
【五月の草暦】WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦
「語るもの」(五月の絵は大木と小さな白猫)
☆
5月の草暦はついに
うちの猫、ヒナの登場です。
2005年から毎年作り続けてきた中で、実はヒナが登場したことはなかったかもしれません。
ヒナは2008年生まれ、今年15歳になります。
実は今日は動物病院に行ってきて、昨年末の悪性腫瘍の手術後、気になる症状が出たため診てもらったところです。
結果は要観察、注意信号となりました。
そんなヒナは、うちの目の前の榎(エノキ)の大木さんと、深く心の通じ合う仲のようで、
この10年近くの間に、ふたりが寄りそう姿をずっと見続け、見守ってきました。
時には夜中にも何時間も向き合っているのを見たこともありました。
ヒナは白いので夜でもどこにいるか見えるのです。
榎さんは大変大きくやさしく、いつもヒナをふんわりと包み込んでくれています。
ヒナはひたすらその足下にうずくまり、ときに見上げて、なにかをやりとりしているように見えるのです。
ふたりの姿は神聖でもあり、心打つ姿でもあり、
人が立ち入れない領域を感じます。
そして、この大木と小さな白猫が、おそらく私の周囲の自然環境を護り、整えてくれているのだろう、と、
なぜか確信するのです。
そうそう、年末の手術後、ヒナはまっさきに榎さんの根元に行き、うれしそうにスリスリと甘えていました。
私にはしたことないのに。笑
残念ながらこの角度からの景色は、この木の目の前に家が建ってしまい、永遠に見れなくなりました。
今では幻の景色となりましたが、このふたりが語り合う姿を絵に残しておきたいと初めて思い、
お家が建つ前に留めて置くことが出来ました。
「語るものたち」
榎さんとヒナ、
このチームが居てくれるだけで、安堵感があります。
5月の新緑をたわわに抱えた榎の木は安らぎを与えてくれます。
どうか、人類はこうした木を開発という行為のもとに伐ることなく、
共に在ることでもっと豊かに生きるという選択をしていくことが出来ますように。
榎さん、ずっとヒナを見守って来てくださりありがとうございます。
どうぞこの小さな白猫の命を護ってください。
- 2023/05/14(日) 22:03:40|
- WHOLE EARTH 草暦
-
-
🌿草馬講座🌿【草講座と宮古馬おはなし会@草舟】
三年近くの間、例の騒ぎを口実に、いえ、よい機会と、お休みしていた草講座、
2011年から自宅の草舟でコンスタントに開催をしてきて、ちょうど少しお休みしようか、と思っていた矢先の時でもあったため、いったん閉じてみました。
そうなると、それまでは自宅であっても半分オープンの感じがだんだん負担になっていたのだなあ、と気づき、100%プライベートであることが、こんなにうれしいものなのかと、日常を楽しんでおりました。
その間に近所で馬を飼い始めた友人の馬のお世話をお手伝いすることになり、2022年には友人とふたりで馬の講座、「馬会」を一年通して開催したり。
2012年に宮古馬と出逢い深く関わってきたなかで、今、地元で身近に馬とのご縁をいただくことで、草に続いて馬が自分にもたらせてくれるものを、さらに深く考察する日々の只中にいます。
そんななか、この度、草と馬を合わせた、「草馬講座」をひっそりと開いてみようと思いました。
草とのかるい手仕事をしながら、馬のお話。
今回は宮古馬のお話をさせていただこうと思っています。
撮りためている宮古馬の映像をご覧いただきながら、
野のヨモギを摘んで作る自家製の草饅頭とお茶で、草と馬に浸るひととき。
新緑の草舟でゆったりと過ごしましょう。
【日時】5/11(木) または 5/30 (火) 13:00〜16:00くらい
*内容は同じです。どちらかご都合の良い方を
【場所】草舟on Earth (矢谷自宅)
横須賀市秋谷(逗子駅よりバスで15分ほど)
車の場合は長者ヶ崎駐車場(平日無料)
【内容】座って出来る草のかるい手仕事 (何をするかは、その時のお楽しみ)
お茶をしながら宮古馬のお話 (宮古馬たちの映像も観ながら)
【参加費】6,000円 *手づくり野生のヨモギ饅頭とお茶付き
🌱お申し込みは矢谷宛てメッセージでお願いいたします。
xusa93hinaアットgmail.com
アットを@に変えてください
- 2023/04/28(金) 11:10:54|
- 草と馬と
-
-
【四月の草暦】WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦
「馬と人のミライ」(四月の絵は畑の土起こしする馬のヒビキ)
☆
農業をやっている友人のところにヒビキという大きなお馬さんがいます。
やさしくて力持ちで、たっぷり大きいサイズは何とも言えない安心感
私も去年からヒビキと一緒に、馬耕の練習をしています。
何百年、何千年、彼らの力無くては人類は存在出来なかったのに、
機械や車が普及したことで、馬たちは世界中から姿を消しました。
でもこの時代に、あえて馬を選ぶ人たちも同時多発で出現しています。
馬しかいないから馬、
ではなくて、車も機械もあるのに、それがあっても馬。
そこには懐かしい景色ではなく、
意識を持って選択した新しい未来の景色がある、
馬と人がまた出逢いなおして、
これまでの何千年では、まだ実現していなかった、その先、
そここそをこれからの私たちはひらいていく
そんな馬と人の関係が、いよいよこれから築かれるのだなあ、
と、勝手に確信しているこの頃です🐴
#草暦
#馬暦
#WHOLEEARTH草暦
#草舟
#矢谷左知子
#yatanisachiko
- 2023/04/23(日) 21:03:31|
- WHOLE EARTH 草暦
-
-
【三月の草暦】WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦
「還る森」bless your forestー三月の絵は森に帰っていく鹿ー
☆
彼らが還る森は心地よいところなのだろうか。
ちょうど三月の初め、
車で神奈川の自宅から四国に行く途中、沿道では山々の木が全て伐られて太陽光パネルで覆い尽くされているところを何箇所か目にした
本末転倒の姿
心が萎む景色だった
こんなこといつまで続くのだろう
あなたたちが還る森
生きものたちがうごめく豊かな山々、
美しい春の気配に満ちた山を
想い描いてみる
bless your forest
- 2023/04/18(火) 21:56:37|
- WHOLE EARTH 草暦
-
-

