を綴る人々」vol.2
【狩猟・採集と大地の再生 身体の呼応】レポート

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去る2/29、各所ではイベントも自粛というなか、お話会を予定通り開催させていただきました。
予想に反してキャンセルの方も少なく、当日は朝になってからのお申し込みも続々、と、
会場は定員の30名を上回る盛況となりました。
ご参加の方たちも、遠くは山形、栃木、千葉からもお訪ねくださり、
あらためまして、この時節にお集まりくださった方々に御礼申し上げます。

今回は、自然界での労働に於ける身体感覚という、表出させるのが大変むずかしいテーマでのお話会でした。
もとより、足りないファシリテーション能力も大きな原因でありますが、次々に話されていくその場のお話は、
とてもまとめあげることできず、むりにまとめるのも野暮、と、定めることなく漂流させることに。。;;
ただ、ゲストから発せられる確かな言葉、日々向き合う現場の中でそれぞれの身体に刻まれた唯一無二の実感、
そしてその先に立ち上がるものを共有したい、というこの度の目論みでした。

なぜ?、、なぜなら、
その感覚こそが、他の生命との共生の鍵となる、
他種との共通言語となり得る、人間としての大事な身体感覚ではないか、というこの数年の自分の確信からです。
それが見落とされている限り、共生という次元に行き着けないのではないだろうか、と。

掲げたテーマ自体、分類も曖昧で、また、これまで繋がってきていながった領域。
そこ、に足をかけたい、と、とにかく船出してみた、そんな茫洋としたひとときになったと思いますが、
やはり矢野智徳さん、赤田龍太郎さんのお話は、比類のない、この時代に大事な核の部分ではないか、と
あらためて確認させられる内容でした。

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舞踏、武術、それらの身体アートは、身体そのものに焦点を当てて、その洗練性を高めていくものです。
大変興味深く思っているものですが、時としてそれらは、身体そのものへの意識が過剰になりすぎる分、
逆に本質から遠ざかっているように感じるシーンにも出逢います。

一方屋外での身体労働では、まず仕事の遂行ありきであり、結果的に動きの錬磨がついていくというものですが、
とくになぜかこの国の人々は、さまざまな仕事ごとに、そこで必要な動きを極めてしまう性向があるように思います、
その意味ではアートが目指している領域に、あっさり乗り上げてしまったりもします。

理にかなった動きをしているからこそ、現れるものですが、さらにその先の精微なところまで捉えられる感度がある人のもとには、
完璧な動きの美が出現します。
身体労働に於いて、そこに達している人は稀有だと思うのですが、まさにそこに連なる方々として、
大地の再生の矢野智徳さんと、猟師の赤田龍太郎さんを今回お招きしました。

そしてお二人とも、その仕事の相手は、自然、

そして、’間に位置する人’

獣と人の間、

大地、空気、水と人の間、

このお二人とお会いした時に、ああ、やっとそこを共有できる人が現れてくださった、と思いました。

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矢野智徳さんのお仕事は、現代土木が本来為すべき道筋とは違う方向性へ走り続けてきた結果、
ダメージを受けてしまった日本中の山、森、川、沿岸部の詰まり
を取り除き、命脈を蘇らせ、大地を息づかせる、大地の修復再生に労を惜しまず奔走していらっしゃる環境再生士です。

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そして赤田龍太郎さんは、相棒のオオカミ犬と共に、野山を駆け巡り、時に這い、鹿や猪、穴熊猟をする猟師。
銃ではなく、自らの手で仕留め、いただいた命を余すところなく次の形へと送り出す仕事をされています。

それぞれの現場は当然ながら野外、そして、どこも待ったなしの現場とでもいうべきところ。

人間界での知識で太刀打ちできるところではない。
そしてその時に、力づくではない、たいへん微細な対応でことを読み解き、遂行していくこの両氏の身体性、
極度に洗練された身体感覚を私は感じ取り、ぜひ、お二人に仕事に於ける、その感覚のお話を伺いたい、と、
この度のかなり説明しがたい領域のお話会でした。

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私自身、栽培をしない、採集文化のなかでの草仕事の現場は、常にやぶの中、
雑草の代表格ともいえるものが自分の素材のため、未踏の現場で素早く動き、作業を納める繰り返し。
常に身体を研ぎ澄ませて労働してきたなかで、たくさんのことを感じ取らせてもらってきましたが、
そこを共有できる人がいなかった、分かっている人のお話を伺ってみたい、、という長年の夢がかなうのが、
うれしくてしかたありません。

当日は、龍太郎くんが、山の獣たちが里に降りてきて果たす大地再生の、動物たちの仕事の話、
家族として周囲に居る人や共に暮らす動物たちとの身体を通じたコミュニケーション、
互いに日々ケアしあう本当の意味、大切さ、山での猟の際のさまざまな出来事、身体感覚、、

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矢野さんは、日々の大地の再生のこと、被災地での復興での気づき、
また、格言としての「百聞は一見に如かず」のその先の「百考は一行に如かず」が意味するところからの身体論、
「足るを知る」と言う格言の意味合い、足らない、というのが本来の生命を生み出す源、
足らず、不安定、というところにエネルギーの脈動がある、
車や重機なども日々一緒に仕事する仲間としてその能力を引き出していく感覚のお話、等々、

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それぞれが話された内容、世界観を、ひとつの身体論に帰結することは到底できず、能力オーバーな試みでしたが、
懲りもせず引き続き、またこうした実感と実体験を伴った、大事な感覚の領域を拡げていく機会を持てたら、と思っています。

繰り返しになりますが、その身体感覚こそが、他の生命との共生の鍵となる、と確信するところがあり、
宮古馬との共生という課題に日々向かい合う昨今、
そこをもう少し探ってみたいと思うものでもあります。

当日、お集まりくださった皆さま、サポートいただいた方々、ありがとうございました。
動画の記録もしていただいたので、後日シェアの機会も持てたらと思っています。

2/29のレポート記事はこちらも→EARTH BOOK hp

ご参加の方々のナイスな質問があって、この会の締めくくりを助けてくださいました。
いつもながら、皆さまありがとうございます。

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やのさん / やたに / りゅうたろうくん
  1. 2020/03/10(火) 12:12:36|
  2. EARTH BOOK