🌿🌿参加受付中(若干名)🌿🌿
*受付終了しました「馬意識と身心」◎第二回
【馬と視覚以外の感覚で繋がる ブラインドタッチ・他】馬会は2023年から
●馬部(ハマー担任)
●馬意識と身心(矢谷担任)と、
分かれてスタート。
(「馬部」の方は三月から毎月一回、4/2に二回目が実施されました。)
※ なお、「馬意識と身心」◎第一回 4/15【馬の呼吸と足歩に自らを繋ぐ】は受付終了しています。(キャンセル待ち受付のみ)
*****
◎第二回
【馬と視覚以外の感覚で繋がる ブラインドタッチ・他】
まず目を閉じて、馬と一対一となり触れていく(講師がサポート)
視覚ではない部分で大きな馬を体感、繋がることで、命の根源を感じ取ること、受け取るものを心身に落とす。ゆったりとした無言の時間のなかで、馬と無量の交感がおこなわれる。
実践後お茶飲み話とシェアの時間
(お茶 草おやつ付)
【日 時】6/17(土) 13:30-16:30
【参加費】7000円
【場 所】横須賀市長坂
《《 お申し込み方法 》》
ご参加ご希望の方はメールをください。
xusa93hina*icloud.com (*を@に変換してください
矢谷左知子まで
- 2023/04/05(水) 23:38:16|
- 馬と
-
-
「馬と葛」の旅 矢谷左知子作品展@愛媛 vol.1愛媛での展覧会、
「馬と葛」の開催のため、ヒナと一緒に愛媛まで車で旅してきました。
友人の田園ギャラリーで滞在しながらの展覧会、
隣の棟の友人家族に混ぜてもらって毎日共に美味しいご飯しながら、
猫のヒナと一緒に自分の作品たちに囲まれながらそこで寝起きする、
石鎚山を望む穏やかな里での、楽しく至福の滞在は、
いつもの海を目の前にした暮らしとは、また違った安心感がありました。
四万十からは佐々琢哉くんも合流、馬頭琴とホーミーでの演奏で展覧会初日が幕開けしました。
四国に移住した何人もの友人たちも顔を見せに来てくれて、久しぶりの再会にしみじみ、
この十数年、かれらは各地に根差し、新しい郷土を作っていってるように思います。
でもそれは、いつでもシャッフル可能な、とでも言ったら良いのか、
土地に縛られたりする精神性とは、まったく違う、明晰な意識を持った軽ろやかさを感じて、清々しいのです。
彼らの繋がりの仲間たちも、はじめて会った瞬間から打ち解けてしまう、
最初から共有するものがある、
こうした出逢いの数々をほんとに祝福に思います。
四国、覚醒の人たちが集まってます。
今回のタイトル[馬と葛]にまさに感応して訪ねて来てくれた人たちとの出会い、共有は貴重でした。
今回も葉山での展覧会に続いて、
愛おしい馬たちの尻尾毛と、野生の葛の織りを合わせた新作、「馬守り」を展示。
その前で固まる人、
鳥肌を立てる人、
説明しなくても、そこから受け取る能力を持った方達が多いことにも、少なからずの驚きと感動でした。
作品発表をやめていた18年の間に、
それ以前には考えられなかったほど、人々の意識の底上げがあったのだなあ、とあらためて実感する、
2023年の初頭、葉山、愛媛、立て続けの作品展となりました。
いまや、どこで、なにをしても、同じように温かい繋がりと、意識の共鳴の中に居れること、
これはこの十年ほどから急速に加速した現象ではないでしょうか。
とくに2020年からはさらに早まりました。
そういうこと全てを、ヒナと一緒に味わえたのも嬉しく、大事ないっときいっときでした。
つづく
