名前のない新聞 連載記事 忘備録3


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名前のない新聞 連載記事3
2019.3.4

【 草文明の日々 その三 】 ー草と海と馬の物語ー    矢谷左知子



南の島に小さなお馬たちがいます。沖縄県宮古島の在来馬、宮古馬。絶滅を危惧されている頭数で、県の天然記念物でありながら、行政が見捨ててきた結果、大変ひどい状況になっています。私はどういうわけか、2017年から「ミャークヌーマ宮古馬の会」という名前で、会とはいえひとりで、その宮古馬の救済活動を水面下でしてきました。詳しくはFacebookのページをご覧ください(*下記参照)それまでお馬さんとはご縁なく、初めて出逢った馬が宮古馬たち。彼らの群れに受け入れてもらうようになってからというもの、問題そのものはさておいても、馬たちのあまりの素晴らしさに今では魂の底から馬たちと同化し、離れていても私も群れの一員として、いつも彼らを想い、いまでは家族のような存在になっています。そのお馬のお話は折々に書いていきたく思いますが、そのように馬に心を向けてみる時、馬の付く慣用句の、いかに馬を馬鹿(これもです)にしたものが多いかということに気がつきます。
馬と接する時、その崇高さにはいつも胸が一杯になるのですが、慣用句はそれと真逆、どれもひどいものばかり。
「馬耳東風」もそのひとつ。東風は春風の意で、春になって心地よい風が吹いていても、馬は耳をなでる春風に何も感じないだろう、ということから、他人の意見も心に留めない、という意味に使われます。とんでもないこと、馬たちも、他の生き物たちも、人間以上にデリケートな感覚を持っていて、風が運ぶ情報なんて、人には及ぶべくもなく察知し、読み解いているでしょう。
そこで、これからは、人の馬たちへの負の表現を転じるべく、新しい馬の慣用句を作っていこうと思っています。
その第一作目としては、2月の草暦にも書いたように、馬耳東風を言い換えた言葉をつくってみました。
「春風 仔馬の耳に あそぶ」
先日生まれた仔馬の愛くるしい様子はミャークヌーマ宮古馬の会のページでご覧くださいね。


《 草講座 ー労働は美に変わるー 》

さて、今日も草のお話です。
「草」と共に生きてきました。草の声を聴き、草から学び、全身全霊で草と共に労働してきました。
身の回りの野生、遠くに出かけなくても、すぐ足下で出逢うものたち、草草。それが自分の師であり、仕事仲間である、そんな暮らしを気がついたらもう四半世紀以上。
その前半の十数年は、草から繊維を取り出し、糸にして、布を織る、野生の草の布を織り続けていました。たぶん500枚以上、もっとかな。
やり方は誰にも聞かず。草に聞いて独り学びました。草が全面応援してくれました。
「草の布」つくりはまず生えているところを探すことから。それを採取し、種類によって繊維にするまでの工程も違い、その季節いっぱい、一年分の素材を作りためておく、採集文化の、膨大な労働の毎日。それはおおげさでなく、心身の歓び極まるものでした。

糸にしてからは、身の回りの植物で染め、そして、織る。
糸にする草、染めに使う植物、素材とするものは、人に疎まれ刈られる草、落ちている木の実、そんな忘れられたものたちが主役です。
それらがこの体を通って、次の形に姿を変えてゆく、その変換装置として自分がいる、労働が美に変わる。ただその作業が至福なのです。
布を織るのが目的ではなく、草と人がコラボする、その過程こそに主がある。布は結果的にでき上がる副産物、目的は野生の存在とのやりとり。
そのため、1)栽培はしない 2)人類にやり方は聞かない 3)草から学ぶ 4)遠くの素材ではなく足下の在るものでやる、というのが、草から布を織るにあたって、自分に課したことでした。以来二十数年、草むらでゴソゴソ人生、草薮にはいるときの自分なりの流儀ができました。
体の使い方、自然のなかでの重心バランスの取り方など、草から学んだことが、今の私の心と体を造り、歓びで充たしてくれています。
そうした体の使い方のこと、草界にはいるときの流儀、織るという作務のことなどは、また次回に書きたいと想います。
そんなことをお伝えするために、毎月「草講座」というタイトルで、草のあれこれの講座をひっそりと、この10年ほどしています。これは、草から籠や箒などの道具をつくったり、染めたり、野生の草が人を通って次のかたちとなる、それを体感する時間です。何かをつくるのが目的ではなく、その過程で見えてくる授かりものを体得する、草時間の至福をお伝えする、そんなひとときになればと続けています。そのような日々が、今度は私に馬を授けてくれました。そのお話はまた続きます。


草舟 on Earth(草講座・馬講座のことはこちら)
http://kusabune.blog.fc2.com

ミャークヌーマ宮古馬の会(その後)
https://www.facebook.com/myahknuma/
  1. 2020/02/05(水) 12:18:08|
  2. 「名前のない新聞」連載

名前のない新聞 連載記事 忘備録2

草文明の日々2


名前のない新聞 連載記事2
2019.1.2


冬至から1月いっぱいほど、この期間は一年でも一番お日さまが美しいシーズン。
わずか一ヶ月だけの特別な光、ツヤツヤと肌理の細かい光のミストシャワーに全身を浸すことのできる至福の時季です。

寒いのは苦手、でも、その空気の冷たさゆえの透明感が織りなす自然現象に、ときに恍惚となる、そうした瞬間がそこここに。
期間限定のとびきりの光に包まれながら、やはり太陽は冬至に生まれ変わるんだなあ、と、つくづく思うのです。
そんななか、今、うちの庭では、奇跡のような光景が繰り広げられています。
庭のシンボルツリーでもある一本の大きな木は、この時季なのに新緑であふれ、初夏のよう、また、例年ならとっくに寒さでうち枯れている夏草も、新しい元気な若葉を次々と吹き出し、一年のすべての季節が今、この庭に出現しているようで、まるで、お伽草子に出てくる不思議な時空の世界に迷い込んだかのようです。
現実とファンタジーとの境界が淡くなってきたように感じられる私の日々ですが、実際、現実のほうが虚構で、ファンタジーのほうがリアルに捉えられることもある、そんな瞬間が増えてきたようにも思えます。
壮大な絵巻の一部のような、この庭に佇み、世界の概念というものもこれから大きく組み変わって行くのかもしれないなあ、と、ほんやり思ってみたりします。
さて、今回は毎年つくっている「草暦」のお話です。