- 2023/04/03(月) 15:32:37|
- 草の展覧会
-
-
《 馬意識と身心 》 馬意識 実践編 ーお申し込み受付中ー〇講座内容 概要〇馬という大きな生き物と、直に触れ合いながら、心と身体の密なやりとりをする。
ヒビキという名の一頭の馬と共に、馬から受け取る無量のものの正体を解き明かし、種のボーダーを超える壮大な試みをベースにした、意識と身体の実践講座。
見失った感覚を手繰り寄せていく、そのサポートをヒビキがしてくれるでしょう。
全3回通し
(一回毎の参加も可能)
・人と動物たちの領域を跨ぐ
・馬との実践を通じて感覚と意識を研ぐ
・人主体をはずす試み
担当 矢谷左知子
副担当 浜田高彦
◎第一回 4/15(土) 13:30-16:30
【馬の呼吸と足歩に自らを繋ぐ】
馬と綱で繋がり一対一で歩く
相手の呼吸と、一足ごとの足並みと着地に意識を合わせて歩くことを主題とし、そこから汲み取るものを身心に落とす。
実践後お茶飲み話とシェアの時間
(お茶 草おやつ付)
◎第二回 6/17(土) 13:30-16:30
【馬と視覚以外の感覚で繋がる ブラインドタッチ・他】まず目を閉じて、馬と一対一となり触れていく(講師がサポート)
視覚ではない部分で大きな馬を体感、繋がることで、命の根源を感じ取ること、受け取るものを心身に落とす。
実践後お茶飲み話とシェアの時間
(お茶 草おやつ付)
◎第三回 9/9(土) 13:30-16:30
【馬と人の心地よさとは、を探る】馬が人にしてほしいこととは。
それは有りや無きや。
馬主体の視点で、馬が人とどのように共にあるのかを探る。
アニマルコミュニケーターの臨席と共に馬意識を深める興味深い時間
実践後お茶飲み話とシェアの時間
(お茶 草おやつ付)
◉特別講座 9/24(日)◉
対談【馬世界と草世界の死生観】
馬世界 橋田宣長 (馬調教 助手)
草世界 矢谷左知子 (自然界アーティスト)
行司役 浜田高彦 (LIFE EVO)
☆ ☆ ☆
*場所は横須賀市長坂になります。(相模湾側)
受講料
前期
全三回 20,000円 前納
(一回ごとの単独参加は一回7,000円)
*9/24対談特別講座は別途。
《《 お申し込み方法 》》
まずはメッセージをください。
Facebookメッセンジャー、矢谷左知子まで
またはメールアドレス、
xusa93hina*icloud.com(矢谷)まで。*を@に替えてください。
- 2023/03/03(金) 22:36:48|
- 馬と
-
-
「草ノ日 馬ノ日」展覧会後記*これはFacebookの記事と写真をそのまま転載したものです。
元記事はこちら
→○☆
2005年まで「作家さん」と言われて全国での展覧会に飛び回っていました。
遠い昔のお話。
今、周りの友人たちは、それ以降のお付き合い
みんな私が何をしてきたのか知らない人がほとんどになりました。
それがなんとも痛快です。
今回は地元での友人のギャラリー(HOUSE1891)での開催ということもあって、
そこの主、わかなちゃんと私の互いの繋がりの人たちが入れ替わり立ち替わり、、
ほぼ全員が、私のこれまでの草の布の全貌を初めて観てくれるという、
その反応がとてもおもしろかったです。
さっちゃんって、なんの人?馬の人?
なんか草のこともやってるみたいに聞いてたけど、それって何??
のような人たちが、来てくださり、
たくさんの人が、草で織った布の前で絶句や号泣(おおげさな書き様😆)涙ぐむシーンを目にさせてもらいました。
じん、とうれしかったです。
作品以前に、ダイレクトに草たちから伝わってくる、何ものかに出会ってくれたんだな、というのを感じさせてもらえたからです。
小さな「草守り」という作品以外は全て旧作で回顧展のようでしたが、
それら昔の草の布たちは、歳月により、変色などしているものの、以前とは違う新たな光が宿されていることに、今回気がつきました。
ご覧くださった方からもそのような言葉をいただき、
そうか、’草の布’たちは、すっかり準備出来ていたのだな、
そして、そのフタを開けるのが今、今年、2023年だったかと
解ったような気がしました。(なんのこっちゃ??)
今回の新作は、
なんと言っても
馬守り✨
馬と葛、
両者が、この世界で初めて一つになり、
放たれた光に
多くの人が、何事かの始まりを感じとられた、
そのようなシーンを見せてもらうことが出来ました。
18年のお休みの間に出会った、たくさんの命の光
目に見えないもの、
言葉にならないもの、
その具現を草と馬が助けてくれます。
草や
馬や
物言わぬ生き物たちの命
そこの次元と
人の世界の間に居て
互いの行き来の回路を開いていく
そんなことを、ただ、していきたいな。
この絶妙なタイミングを設定してくれた
我らがワカナ、
HOUSE1891の主、
彼女が積み上げてきたこの数年のたゆまぬ重なりがあってこその、
今回の成り行き、
作家活動はお休み中で、売るものもないんだけど、、というところから始まりましたが、
着地点が見えなくてもいいの、
進めよう、
というわかなちゃんの天晴れな心意気を、草たち、生きものたちが全面応援してくれた、
ちゃんと着地点は采配されていた、この度の立春をめぐる物語。
その最終日は、なんだか祝祭
この一年、馬と共に過ごす会「馬会」を主催してきた相棒のハマーの美しい無農薬野菜を、
去年の秋に草舟で共にイベントをしたSunshine Juiceのノリくんが絞る、コールドプレスジュース、
その両君が友情参加で、贅沢な出店、
最後の日を盛り上げてくれて。
たくさんのたくさんの人、
来られた人同士がそこで出会い、またあらたな展開をしていくシーンがそこここに、
こういうのが一番うれしい私です。
その発端に居させてもらうことは歓びです。
例によって写真をついつい撮り忘れるたちなので、あまり記録がありません。
人からもらったものと合わせて当日の様子を少しピックアップしてみます。
お忙しいなか、駆けつけてくださった皆さま
お会い出来て光栄でした。
せっかくいらしていただいたのに、タイミング合わずお話できなかった方々、お許しください。
遠くよりお気持ちをいただいた皆さまもありがとうございました✨✨
深く感謝申し上げます。
- 2023/02/28(火) 21:05:18|
- 草の展覧会
-
-
【ニ月の草暦】WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦
「かれらが齎す世界」☆
2016年から宮古島の在来馬たちに深く関わることになり、この6年間は、馬の群れの中で揉まれてきました。
仔馬の誕生にも何度か出会しました。
知人の飼育牧場では女子馬たちは半自然放牧なので、夜中のうちに森の中で出産しています。
そのため、朝行ってみたら小さな新入りがひとり増えてた!ということになります。
この時も夜明け前の森に行くと、
ヘナヘナとやっと立ってる小さな影、、
生まれたばかりの新しい命に出くわすのは、まったく大きなギフト、、
身体中の細胞が沸き立つようなうれしさです。
おめでとう!
ようこそこの世界へ、
彼らに出会っての6年、
それ以前には、知らない、いや、眠っていて気が付かなかった感覚に気づかされました。
それは言葉に表そうと思っても、未だにどう言ったらいいか、
とてもとても巨きな無量のもの。
馬たちが置かれている、その状況はまだまだ底深く、
それは馬に限らず、
人という生き物は、他の種のものたちに心を砕くことなく、存在すら意識せずに人の世だけを謳歌する、
そんな中で人知れず消えていくのが、彼らの命であり、
その種、数は膨大なもの、
それに人として、せめて真剣に向き合う、
そんな中で、彼らに伝えてもらったように思うもの、それは、
こちらの感傷的なきもちなど、
はるかに超えたところに彼らは居て、
もっともっと壮大なステージを生きている、
そこは、まだ私たち人類は行き着けていない、
むしろ、彼らはそこで、わたしたちが来るのを待っている、
それをなぜか確信しました。
以来、私の中では
「馬たちが齎すもの」
という言葉が出てきました。
かれらが、
ハイ、と提示してくれているものがあります。
それらはものすごく深淵なのに、なんだか軽やか。
そう、ハイ、どーぞ、という具合。。
そして、その無量のものを読み解いていくのが
難題でもあり、
歓びでもある
それを受け取らせてもらって、
馬たち、ほんとうにありがとう、なのです。
みなさんに訊かれますが、
齎す
は
もたらす
と読みます

- 2023/02/24(金) 15:26:28|
- 草暦
-
-
一月にアップするのをうっかり、、今ごろですが、、【一月の草暦】WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦
sono koe wo kiku
「その 声 を 聴く」☆
2019年、それまで15年続いてきた草暦はいったん終了しました。
その最後の草暦の表紙を、今回の一月のこのページとして受け継ぎました。
この国の山のどこかに、オオカミはまだ棲んでいるのではないかしらん、
人間にその用意(共に生きていく心構え)が出来た時、オオカミたちはまた何処かから姿を顕わすのでは、と。
オオカミの遠吠えを、ふと、空耳に受ける人も.、もしかしたら少なくないのではないでしょうか。
2023年
草暦は新生、WHOLE EARTH草暦、
全地球草暦として再スタートです。
その年の初めに、
今は目に見えぬ存在ながら、どこかで見守って居るであろうオオカミに、冒頭の守護をお願いしました。
- 2023/02/24(金) 15:23:14|
- 草暦
-
-