《 草暦のおはなし 》

「草暦」という気の抜けた暦を創ってきました。
今年で14年目、年ごとに色も、デザインも違う草暦。すべて手書きの原稿。数字も罫も手書きです。
一見、超アナログの暦ですが、実はタブレットと電子ペンを駆使して描いています。
草暦は、日常で普通に使えるように、グレゴリオ歴に合わせて、始まりは太陽太陰暦の1月1日ですが、終わりは月の暦に合わせて太陰暦の大晦日、元旦で終わるので、13月が一セットの暦になっています。
毎月の満月、新月のピークの時刻、二十四節気、七十二候が印され、予定など書き込めるよう実用的な暦です。と、思っているのは本人ばかりなり(?)世の中のものさしから言えば、少々変わっているのかもしれません。

始まりのころは、私がまだ草から糸をつくり、草の布を織る作家活動をしていた時でした。
デザイン、言葉、絵、を私が、友人が印刷手配、前書き文を担当、この14年間続いています。その友人とはもともと1988年の八ケ岳のいのちのまつりでも一緒だった、長いおつき合いの間柄です。

草暦、当初から10年間ほどは周りに居てくれる草たちの季節のうつろいが中心の暦でした。
この数年、それが自分のなかで、なにか違うものとなってきました。
きっかけは2016年の草暦からです。
私は今、海の目の前の山の中腹に住んでいるのですが、その年は、この山での一年を描こうと、13月のページの風景をひとつらなりに繋げ、この山の12ヶ月を描くことにしました。木々、草々、この山に棲む生き物たち、虫や鳥、海に沈む夕日、、など自分を取り巻く周囲の風景を描いているうちに、いつしか、自分がその景色のなかに入り込み、あれ、私は今、どっちで生きているのかしら、暦のなかに入ってしまったのか、、と、ボーダーが淡くなるような体験がありました。
その時に、あらためて、暦というのは、宇宙の運行、自然の摂理の顕現でもあり、わたしたちは、そのなかを泳ぐように浮かぶように存在し、人類はそれを自分の尺度で理解できるよう、切り取り顕したものなのだなあ、、と深く感じいった体験をしました。
翌年の2017年、草暦の舞台は海の中になりました。この年12年目の草暦、初めて草は一本も出てこず。。今素潜りに夢中になっている私が潜った、葉山の海の中が描かれています。草暦ならぬ、海暦。
そしてその年に、突然、私に馬が降ってきて宮古島の馬の活動が始まったので、次の年は、馬暦になるのでは?と言われておりましたが、馬は尊すぎて、まだ描けず、2018年は、「野生を生きるものたちと、人の暮らしの営みの、まことの共生」というテーマの暦となりました。
2016年以来、なにか自分のなかで、暦というものの解釈が組変わり、まるでこの惑星の、生命潮流の一環のなかの、ひとしずく、それを自分なりに描き現す、というようなものになりつつあります。
そして、2019年版、最新作の草暦の表紙には、大人になる手前の仔馬が木の下に立ち、こちらを見ています。
去年からの自分の主題ともなった、馬と人のこれから。馬というのは陸の全生命の守護、というメタファーのもと、草から、海から、手渡された、命の循環のバトンを携えて、いよいよ馬と共に走り抜けるのだなあ、と2019年に向けて胸を高鳴らせている、そんな草文明の日々です。
  1. 2020/02/05(水) 12:02:46|
  2. 「名前のない新聞」連載

「なまえのない新聞」連載記事 忘備録

2018年より連載させていただいている、旧知のあぱっちさんが30年以上発刊し続けている老舗のミニコミ新聞とでもいうのか、とにかくロングラン紙媒体の「なまえのない新聞」。

隔月で、現在9回目の原稿を書いていますが、その一回目からを少しずつここにアップして忘備録がわりにしたいと想います。
____

草文明の日々序

名前のない新聞 連載記事1
2018.10

【 草文明の日々 序 】 ー草と海と馬の物語ー    矢谷左知子

                                

今号から連載させていただくことになりました。あぱっちとは88のいのちの祭り以来、お互い東京に居たころから30年来のお付き合い、とはいえ、その間これまで会ったのは数えるほどですし、最後に会ったのは20年近く前かもしれません。
彼が八丈島に住んでいる頃、不在中の犬猫シッターで何度か訪島しました。不在中ですので、もちろんのことすれ違い。あのころのいとしい犬猫たちも天国に行ってしまって幾年、、の今年になって、久々の連絡を受け原稿を書かせていただくこととなりました。

私はというと、長い月日を野生の草と生きてきましたが、なかなかご説明し難く、少しずつ書かせていただく中で、なんとなくわかっていただけたらと思っています。
表題の「草文明」とは、私の造語で、長年にわたって草から教えてもらった、人の在り方をイメージしたものです。
草とのやりとりで土台を造ってもらったその上に、この10年は期せずして海と出会い、海と同化し、一年前からは馬が降って来て、馬と出会うこととなり、それらすべてにある根源的な同質性と、丸ごと全霊で関わりながら今を生きています。
草と海と馬は、自分の命とは切り離せないものというのもよくよく解ってきた、そんな日々、草や虫や、周りの生き物たちから教えてもらってきたことを、トボトボと書かせていただこうかと思っています。
今回は、去年の夏の海亀との邂逅から知らされた、この世界の物語です。

《海亀からの伝言》ー鯨から馬へー

激しい季節の夏も終わりました。
夏はなるべく海の下に居ます。身一つの素潜りです。泳ぐよりは潜る。完全に海の中で過ごします。その時に海中で受け取る全き調和のことについては、また別の機会として。
今回は海亀との夏の一夜のお話です。

海の目の前の山の中に住んでいます。家の前の急傾斜の山道を駆け下りるとすぐに海。
今年もよく潜りました。
海亀が来てくれたのは去年の夏のことです。
その夜はビーチの人影のない暗い場所で茣蓙を敷き、友人たちとゆったりと過ごしていたところ、のっそりと波に乗って現れた黒影、、一瞬ぎょぎょ、としましたが、すぐに海亀だ、とわかりました。亀はすぐそばをゆっくりと横切り、あるところで止まると前脚で砂をかき分け穴を掘り始めました。産卵です。息を潜めそっと様子を伺い、少しずつ近寄り目の前でゆっくりと卵が産み落とされるのを見せてもらいました。しだいに夜は更け、皆帰り、浜には海亀と私の二人だけ。
いつまで続くのかわからない、この産卵立会いに、亀の横で寝そべりながら、時々亀に話しかけながら、時折亀から砂をかけられながら、星を見上げて過ごしました。
穏やかで満たされた時間、ふだん有り得ない状況にも関わらず、淡々と、なにか当たり前の日々のよう。うちの猫と一緒にいるのと変わらない感じでもあり、ただ愛おしく大切でした。その夜は産卵に最後まで立会い、亀が海に還っていくまでの砂浜も、横に並んで一歩一歩、一緒に歩き、頭をなで、真っ暗な海に亀と共に入って見送りました。

私は今、沖縄宮古島の在来馬、宮古馬のことで活動しています。海亀には、「お馬から聞いて来たの?」と尋ねました。答えはわかりません。でも、亀が来てくれ、ひととき共に過ごすのを許してくれたこの体験の意味は後日わかったように思いました。
私の妄想ですが。
この10年ほどは海に魅せられ、 海水の中では鯨に挨拶をしていました。去年から馬の問題がなぜか私のところに来て、今お馬のことばかりやっていますが、そんな中、面白いことを聞きました。鯨たちが海でしている大事な仕事、海の守護、それと同じ仕事を陸で担当しているのは馬、馬たちが陸の守護をしている、と。
そこに亀。海と陸を行き来するもの。
海の情報を鯨から馬へ、陸の情報を馬から鯨へ、それを亀が仲立ちし、伝言を人経由で繋ぎ、陸と海の情報を交換する。そういうことだったのではないか、と。
神話のような、鯨ー亀ー馬、というルートがあるのかもしれない、生命潮流の大きな歯車を垣間見たような、それを体現させてもらったこの夏、では、その大きなサイクルの中でのヒトとしての役割、大事な仕事とは、、いよいよそこを意識させられていきます。
草・海・馬の物語、たゆたいながら次回へ続きます。


草舟 on Earth http://kusabune.blog.fc2.com  
毎月、草の手仕事講座、たまに草海講座、草馬講座をしています

ミャークヌーマ宮古馬の会 https://www.facebook.com/miyakouma/ 
沖縄宮古島の在来馬宮古馬の現況をお知らせしています

* きょうのオマケ ー蟻食洗機ー *
うっかり残り物を出しっぱなしにしておくと食器に蟻が群がっていることがありますね。私はそういうときは、邪魔にならないところにそっと置いておきます。汚れが詰まったザルなどはあえて一晩外に置いておくことも。そうすると、あら、キレイ、翌朝にはピカピカに。小さな虫たち、みんなに手伝ってもらって簡単に洗いもの。



  1. 2020/02/05(水) 11:53:47|
  2. 「名前のない新聞」連載

【狩猟・採集と大地の再生 身体との呼応】Talk Live 2/29

FBカバー



Talk Live【狩猟・採集と大地の再生 身体との呼応】


猟師の赤田龍太郎さんと、
大地の再生、矢野智徳さんと三人のお話会を開催します。

ータイトル
 「狩猟・採集と大地の再生 身体との呼応」


ーお話の内容

’自然の中に於ける、仕事をする際の人としての身体の処しかた’、
舞踏や武術などではない、ただ、労働、作務のなかに顕かになる身体性の摂理、
そのあたりの身体感覚のお話になります。

他ではなかなか聞けない、かなりのコア領域です。

ご参加受付中です。🌿
お申し込みは下記の記載をご覧ください。



ーEARTH BOOKの頁を綴る人々との対話 vol.2ー

Talk Live
【狩猟・採集と大地の再生 身体との呼応】
       ー自然界での仕事に於ける 身体感覚ー
__________________________

<その感覚は、他の命との共生に大切な鍵である>

人の身体の動きというのは、人以外のものとの関わりに於いて、大変に重要なもので、一つ一つの動作というのは決して疎かに出来ないものだ、ということは、長年、野の草の現場に居て気付かされたことです。
今回は、野で、山で、その現場と深く繋がり、時に駆け廻りながら仕事をしてきた方々に、その仕事に於ける身体の動き、在り方についてのお話を伺い、自然界の中での労働に於ける人の身体感に特化して、その考察をしてみる、という試みです。
今回ご一緒してくださるのは、
昼夜、相棒の狼犬と共に、山を這い、駆け巡り、鹿や猪、穴熊などの猟を仕事とする、岡山の赤田龍太郎さん
日本中の現場を飛び廻り、人為的にほころんでしまった大地を、
天智に沿って修復していく環境再生土木の第一人者、矢野智徳さん
です。
お二人が身を置く現場と、その身体のつかいかたのあれこれを、
長年、野生の草の採集をしながらの、ものづくりのなかで刻まれた感覚を、生きる中核にしている私も交えての、よもやま話。
地球という重力の星に生まれ、一生お付き合いしていく、自分のからだ。
その身体という宇宙を拓く
さまざまな身体感覚が浮かび上がるひとときになるはずです。
そして、その感覚は、他の命との共生に大切な鍵である、と思い、このテーマの話会をしてみたかったのです。
ここから浮かび上がるものの行き先を決めずに、そこに揺蕩う生命感覚を識る時空となれば、と
輪になってのラフなお話会です。
ご一緒いたしましょう。

EARTH BOOK 矢谷左知子


<話し手>

矢野智徳 (大地の再生 結の杜 顧問)
赤田龍太郎 (猟師 シャーマニックドラムメーカー)
矢谷左知子 (草作家 いのちの翻訳業)

アドリブで他ジャンルの方も加わります。おたのしみに


---
*ご参加はメールにてご予約を受け付けます。
以下のお申し込み方法をご覧いただき、お申し込みください。


□日時
2020年2月29日(土)13:30-16:30


□場所
黒門カルチャーくらぶ(逗子海岸)
神奈川県逗子市新宿1-4-7
hoppou-bunka.com
https://goo.gl/maps/s2tKe3UC4NVZgKeW7
(逗子CINEMA AMIGO向い)
*パーキングは隣にあります(有料)


□参加費 
3.000円(事前振り込み) 
3.500円(当日精算)


□お申し込み方法
一般社団法人EARTH BOOKのHP
Contact(お問い合わせフォーム)よりお申し込みください。
https://www.earth-book.com/contact
Subject(件名)を「2/29トークライブ申し込み」として、
Messageに参加費のお支払い方法(事前お振り込み・当日精算)をご記入ください。