今回の展覧会はほんとうに期せずして、、
葉山の友人、森田わかなちゃんのギャラリー、
HOUSE1891で、馬のお話会をさせてもらおう、と何気に話を持ちかけたのが最後、^^
なぜか展覧会となり、
ぜったいむりむりむり、と断り続けてたのがこうなりました。。
最後の展覧会が2005年、
その間、葉山芸術祭や、自宅での小さな展示はしたことがありますが、ギャラリーでの個展というのは、今回実に18年ぶり。
しかも旧作が大半です。
今回、その最後の展覧会のDMを引っ張り出してみました。
この作品は、ずっと部屋の壁飾っていて、この18年間の私の暮らしを見続けてくれました。
すっかり色も褪せてしまいましたが、
今回これも展示してみます。
作者同様、この年月の変化を見てください。^^
***
<草ノ日 馬ノ日 >
- 草魂 馬魂 に 捧ぐ -
草の布 野生の草による
草守り
馬守り
草暦
●2023年2月1日(水)〜5日(日) 12:00-17:00
●HOUSE1891 (葉山)葉山町一色1891
詳細、アクセスは以下のHP
www.krama100.com
- 2023/01/29(日) 23:36:52|
- 草の展覧会
-
-
矢谷左知子作品展 【草ノ日 馬ノ日】なんとまー、展覧会をすることに。。
本人がいちばん驚きでもあるのですが。
「草の布」作家をやめて18年、
今回はそもそも葉山の友人、森田わかなさんのギャラリー、
HOUSE1891で、
今関わっている馬世界のお話会をさせてもらう、という話から、気がついたら自分の展覧会に。。
えっ、ムリムリムリ、と言ってたはずなのに。。
新作なんて何もないのに、どーするんだ?とドタバタの、長きブランク後の展覧会
その間、私は何をしていたのでしょう、、
作家というものから一度下りたく
目に見えないもの
形に残らないもの
言葉にできないもの
私個人ではないもの
そんなことに携わっていたかもしれません。
それを経てのこの度の展開となります。
今回は、うそうそむりむり、と言ってる間に、
わかなちゃんのにこやかな誘導にのり、あららー、、と気がついたらもう真近、マジか。。
というわけで、
押し出されるように始まります。
草やら馬やら
どうなるでしょうか。
これだけ白紙の展覧会も初、
愉しみになってきました。
野生の草の布も、久々に展示をしてみます。
布たちも、この長い年月を呼吸することで、作者共々、経年変化をしています。
白かった葛布も、すっかりアメ色になってきました。
草の布たちに、お久しぶりの方も、初めての方も、逢いに来ていただけたらうれしいです。
謹んでお待ちしています。
****
矢谷左知子
作品展
<草ノ日 馬ノ日 > - 草魂 馬魂 に 捧ぐ -草の布 野生の草による
草守り
馬守り
草暦
●2023年2月1日(水)〜5日(日) 12:00-17:00
●HOUSE1891 (葉山)葉山町一色1891 を
●矢谷左知子お話会
【 天におまかせの草暮らし 】
山の中の不便なサンクチュアリの日々/なぜ草で、なぜ馬なのか
2/3(金)節分 14:00~ 16:00 / 10名限定 5000円(要予約)
矢谷左知子特製野草まんじゅうと春を迎えるお茶付
*お申し込みは
xusa93hina*icloud.com (*を@に変えてください) 矢谷まで
○○○○
<友情参加> special thanks
●Sunshine Juice 出店 2月5日(本人が来るのはこの日のみ・期間中ジュースは飲めます)
植物繋がりの友人、Sunshine Juiceの、コウ ノリくんが、搾りたてのコールドプレスジュースを出してくれます。
三浦半島の旬の野菜を使ったとびきり美味しいジュース、おたのしみに
●LIFE EVOのハマー 無農薬野菜を販売 2月5日
馬仲間、2022年から「馬会」を共同主宰している
LIFE EVOのハマー(ショクヤボ農園の畑部長)が、無農薬の美味しい野菜を販売。力強くうつくしいお野菜です。
●山田祐基画伯の告知ビジュアル原画
ご近所の仲良し、山ちゃんが、今回の告知のための絵を描いてくれました。
私の家の前の山道を、草を抱えた私が馬と下りてくる図。
なんて素敵なシーンでしょうか。
期間中、原画の展示もありますよ。
::::::::::
HOUSE1891 (葉山)
240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色1891
アクセスは以下のHP
www.krama100.com
@house1891_kramaknyong

- 2023/01/22(日) 21:05:25|
- 草の展覧会
-
-
《この一年 ミャークヌーマたち ありがとう》馬暦2022 宮古馬カレンダー 振り返る 2022年も最終月、最後に登場の二頭は
今は亡き仔馬のカイトと、生まれてすぐに目の前で母親を亡くしたカイトを守り育てた、血のつながらない雄馬のシンゴ
このふたりの図は、なにか聖母子のように感じられ心を打ちます。
沖縄、宮古島の在来馬、宮古馬の保護育成のサポートをするようになって6年、
いつか宮古馬のカレンダーを作りたいと思っていましたが、2021年、もう年も終わりに近い10月に突然思い立って、宮古馬を描いた暦を作ることにしました。
自分でも急展開の半信半疑状態、
でも、今だ、と。
当初は当然、写真、と思っていたのですが、
ふと、仲良しのこの馬たちを自分の手で描いてみたい、と12ヶ月に登場する馬たちを選んで描いてみることにしました。
絵を描き始めたのが10月、
写真なら、レイアウトさえすればよいので、比較的早くできますが、
一から絵を描くには時間が足りなさ過ぎでした。
そのため、絵は一色刷りで、線描きのデッザンのようなシンプルな仕上がりにしました。
思いついたのが遅過ぎたので、一ヶ月間篭りきりで描画。
毎日愛おしい馬たちを細部に渡って描く、とびきりの濃い時間に浸りました。
最初と最後、
つまり1月と12月には、天に還ってしまった馬たちを配することにし、
2022年を守護してもらうという意味を込めました。
一年のはじめには、亡きウプカジ。
不世出のリーダー、雄々しい馬でした。
そして一年の終わりに、愛らしいカイト。
この時はまだ生後ひと月くらい、美しい仔馬でした。
カイトはこの後、半年間を生きて、天に還りました。
ウプカジとカイトに最初と最後を守護してもらう、というのが決まった時、
この暦をつくる意味が大きく見えてきました。
あとの10枚に配する馬たちも、一頭一頭愛おしい馬たちで、
この世界に生まれ出た時からお世話させてもらっている仔馬も何頭も描きました。
胸がいっぱいになりながら描いたみんな。
一頭一頭の名前を呼びながら、時に溢れる涙をぬぐいながら、
彼らを絵に置き換えていく、というなかなかない時空でした。
暦という、絶対的な締め切りを目前に
目の前に居ない馬と、これほど濃密な時を過ごすこと、
これはかなり異次元の体験でした。
2022年の終わりに、
全ページの馬たちを振り返りたく、全員集合してもらいました。
一月 ウプカジ(2018年 没)
二月 トゥーミャー
三月 アグリ(2022年 没)
四月 ヒロ ヒナ マコト デイゴ
五月 ククル
六月 ユヌス カンドゥヌ レムヌス
七月 レモン
八月 チュラ サンゴ
九月 マコト
十月 カンドゥヌ
十一月 コハル ユヌス
十二月 カイト シンゴ(2018 没)
まだまだ描き切れていない馬たちもたくさん居ます。
全員を描いてみたいと思いつつ、
今夜も遠く宮古島では、馬たちは静かに眠りについていることでしょう。
ミャークヌーマたちに捧ぐ「馬暦」
いつかまた制作できたらとおもいます。
この一年、ありがとうございました。
2022年の年の暮れに
矢谷左知子
- 2022/12/28(水) 22:33:34|
- 馬暦
-
-

【馬暦 十二月の馬 カイト・シンゴ】2022年の馬暦は冒頭の一月に、今は亡き不世出のリーダー、ウプカジに守護してもらい、
最後の十二月には、生後半年で天に召されたカイト、
天国の二頭にこの一年を護ってもらうように組みました。
カイト
助けたかった仔馬
救い出すことが叶わず、半年の命のまま天に召されてしまったという報せを宮古島から受けた時の気持ちはとても言い表せませんが、なぜか、カイトの魂は、何も傷ついていないんだな、ということがわかりました。
亡骸の悲惨さとは関係なく、カイトはもうそんなところには居なく、さっさと天に駆け上がったのも感じました。
私たちが発見した時のカイトは、生まれてすぐに、母親が栄養失調で亡くなり、そのまま一週間、人に知られることなく取り残され、奇跡的に生きていたガリガリに痩せこけた仔馬でした。
でも、生きててくれてたんだ!と、天に感謝したものです。
そばには血が繋がってない、シンゴと呼ばれる馬。
その雄馬が乳児のカイトに寄り添い守っていたのです。
母親のようにカイトを慈しみ守ってきたシンゴ、
奇跡のような命の在り方を見せてくれた二頭、
十二月、一年の最後にそのときのふたりの様子を描きました。
母に寄り添うようにシンゴに甘えるカイト、
父でもないのに、深い愛をカイトに注ぐシンゴ
この二頭を描いている時、
まるで聖母子を描いているようなきもちになりました。
宮古島での馬たちの置かれている状況は依然として難しいものです。
これまでのたくさんの犠牲があってもなお、さまざまな問題の解決は遅れています。
この5年その深部に関わって来て、時に絶望も感じましたが、
馬たちから受け取るものは、光しかなく、人はその先を進めていくしかないのだなあ、と心して、今は水面下での動きをしています。
亡き馬たちが大きな力を注いでくれているのを身に受けて、
馬たちが伝えてくれるものを、これからさまざまに形にしていきたいと思っています。
こんな小さなカイトが最後の月に一緒に居てくれること、
それだけで大きな力をもらえる、
生きものたちが人に与えてくれるギフトは無量、と常々感じていて、
その声に耳を傾け続けていくことに人類の進歩はあるのではないか、とどこかで想う、2022年の終わりです。
- 2022/12/03(土) 21:58:25|
- 馬暦
-
-

【12/10 映画「杜人」上映+トークライブ(ショクヤボの夕食付)のご案内】12/10、ショクヤボ農園にて、大地の再生、矢野智徳さんのドキュメント映画「杜人」の上映と、上映後のトークライブをします。
あと数人ご参加いただけます。
今回は上映後のトークライブがかなりメインとなり、ショクヤボの夕食付きのイベントです。
この数年食べることの出来なかった、かてめしとお味噌汁、特別にお願いしました。
ご予約制です。
矢谷までお申し込みください(12/6まで)
<お申し込みはこちらまで>
xusa93hina**gmail.com(**を@に変えてください)
:::::::::::
~その地に生きる者だからこそ
その地を豊かに出来る~
三浦半島の中ほど、少し奥まった山の中のとある場所
その場所で、私たちは動物や植物、他の生命たちの尊厳に寄り添い、この世界をどのように共に分かち合っていくのか、足元の大地、環境をどのように創り直していくのか、日々探索しながら、馬と共に畑仕事や山仕事などの労働を目指す土台つくりを始めています。
今回の主催者の一人、浜田高彦は“SYOKUYABO農園” ( https://syoku-yabo.com/ )の野菜育成の畑部長を務めながら、昨年よりSYOKUYABOのセカンドプレイスとしてLIFEEVO(ライフエボ)という「共生と自立」のための農場を始動し、「馬」と共に働きながら農を通じて次の時代の「人のあり方」を模索してます。
もう一人の主催者、矢谷左知子は、植物や動物、万物の生と向き合うアート活動をしてきましたが、この一年、浜田と共に ’馬と人の未来’ を模索する「馬会」活動をしていく中で、彼のビジョンに賛同し、この度の上映会とトークライブを企画することになりました。
上映する映画「杜人」の主人公で、“大地の再生” ( https://daichisaisei.net/ )を主宰する矢野智徳さんの実践や言葉には、この世界が置き去りにして来た、本当は一番大事なことに満ちており、それを手がかりとしながら「三浦半島の大地」とそこに暮らす人々にとって「真の豊かさ」とはいったい何なのかを参加者の皆さんと考え、この先のこの地域の可能性や具体的な実践を一緒に探ってみたいと、上映後のアフタートークの時間を設定させていただきました。
トークの司会は、地域の友人、木戸寛孝さんにお願いいたしました。
年末の忙しい時節ではありますが、SYOKUYABOの小屋でストーブを囲みながらの小さな上映会と、上映後の熱いトークの話し手・聴き手として、ぜひご参集いただけますことを願っております。
浜田高彦
矢谷左知子
映画「杜人」上映会とトークライブ
■日時 12月10日(土)16:00〜
■会場 SYOKUYABO農園
■料金 3500円(かてめしと味噌汁付き)
■会場 SYOKUYABO農園
■地図 https://maps.app.goo.gl/pmwkCMUZX7opoK7i8?g_st=ic
■会場までの行き方
https://syoku-yabo.com/
トップページ最下部にバス情報地図等の載っていますのでご参照下さい。駐車スペース25台分有り。
■タイムテーブル
16:00~開場
16:30~挨拶
17:00~上映開始
食事、休憩
19:30~トークライブ
21:00 閉場
映画「杜人」情報
https://lingkaranfilms.com/
■トークライブ・ファシリテーター
木戸寛孝
https://www.facebook.com/hirotaka.kido.5
主催:
浜田高彦
(SYOKUYABO農園農業部・LIFEEVO主宰)
https://www.facebook.com/lifeevo2472/
矢谷左知子(草人・一般社団法人EARTHBOOK代表)
https://www.facebook.com/xusa.s
- 2022/12/01(木) 20:34:12|
- イベント
-
-