◉事前振り込みは2/26までのものが有効です。


<振込先>


湘南信用金庫の場合 

  一般社団法人EARTH BOOK  代表理事 矢谷左知子
  シヤ)アースブック
  湘南信用金庫 逗子支店 店番028
  普通口座 0135443


ゆうちょ銀行の場合
 <ゆうちょ口座間の振込の場合>
  一般社団法人EARTH BOOK
  シヤ)アースブック
  ゆうちょ銀行 記号10910 番号33114191

 <他銀行からの振込の場合>
  シヤ)アースブック
  ゆうちょ銀行 店名〇九八(ゼロキュウハチ)
  店番098  普通口座 3311419

主催・お問い合わせ:
一般社団法人EARTH BOOK
https://www.earth-book.com
  1. 2020/02/03(月) 11:12:18|
  2. EARTH BOOK

草暦 折り本仕様のカバー

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この三年私が使っている手作りカバーです。

かつて「草の布」作家だったころに織った葛布
野の葛を繊維にして、山栗のイガで染めてから織った布です。

写真は、作り立ての2016年のものと、
今のものです。
だいぶヨレヨレしてきました。

布は葛布
紐も野生の苧麻から撚ってつくった草紐
*草暦吊り下げ版にはこの紐と同じものを、xusa musiともに、内職で一部一部を綴じているのです。
玉も手作り。田んぼの土を庭で焼いてビーズにしました。

草から布を織るまで。
やっていたころは、ごく普通の仕事だったのだけど、
いったん辞めてみると、よくまあやってたなあ、、と
はるか昔の自分を見ているような気分になります。

実際、遠くに来てしまいました。
今わたしは、宮古島のお馬さんからの連絡をうけて、なぜか馬のことが始まり、
それに端を発して、いよいよ動物たちの領域で動いています。

もちろんそれは、その前に、草からたくさんのことをおそわってきたからです。
その仕上げとして、次に動物たちのところへ行きなさい、との連絡が草からあった、
そんなところです。

毎日ものすごくたくさんのことが動いていて、
なかなかここでお知らせする時間もとれない、そんな数年ですが、
草と馬は自分のなかで、同一のものですので、
今年はこれまでおろそかにしていた、記事アップも精を出したいと思っております。

もうすぐまた宮古島に行ってきます。



  1. 2020/01/30(木) 11:51:01|
  2. 草暦

草暦 折り本手帖あります

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2020草暦

印刷が上がって、たくさんの梱包が届いた時には、うれしいのと同時に、
この山が亡くなる時が来るのだろうか、、と毎度おののき半分なのですが、おかげさまで底が見えてきました。

吊り下げにしても、折り本にしても、届いてからの内職がまたひときわ手間取ります。


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吊り下げ仕様は、
夏の間に、野生の草から自ら作った糸で、一月分を綴じ合わせます。
糸といっても一本として同じではない、野生の繊維なので、揃えて一束の紐にしてから、穴に通して結ぶ。
じつは職人芸でもあります。


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折り本仕様は、
カットしていないシート全三枚を糊で張り合わせ、蛇腹に折りあげて一冊にします。
これがまた内職の手間がかかるため、ついつい後回し。

そういうわけで、折り本は積極的に告知もしないできたために
まだまだあります。

実はスケジュール手帖として、ご愛用くださっている方も多く、
和紙のためにボロボロになって、めくれあがったりしても破けず、
それがいい味を出したりしています。

今年、旧暦のお正月からのスケジュール帖にいかがですか。

ご希望の方はメッセージをくださいね。
xusa93hina*gmail.com
(*を@に変えてください)


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  1. 2020/01/16(木) 16:00:27|
  2. 草暦

草暦の十三ヶ月 一月

1新旧ふたつ

草暦1月


「 然して 草よ 人よ 」  2019版


「 この星の ものがたり 」 2020版


草暦の最後の一頁、お使いになっていますか。
12月が終わったら、もう一枚めくってみてくださいね。
最後のさいごにもう一ページあります。

何年も気がつかなかった、という方が居て、それもちょっとショックでした。

草暦はグレゴリオ暦に合わせていますが、
毎年最後の一ページは、いわゆる旧暦の元旦で終わるので、いつも十三枚あるのです。
最後の一枚は、オマケの時もあり、実は密かに核心だったりする時もあります。
2019版では後者です。

草暦では、一月は新旧二つの暦が並ぶ、唯一の時。

前年では、暦の13ページ目に来るので、エンディングとなり、
本年ではトップ、始まりの一頁、

同じ一月でも、それが持つ性質が違う、というのが、
作っている本人にとっても面白いことです。

2019年版の方では
前月12月の山獣たちへの一文を受けて、草も、人も、
という意味で後に続けました。


もろともに 光と在れ 山獣たちよ

然して 草よ 人よ



里山に出てこざるを得ない、棲む場を奪われた熊たちへの祈りの12月を受けて、
草も 人も
みな、もろともに光と在れ との願いをこめました。

さて、2020
いよいよ物語のはじまりです。



  1. 2020/01/11(土) 21:02:19|
  2. 草暦

草暦の十三ヶ月 十二月

12.png


草暦12月

「もろともに 光と在れ 山獣たちよ」


2019ももうすこしでお終いですね。

今年の沖縄宮古島行きはに7度にわたりました。
1.5月に一度くらい、でしょうか。
あちらに行くと、宮古馬たちとの日々。
何ヶ所にも点在する馬の現場を朝夕回って、その合間には大量の草刈りをし、
また今年は7月と11月の二度、ナチュラル・ホースマンシップに基づいた馬との訓練をみっちり受ける機会にも恵まれ、、
と、島にいる間じゅう、やることが満載で、

国内でもベスト、と言われている美しい宮古の海がすぐそばにあるのに、
大好きな素潜りもまったく出来ないのです。
それくらい、毎日休みなく馬との時間でした。
でもそれが至福なのです。

そのような一年。
自宅に帰っても溜まった仕事の山、
今年のブログ記事はとうとう、じっくりとした更新ならず、
目先のお知らせのみに終わりました。

月ごとの草暦の解説を目論んでいましたのに、
とうとう後半は出来ずしまいでした・・

愉しみにしていてくださった方はほぼ居ないと思いますが、
もしいらっしゃいましたら、お詫びいたします。

せめて、今年の〆、
12月の草暦についてを。

草暦12月
これは、これまでにも何度も書いたことですが、
毎年12月は、草暦では奥山の熊への祈りの月です。
ある年を境に、日本全国の里に熊がいっせいに下りてくるようになりました。
それは人が熊が生きていく場を無くしてしまったからです。
空腹で冬眠もできない熊たちが冬中、食糧を探して廻るのです。