WHOLE EARTH 草暦 表紙
WHOLE EARTH草暦2023
お取り扱い店地元、神奈川をはじめ、北海道から、沖縄まで(間はまばらですが^^)、お取り扱いしていただいているお店はこちらになります。
素敵なお店ばかりです。
草暦だけでなく、それぞれのお店のよりすぐりの品々に触れ合っていただけたらと思います。
*お取り扱いしていただけるお店を募集しております*◯東慶寺
神奈川県鎌倉市山ノ内1367
https://tokeiji.com
◯morozumi
神奈川県鎌倉市山ノ内917
https://www.facebook.com/morozumi.kitakamakura/
◯HOUSE1891
神奈川県三浦郡葉山町一色1891
https://krama100.com/pages/house1891
◯901venue(きゅーまるいちべにゅー)
神奈川県三浦郡葉山町堀内901
www.krama100.com
◯Life afa
神奈川県三浦郡葉山町堀内858
https://lifeafa.jp/
◯やまねこ
神奈川県三浦郡葉山町一色1985
https://ameblo.jp/yamanekohayama/
◯BEACH MUFFIN
神奈川県逗子市桜山8-3-22
https://www.facebook.com/beachmuffin/
◯充麦
神奈川県三浦市初声町入江54-2
https://www.facebook.com/profile.php?id=100063499959772
◯日用美
神奈川県中郡二宮町二宮1022-2
https://nichiyobi365.wixsite.com/nichiyobi
◯Artstellas器物家
東京都杉並区荻窪4丁目25−25−9
https://www.facebook.com/Artstellasdouguya/
◯植物の本屋 草舟あんとす号
東京都小平市小川町2-2051
https://kusafune-anthos.shop-pro.jp/
◯器と雑貨asa
北海道札幌市中央区大通西8丁目2-39北大通ビル11階
http://utsuwa-asa.net/?mode=sk
◯佐惣珈琲豆
岩手県 一関市 桜木町 8-7
○ぎゃるり灰月
長野県松本市中央2丁目2−6
https://www.galerie-kaigetsu.com
◯こびり
石川県能美市寺井町ウ18
http://www.kobiri.net
◯月日荘
名古屋市瑞穂区松月町4-9-2
http://www.tukihiso.com
◯ハクトヤ
兵庫県丹波篠山市河原町121−1
https://hakutoya.exblog.jp
◯アート山大石可久也美術館
兵庫県淡路市楠本2159
http://www.eonet.ne.jp/~artyama/
◯ギャラリー陶倶楽部
愛媛県西条市大町1218-10
https://tou-club.com
◯和〜nodoka~
愛媛県今治市玉川町長谷680
https://nodoka.shopinfo.jp
◯蔵宿うずまき
島根県仁多郡奥出雲町鴨倉643
http://uzumakiokuizumo.com/
◯ロバの本屋
山口県長門市俵山6994
https://www.roba-books.com
◯モクシャアーユルヴェーダセンター
長崎県五島市三井楽町濵丿畔3069-1
https://moksha.jp/access/
◯波羅蜜
沖縄県国頭郡今帰仁村仲宗根278−3
◯ナナホシ商店
沖縄県宮古島市伊良部伊良部28
https://variety-store-868.business.site
◯福木カフェ
沖縄県宮古島市平良荷川取646−7
https://www.facebook.com/profile.php?id=100029060450195
◯cafune
沖縄県石垣市大川137-3
https://www.cafune.love
- 2022/11/23(水) 21:36:14|
- WHOLE EARTH 草暦
-
-

【馬暦 十一月の馬 こはる ユヌス 仲間たち】<十一月の馬は、こはる母さんと生まれて数日のユヌス>
荷川取牧場の放牧場の敷地内には、小さな森が地続きであります。ここは私有地ではなく、地域の共同地所なのですが、ご好意により馬たちにその場を貸していただいています。
この森があることで、馬たちの半野生の姿を見ることが出来、出産や睡眠、馬たちの安らぎの場として特別な空間ともなっています。
或る意味、馬たちの聖域の気配もあり、そこに踏み入る時は、ウタキに入らせてもらうような心地になります。
現在ここには雌馬だけが十頭余り居ますが、ここ以外に居る馬たちには、このような場はありません。
せっかくの天然記念物に指定され50頭に満たない馬たち、ほんとだったら全頭にこうした場を提供出来たらいいのになあ、といつも思います。
仔馬たちは皆、ここで生まれ育っていきました。
十一月の馬暦、
この絵はユヌスが生まれて数日のこと、
お母さんのこはる、そして若い雌馬たちと森で安らいでいる静かな一シーンを描いてみました。
ユヌスも今では立派な若馬です。
#馬暦
#宮古馬カレンダー
#ミャークヌーマ
#草暦
- 2022/11/20(日) 16:22:27|
- 馬暦
-
-
草暦2023は
「WHOLE EARTH 草暦」ネットショップでもお買い求めいただけるようになりました。
→
こちらからお店でのお取り扱いが少なくなっていますので、(お取り扱いのお店はまもなくアップします)
近くに販売していただいているお店が見つからないときなど、こちらもご利用ください。
もしくは。わたし宛、ご連絡ください。
<件名 WHOLE EARTH 草暦>
部数/お名前/お送り先/連絡の取れるお電話番号
をご記入の上、
xusa93hina*gmail.com (*を@に変えてください)
まで
よろしくお願いします。
::::::
- 2022/11/16(水) 12:09:45|
- WHOLE EARTH 草暦
-
-
【「WHOLE EARTH 草暦」2023 ご案内 】と早期(11/10迄)ご予約特典ただいま印刷中、、
2023年は「WHOLE EARTH 草暦」
つまり、「全地球草暦」
草仕事の延長で始まった「草暦」ですが、その後、海、馬、と、自分と向かい合うエレメントは深みを増しながら、かつ同軸であり、かれらはいよいよ核心を見せてくれ始めています。
「WHOLE EARTH草暦」ではそうした私の周りの万物の生命とひとつひとつ繋がり、対話しながら描きました。
かれらとの無窮の旅は、果てなく続きます。
現物は印刷あがり次第、アップさせていただきます。
《WHOLE EARTH草暦 2023》部数が多くなると単価がお得になります。
御店やマルシェでの販売、年末年始のご贈答などに御遣いください。
◉早期ご予約特典(11/10迄に)10部以上の場合 1部進呈&送料割引 360円を200円に
30部以上の場合 10部につき1部進呈(30部の場合は+3部)&送料割引 520円を300円に(30部の場合)
1部~ 1200円 送料100円
5部~ 1100円 送料180円
10部~ 1000円 送料360円
30部~ 900円 送料520円
31部以上の場合は、送料は変わります。
閉じたサイズ 12cm × 14.8cm
拡げたサイズ 12cm × 29.7cm
原稿(表紙と4月7月)
(印刷上がりは色合いが多少異なります)
////////////////////
ご予約はメールにて承ります。
xusa93hinaアットマークgmail.com
(お手数ですが、アットマークを@に変換してください)
矢谷左知子



- 2022/11/03(木) 20:37:53|
- 草暦
-
-

【馬暦 十月の馬 カンドゥヌ】<カンドゥヌが生まれた日>
夜明け前のほの暗い森の中、
きのうまで居なかった小さな黒い影、、
・・仔馬?
夜中のうちに生まれたんだね。
ようこそ この世界へ
どきどきしながら、胸いっぱいになりながら、仔馬の形をした影を追う、、
上りはじめた朝日に照された仔馬
もう影ではない、その姿を初めて見た瞬間
その一時を描きました。
あれからもう三年、
こんなに可愛かったカンちゃんも立派な若馬になりました。
- 2022/10/17(月) 23:31:42|
- 馬暦
-
-
【馬暦 九月の馬 マコト】 マコトくん
御年7歳、
ハンサムなんだけど三枚目キャラ
小学校の時、こういう男子居たよなあ、というような、親しみやすい外観、
なのに案外デリケートで、人懐っこい反面、時に引きこもり症候群も併発、、
であっても、無邪気なオーラが、どうしても滲み出てしまう、憎めない、愛すべき素敵なやつ、です。
この写真のシーンは、3年前、ついに念願の雌雄別柵の完成に伴い、マコトくんをいよいよ生まれ育った放牧場から出した日のもの。
身体の大きなマコトを引き出すのには、ちょうどご指導に来てくださっていたナチュラルホースマンシップの持田裕之さんが、一役かってくださいました。
そのシーン、
どうしてもそこを出たくないマコト、それに時間を掛けて付き合い、なだめ、ゆっくりゆっくり動かしていく持田さんとのやりとり、マコトを連れて行かないで、と間に入って止める妹たち、
最後にマコトが、わかった、とあきらめるその時、
マコトの心の内が手に取るようにわかり、群れの馬たちの心模様もあわせて
どれを思い出しても、目頭が熱くなるシーンでした。
無事引き出して、道を渡った別柵に入ってもらったものの、生まれて初めて一人ぽっちにされて、しばらくはクワズイモの中に引きこもってしまいました。
額から目にかけて、漫画でよくあるような、ザーッと縦線が入った感じの表情、、超しょげシーンなのですが、気の毒なのになんとも笑いが出てしまう、マコトくんのお人(馬)柄ゆえと言いますか。
ありがとう、マコト。
そんな彼も、今ではゆうゆう、広い柵の中で大事にされておぼっちゃまです。
馬たちは沢山の心揺さぶるシーンをその身体いっぱいで表わし繰り広げてくれます。
#馬暦
#草暦
#ミャークヌーマ
#ミャークヌーマ宮古馬の会
- 2022/09/04(日) 21:01:57|
- 馬暦
-
-

◎ご案内◎8/20(土)葉山一色海岸のブルームーンBlueMoonにて
『 馬・畑・障がいと世界の”あわい” 〜インクルーシブネスの本質を考える〜 』
とのタイトルのトークセッションに参加させていただきます。
いったい私になにが話せるものやら、の気配が濃厚ですが😛当日来れない方もオンライン参加できるそうですよ。
遠くの方も、ピン、と来た方、ごいっしょしましょ。
(朝9:00〜 海辺で車座で)
*第一部のインクルージブヨガからご参加の方は6:45〜です*
くわしくはこちら↓
https://fb.me/e/26EvaSdKcEVENT 第2部 スペシャル・トークセッション
『 馬・畑・障がいと世界の”あわい” 〜インクルーシブネスの本質を考える〜 』(*”あわい”とは:「合い」を語源とする、2つの領域の重なりあう場のこと。
例:日本家屋の”縁側-えんがわ”=家の内と外の重なり合う場所)
出演者:
関根 祥平 (せきね しょうへい) Studio COOCA 代表
矢谷 左知子 (やたに さちこ) 一般社団法人EARTH BOOK代表
浜田 高彦 (はまだ たかひこ) SYOKU-YABO 農業担当、LIFE EVO主宰
堀井 祐介 (ほりい ゆうすけ) Studio RODA -Yoga & Pilates- 代表
*
このイベントの発端は、私(堀井)の素朴な願いと、ある疑問から始まりました。
障がいを持つ息子の父として、息子には社会と豊かなかかわりを持って、ただただ幸せに生きてほしいと願っていました。しかしその関わりにおいて、多様な人々が互いに本当に調和するかたちで共に生きること、【インクルーシブネス】を叶える心の在り方って、一体どんなものなのか?
・・・もちろん、ここに唯一の答えはなく、探しつづけることが本質なのですが
考えつづけるうち、今回出演していただく3人の聡明な仲間たちと出会うことができました。
そして、2つのキーワードが浮かび上がりました。
それが、「対話 -dialogue- 」と、「”あわい”の視点」です。
「対話」をすると、立場の異なる人同士、たとえそれで意見が一致しなくとも相手の考えを知ることで二人の関係性が変わり、互いを尊重する気持ちが生まれます。
とくに、2つの領域にまたがる「”あわい”の視点」を持つ人との対話は、言葉では表現し得ない情報すら学べる可能性があります。
このイベントでは、「あわいの視点」を持ち、日々仕事をしている4人が、それぞれの活動のシェアと対話をしつつ、
本当に調和した共生(インクルーシブネス)の在り方を考えていきます。
現地・ウェブともに、当日参加される皆さんとの交流や、気づきを共有できたらこの上なく嬉しく思います。
場所:第一部と同じく、一色海岸 海の家 Blue Moon
時間: 9:00 ~ 11:00
料金:1000円 + お店でワンドリンクオーダー (web参加:1000円)
定員:現地参加20名 (zoomによるweb参加も受け付けます)
参加のお申込み方法 :
*こちらのFacebookページへの参加ボタンだけではお申込みは完了しません。
roda0707⭐︎icloud.com
(⭐︎を@に変えて)
まで以下の内容をお送りください。
①参加者氏名
(グループでお申込みの場合は他の参加者氏名も)
②参加内容(第1部のみ、第2部のみ、または両方参加)
③Webでの参加希望の有無
④連絡先(お電話とメールアドレス)
尚、見落とし防止のため、メールタイトルは極力、
『インクルーシブDAY2022イベント申込み』
↑こちらをコピーしてご使用ください。
ご質問ございましたら、お申込みのメールアドレス、または
090-6158-1493(堀井)
までご連絡ください。
- 2022/08/18(木) 23:46:08|
- EARTH BOOK
-
-