そうして、そのような、やむなく里へ下りてきた熊たちは、ほぼすべてが銃殺という、
問答無用の蛮行が躊躇なく行われています。
おそらく、この国での熊はまもなく絶滅するでしょう。

もう大きな動物たちが生きていけるフィールドなど、どこにも残されていない、
世界はそのように変わってしまいました。

それに対してわたしはなにができるのだろう、と長年想ってきました。
結局、なにもできないままの年月、、
せめて熊への眼差しを持ち続けたいと、12月の七十二候「熊穴にこもる」に捧げて、
欄外の言葉や絵は、いつも冬山の熊への祈りを描き続けました。

そうした熊を筆頭に、
山々に隠れ住む生き物たち、
絶滅していった山獣たち、
オオカミたちへも向けての呼びかけです。

山の鹿の角も落ちたでしょうか。

海辺の地に住みながら、
山獣の魂を感じ、過ごす、
毎冬です。

  1. 2019/12/29(日) 20:30:58|
  2. 草暦

葉山土曜朝市で草暦 路上販売 11/14. 21

🌿草暦 路上暦売り🌿

*21日は出店をお休みさせていただきます

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明日14日森山神社土曜朝市で、草暦初売りです。
(来週の21日も出店予定です)
一年でこの時期だけの路上暦売り。
最後の草の紐で綴じる作業が手間で、出荷までに大変時間がかかるのですが、
夏の間に自分で草から繊維をとり出したこの草紐で、十三ヶ月の暦を結び合わせる、
そこまでがひとつの完結。
命が吹き込まれます。

すべての作業を一人でしみじみ内職、そんなこの季節です。

年々、動物たちの登場が増えて、生き物暦になってきました。
2020草暦、
鹿、狐、亀、蟻、鯨、馬、熊、、、いろいろいます。

対面販売、ひやかしに来てくださいね。
9:30〜12:00くらいまでいますよ

森山神社土曜朝市
https://www.facebook.com/moriyama.asa1/
美味しいコーヒーやパン、お菓子、、いいものたくさんの朝市です

xusa
矢谷左知子
  1. 2019/12/13(金) 17:51:25|
  2. 未分類

草暦できあがり

草暦2020
ご注文承り中


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無事に刷り上がり、断裁屋さんにもお世話になってできてきました。
これから、初夏にとった苧麻(からむし)の紐をつけたり、折ったりして、ご予約順にお送りいたします。
紙色は、白になったはずでしたが、折り本用の一部には在庫があったようで、生成りのものがあります。

2020年1月〜2021年の1月(いわゆる旧暦元旦)までのカレンダー

サイズ 96mm X 210mm
色   水色
紙質  楮とマニラ麻とパルプ(比率は企業秘密とのこと)


吊り下げ仕様 定価1500円
 まとめ割引
 5部以上      1300円
 10部以上 8掛け 1200円
 30部以上 7掛け 1000円

折り本仕様 定価 1700円
 まとめ割引
 5部以上 9掛け 1500円
 ※折りについては10部以上割り引きはありません。


ご注文承ります。

矢谷左知子 xusa93hinaアット驚くgmail.com
アット驚く、を@に変えてくださいね。

◉メールのタイトルに「2020草暦注文」としていただけると助かります。

  1. 2019/11/13(水) 16:17:12|
  2. 草暦

草暦 ご予約・お取り扱い店、募集しております

草暦2020
お取り扱い個人、お店、募集しています

今年も草暦はまもなくでき上がります。
http://kusabune.blog.fc2.com/blog-entry-363.html


カバー


草暦も気がつけば15年目に入ります。
細々とよくまあ続けて来れたものだ、とこれもいつもお世話になっているみなさまのおかげです。
ほんとうにありがとうございます。
ただいま印刷中、、
出来上がりは11月上旬の予定です。

草暦は個人でも販売していただけます。
お近くの朝市やイベントなど、またはお知り合いなどに
暮れのギフトや、新年のご挨拶などにもお使いくだされば幸甚です。

2020の色はブルーグレーになります。

ただいま印刷中で、出来上がりは10月下旬〜11月上旬の予定です。

草暦は個人でも販売していただけます。
部数がまとまるごとに割引がされていきますので、ちょっとしたおこづかいになります。


◎吊り下げ仕様 1500円

5部     1300円
10部以上  1200円
30部以上  1000円
50部以上  900円


◎折り本仕様 1700円

割引は5部以上 一律 1500円


【 *ご予約・先払いの特典* 】

まことにささやかではありますが、以下のような特典となります
*特典はつり下げ仕様のものに限らせていただきます。

<11/6までに前納していただきました場合>

◎5部の先払い 送料無料
◎10部の先払い、1部ご進呈。送料はかかります。
(例:20部のご注文の場合は2部ご進呈・50部には5部)

草暦はお店を持たない個人の方でも、部数が多くなるほどに、単価を低く買っていただけます。
また個人でも、定価で売っていただけます。たくさん売って年末のお小遣いにしませんか。

定価1500円
5部 1300円×5 6500  1000円お得(送料無料)
10部 1200円×10 12000  3000円お得(1冊オマケ)
30部 1000円×30 30000  15000円お得(3冊オマケ)

草暦の前納でのお申し込み、お問い合わせは、メールにて承ります。
振込先情報をおくらせていただきます。

また前納以外のお取り扱い、ご予約の方も
こちらまでメールくださいませ。
xusa93hina*gmail.com
(*を@に代えてください)

矢谷左知子

  1. 2019/10/28(月) 20:18:04|
  2. 草暦

草暦2020 まもなくでき上がります

草暦2020、もう少しできあがる予定です。

じつは印刷等をお願いしている紙屋さんが、水害のあった地域にお住まいでした。
ちょうど数日電話も繋がらず、もしかしたら、復旧作業のお手伝いにいこうか、
となっていたのですが、幸いご無事でした。
そんなわけで、こちらでのお知らせが遅れてしまいましたが、印刷に入りました。
これから断裁作業にうつり、紐つけや、折り作業を経て、みなさまにお送りいたします。

矢谷左知子の来し様が映し出された絵と、言葉、宇宙の軸とともにある文字、
新しいときを祈り、祝うようです。

topmini.jpg 1mini.jpg

まだ出来上がりの日程が確定しませんが、11月中旬からはお送りできそうです。
どうぞよろしくお願いいたします。

2020年草暦は
材料工程の価格見直し等を受けて、価格を上げさせていただきます。
申しわけありませんが、ご了承くださいませ。

◎吊り仕様 1500円
5部以上   1300円
10部以上  1200円
30部以上  1000円

◎折り仕様 1700円
5部以上 1500円


です。

ご予約、お問い合わせは、下記までお願いいたします。

矢谷左知子  xusa93hina*gmail.com *を@に代えてください。



  1. 2019/10/28(月) 19:46:49|
  2. 草暦

宮古馬レポート

IMG_2052 (2)
赤ちゃんの時からの大の仲良し、デイゴちゃん。いつのまにか、群れの女子で一番大きくなりました。
これまでただ、遊ぶだけだったのが、初めて綱をつけれた、感動の瞬間です。



xusaです。
数日前に宮古島から戻りました。
今年すでに6回目。

これまで野放図に走り回るだけだったお馬さんたちですが、
前回7月に、北海道よりナチュラルホースマンシップの持田さんがレクチャーに来て下さり、
馬と人のコミュニケーション、共に歩くこと、たくさんのことを学ぶことができました。

私自身は、宮古馬たちは何もしなくていい、
人と一緒に歩かなくてもいい、など、どこかで想ったりしていましたが、
この先、この子たちにはどのような運命が待っているのかわかりません。
そうした状況下では、どこに連れて行かれても、最低限人と一緒に生きていけるよう仕立ててあげるということが、今の私たちにできることの一つ、と理解しました。
その意味では、どこかで切ない気持ちも抱えつつ、
それでも、仲良しで、いつも遊ぶだけだった大好きなデイゴちゃんとも、初めて綱をつけて一緒に歩いたのは、こころ躍るあたらしい体験でした。

まだ赤ちゃんの仔馬たちも頑張っています。
いやー、仔馬に綱をつけてのお散歩は愉し過ぎます。


「ミャークヌーマ宮古馬の会」をひとりでやっています。
https://www.facebook.com/myahknuma/

xusa
矢谷左知子

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レムヌス3ヶ月 準備できました。さあ、行こうね!

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ククルちゃん一才 お帽子かぶって頑張ってます

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サンゴちゃん2ヶ月 走るの大好きサンゴちゃん
でもグランドワークではぽくぽくと上手に歩いてくれます。
でもしばらくすると厭きちゃう。。

まこさち
マコトちゃんは群れで一番大きな雄馬。でも甘えん坊でかわいいヤツです。
  1. 2019/10/08(火) 12:04:33|
  2. 宮古馬

 EARTH BOOK 茶話会 -霜降編- のご案内 

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【 EARTH BOOK 茶話会 -霜降編- 】 のご案内 
 - EARTH BOOK sawakai -

あたらしく立ち上げた一般社団法人EARTH BOOKの毎月開催の茶話会、次回のご案内です。
EARTH BOOKの描くヴィジョン、趣旨、そして草や、海や、馬たちの物語をお話させていただきます。
オフィスでもある野趣あふれる「草舟」にて、代表の矢谷左知子がつくる完全菜食の「草弁当」やお茶を召し上がっていただきながら、ゆったりとした物語のようなひとときをお過ごし下さい。
*EARTH BOOKのHPはこちら http://www.earth-book.com


<日時>
2019年10月14日(月・祝)12:30スタート16:00ごろ終了
2019年10月19日(土)  12:30スタート16:00ごろ終了
2019年10月20日(日)  12:30スタート16:00ごろ終了
2019年11月2日 (土)  12:30スタート16:00ごろ終了
2019年11月24日(日)  12:30スタート16:00ごろ終了

<場所>
横須賀市秋谷(逗子駅よりバス20分)
参加者の方に詳細お知らせします

<内容>
12:30ご挨拶
12:40 草弁当
13:30 「EARTH BOOKのしごと」趣旨説明 代表矢谷左知子のお話
映像などを見ながら、草、海、馬、EARTH BOOKの描く世界についてお話します。
15:00 お茶とお菓子をいただきながらシェアの時間
16:00 終了

<会費 >
お一人様1万円 草弁当とお茶とおやつ付き
(一般社団法人EARTH BOOKの活動費とさせていただきます)
各回、定員5名様

<お申し込み>
矢谷宛に直接メッセージをいただくか、(xusa93hinaアットマークgmail.com アットマークを@に変えてください)
EARTH BOOKホームページcontact(お問い合わせフォーム)よりお申し込みください。
http://www.earth-book.com


***************

2019年4月。
代表矢谷がこの二年間関わってきた宮古馬の問題解決をさらに加速し、そして動植物と人との在るべき関係性と、新しい共生のすがたを探り、すでに動植物がやっている“この星のための仕事”に人も連なりたい、生き物と人とのほんとうの共存はどこにあるのか、そこを具体的な動きの中から立ち上げ、生き物たちと人の環境を力強いものにしていきたい、そんな想いから一般社団法人 EARTH BOOKを立ち上げました。

私たちが向かおうとしている、この道筋を照らしてくれているのが、沖縄県宮古島の在来馬、宮古馬です。
県の天然記念物でありながら、現在、46頭しか存在せず、その飼育環境は決して整っていると言えるものではありません。
そして、その存在自体も、経済最優先の社会において忘れ去られようとしています。

EARTH BOOKの優先活動として、まずは、この二年以上すでに関わってきた宮古島での馬と人との共生関係を築くべく、各方面からのサポートをしたいと考えています。
そのため、代表矢谷は、毎月のように宮古島へ通い、馬のお世話をしながら、島在住の方達との協力体制をつくっている最中です。

こうした活動にかかる経費を、皆さまからのドネーション、今回のようなお話会、草舟共催ワークショップ、オリジナルチャリティグッズ販売、EARTH BOOKクラブ(会員制)の会費でまかないたいと、皆様のご支援を心よりお願いする次第です。

代表の矢谷左知子が生きる世界観、EARTH BOOKが描くヴィジョンに共感してくだされば幸甚です。

主催
一般社団法人EARTH BOOK
https://www.earth-book.com
  1. 2019/09/12(木) 09:30:52|
  2. EARTH BOOK

草舟寿司@CINEMA AMIGO10周年パーティ8/24

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逗子の海のそばの映画館、CINEMA AMIGOは今年でオープンから10周年を迎えます。
https://cinema-amigo.com/2019/07/1142/

どういうわけか、立ち上げの時からのスタッフで、
10年前のスタートから二年間、週に一回ランチシェフをしていました。
ランチスタッフの中でも、私だけがド素人。

この素人になにができるのだろうか、、と悩んだ末、やはり私は草で創るってことだな、と、
その時から、「草ランチ」、「草定食」、と、完全菜食ヴィーガンメニューの定番ができ上がってきました。
なにしろ料理なんて、習ったこともないxusa。
当番の日の前夜は、これまで作ったことのない人数分の仕込みに、始めの頃は夜中じゅう、半ベソで作っていました

始まりの頃は葉山に住んでいましたが、その後、秋谷の山の中に越して、搬入搬出が難しくなり、シェフは二年で引退しました。
でもその経験があったから「草弁当」というものが誕生したという次第、
アミーゴに感謝です。

そんなシネマ・アミーゴも今年で10年目。
この夏久々に10周年パーティに草メニューで出店します。

”ヴィーガン草舟寿司”をお出しする予定です。

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どうぞ遊びにいらしてくださいね。
午後遅め、4時くらいからの出店になります。

矢谷左知子
  1. 2019/08/21(水) 18:27:32|
  2. イベント

【 EARTH BOOK 茶話会 -仲秋編- 】のご案内 

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【 EARTH BOOK 茶話会 -仲秋編- 】のご案内 
    - EARTH BOOK sawakai -


一般社団法人EARTH BOOKのオフィスでもある草舟にて、少人数での茶話会を開催いたします。

EARTH BOOK代表の矢谷左知子がつくる完全菜食の「草弁当」をお召し上がりいただき、草や、海や、馬から授かった世界の物語、
EARTH BOOKが描くヴィジョンをお話させていただきます。
どうぞご参加をお待ち申し上げます。

<日時>
2019年8月29日(木曜日)12:30スタート16:00ごろ終了
2019年9月6日(金曜日) 12:30スタート16:00ごろ終了
2019年9月15日(日曜日)12:30スタート16:00ごろ終了
2019年9月16日(月曜・祝日)12:30スタート16:00ごろ終了

<場所>
横須賀市秋谷(逗子駅よりバス20分)
参加者の方に詳細お知らせします

<内容>
12:30ご挨拶
12:40 草弁当
13:30 矢谷左知子のお話
馬の映像などを見ながら、草、海、馬、EARTH BOOKの描く世界について
取り組むプロジェクトについて、お話させていただきます。
15:00 お茶とお菓子をいただきながらシェアの時間
16:00 終了

会費 お一人様1万円 草弁当とお茶とおやつ付き
(一般社団法人EARTH BOOKの活動費とさせていただきます)
各回、限定6名様

<お申し込み>
矢谷宛に直接メッセージをいただくか、(xusa93hinaアットマークgmail.com アットマークを@に変えてください)
EARTH BOOKホームページcontact(お問い合わせフォーム)よりお申し込みください。
http://www.earth-book.com

***************
2019年4月。
代表矢谷がこの二年間関わってきた宮古馬の問題解決をさらに加速し、そして動植物と人との在るべき関係性と、新しい共生のすがたを探り、
すでに動植物がやっている“この星のための仕事”に人も連なりたい、生き物と人とのほんとうの共存はどこにあるのか、
そこを具体的な動きの中から立ち上げ、生き物の環境を力強いものにしていきたい、
そんな想いから一般社団法人 EARTH BOOKを立ち上げました。

私たちが向かおうとしている、この道筋を照らしてくれているのが、沖縄県宮古島の在来馬、宮古馬です。
県の天然記念物でありながら、現在、46頭しか存在せず、その飼育環境は決して整っていると言えるものではありません。
そして、その存在自体も、経済最優先の社会において忘れ去られようとしています。

EARTH BOOKの優先活動として、まずは、宮古馬と島民との共生関係を築くべく、プロジェクトを立ち上げサポートをしたいと考えています。

そのため、代表矢谷は、毎月のように宮古島へ通い、馬のお世話をしながら、島在住の方達との協力体制をつくっている最中です。

こうした活動にかかる経費を、皆さまからのドネーション、今回のようなお話会、草舟共催ワークショップ、オリジナルチャリティグッズ販売、
EARTH BOOKクラブ(会員制)の会費でまかないたいと、皆様のご支援を心よりお願いする次第です。

代表の矢谷左知子が生きる世界観、EARTH BOOKが描くヴィジョンに共感してくだされば幸甚です。

主催
一般社団法人EARTH BOOK
https://www.earth-book.com
  1. 2019/08/14(水) 16:21:42|
  2. 未分類

一般社団法人EARTH BOOK 誕生しました

EARTHBOOKカバー


生き物たちの はたらきに 連なる仕事を


矢谷左知子です。

日々全力疾走で更新できないままでした。
ご心配くださる方もいたりで申し訳ありません。

5.6.7は毎月宮古島に行っていました。
宮古馬のこれからのことを、馬のお世話をしながら、現地のネットワークを深めつつ、少しずつ前進させています。

今年に入って5頭の仔馬が生まれましたが、そのうちの3頭は出産直後に遭遇、
仔馬が逢う初めての人類になる幸せな時を過ごしました。
そうしたご報告はFACEBOOKページの「ミャークヌーマ宮古馬の会」にて発信しています。
ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/myahknuma/

そんななか、身の程知らぬで、この度一般社団法人を立ち上げてしまいました。
一般社団法人「EARTH BOOK」
この二年半やってきた宮古馬のことが、個人で太刀打ちするにはもう限界ともなり、よりダイナミックに加速させるためというのが大きな目的です。
そこに、これまでの主題の野生の草仕事、そして海からの伝授も載せて統合していくこととなりました。

これまで開催してきた草講座も少し形を変えて行きます。
今準備を整えているところ、秋口にはまたご案内できると思います。

この星のすべての智慧が記された一冊の書、
というイメージを持って、
社の名前を「EARTH BOOK」と名付けました。


この星にうまれ
たくさんの命とともに
ここに居る
それだけで充分
他の生き物たちが
すでにしている仕事に
人という種族として連なり
この本のどこかで
今日も埋もれて働いている

生き物たちとひとの
本来の仕事が描かれた
この星のものがたり



これまで授かってきたこと
馬の、草の、海の物語がはじまります。

今後ともご支援をよろしくお願い申し上げます。


EARTH BOOK 代表
草舟 on Earth
矢谷左知子

::::::::

EARTH BOOK hp
https://www.earth-book.com
  1. 2019/08/13(火) 14:13:14|
  2. 未分類
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