【馬暦 八月の馬 チュラ サンゴ】<サンゴが生まれた日>
夏の朝
ちいさな女の子が生まれました。
出産直後のチュラ母さんの、気高かかったこと、、
凛としたその美しい表情は忘れられません
そして
お母さんにピトっと寄り添う生まれたてのサンゴ
木漏れ陽の朝日の煌めきに照らされて、
神々しかったチュラと、おぼつかない足取りで母さんの周りをよちよちしていた愛らしいサンゴの残像が今も心に残ります。✨
- 2022/08/06(土) 21:38:28|
- 馬暦
-
-

馬暦 七月の馬 レモン宮古島の乳青色の海、大きな入道雲の下
宮古馬のレモンちゃんといっしょに海に入る
つい数十年前まで、馬たちは農耕や、荷運びなど、人の暮らしのためによく働いてくれました。
川のない宮古島では、時々近くの浜に馬を連れて行き、海で洗ってあげたそうです。
そんな人と馬の姿は、もう消えて久しく、覚えている人も居ません。
人がまた、馬と共に生きる、そんな島の姿を夢みます。
#ミャークヌーマ宮古馬の会
#宮古馬
- 2022/07/28(木) 11:35:07|
- 馬暦
-
-

【馬暦 六月の馬 カンドゥヌ・レムヌス・ユヌス】今年で三歳になった、異母兄弟たち、
生まれた朝に、仔馬が初めて出逢った人間として私はそこに居た
なにがしかの縁(えにし)が結ばれていることと、そこはかとなくいつも彼らを想う
三兄弟はいつも一緒
この先、どのような馬生が待っているにしても
たとえ離れ離れになったとしても
仲間との絆が、生涯彼らを支えてくれる心の柱になってくれることを ただ祈る
+
クワズイモ
- 2022/06/17(金) 13:15:29|
- 未分類
-
-

【馬暦 五月の馬 ククル】草食みの音 こころの満ちる
草で生きる生きものたちが、草を食む音というのは、
どうしてこんなにも心地よいものなのだろう、と、
その音のおかげで、食べている馬からいつも離れられなくなる。
心地よい周波数
雑食や肉食の生きものたちの出すものと、
まるで異質な世界がそこに立ち現れるかのよう
草食み中のククルちゃん
+
この時季に花ひらく、宮古島のクチナシ
- 2022/06/17(金) 13:07:01|
- 馬暦
-
-

【馬会】馬話と馬仕事 series3. 《馬とはたらく 馬耕》【うまかい うまはなしとうましごと】
ー6/12.(日) 6/14(火)参加募集中ー_________________________________
*
‘馬が人と共に働く’
それは単なる労働力というだけではない
たぶん私たちがまだ知らない、もしくは失ってしまった、未知の現象を、眼前にあらわしてくれるもの・・
労働はむしろそのための手段に過ぎないのではないか、、
馬と居るとそんなふうにさえ思えてくる。
生ずる一つ一つの動きの中で
人と人以外のものが、互いの力を探り感じあいながら
なにごとかを共に成していくこと
言葉ではない
言葉にはならない、かれらとのやりとり
そこに、この世界の奥義があるのかもしれない
馬と働く
それはもう忘れ去られた光景
そして、ここですることは、その再現では、どうやらない
馬と人は、今、出逢いなおし
これまでとは違う地平に 新しく立つ
真の共生を探る旅
懐かしい未知の世界がひらく
《 内容 》
◉一部【馬話】
映像(毎回テーマに沿った、ショートムービー上映)
‘馬とはたらく’のお話
◉二部【馬仕事】
場所を畑に移して
ヒビキ(雄馬21歳)と共にひとりひとりが働く時間
◉三部【シェアトーク】
お茶タイムしながら全員で語り合う時間
当日はヒビキと共に畑で土起こしをします。
泥だらけになってもかまわない靴をご用意ください。長靴がおすすめです。
【日時】 6/12(日) or 6/14(火) いずれか好きな日 13:00〜16:00
【場所】 LIFE EVO(横須賀市 逗子駅よりバスで25分 お申込みの方にお知らせします)
【参加費】 3,500円
//// お申し込み方法 ///////
こちらをご覧ください
https://fb.me/e/1spLv1wuD
FBをされてない方は、メールフォームよりお申し込みください
*雨天延期
:::::
主催 LIFE EVO 浜田高彦
草舟on Earth 矢谷左知子
共催 一般社団法人EARTH BOOK
馬会series.1 https://fb.me/e/14GuaqLNA
馬会series.2 https://fb.me/e/19YWZ8zgV
- 2022/05/22(日) 23:01:05|
- 馬と
-
-

【四月の馬 デイゴ・ヒナ・ヒロ・マコト】まだ放牧場では雌雄が混在で暮らしていた頃の、懐かしい動画から一コマを切り取りました。
発情期のおとな馬たちの騒然としたドタバタの中、少年少女期の馬たちもあとから一生懸命駆けっています。
手前からマコト・ヒナ・ヒロ、
遠くからポツンとまだ少女だったデイゴちゃんが見ています。
いまでは雌雄もようやく分けることが出来、こうした争いもなく、平和な光景ですが、
この頃はあのウプカジが群れを統率していて、雄馬も何頭も居た頃です。
今ではもう考えられませんが、みんなが全力で生き抜いていたようにも思えて、
懐かしさと共に愛おしさもこみ上げてきます。
- 2022/04/11(月) 23:06:26|
- 馬暦
-
-
【二月の馬 トゥーミャー】生まれてまもない仔馬の毛はふわっふわ
赤ちゃんの毛はどの生き物も、ほんとうにやさしい
ほやほやの鬣
このうえなく、やさしい産毛、
そっと手を触れると、’尊いもの’ ということが伝わってくる
これは無条件で護られるもの
どんな硬い心をもやさしくしてしまうもの
トゥーミャーが生まれてきてくれた日を描いてみました。
仔馬は口先が白くてほんとうに可愛いです。
#馬暦
#宮古馬
#ミャークヌーマ宮古馬の会
#草暦
- 2022/04/05(火) 23:39:24|
- 馬暦
-
-

【三月の馬 アグリ 】 馬暦、三月にはアグリちゃんとプチに登場してもらいました。
穏やかで物静か、孤独を好むアグリちゃん、人を乗せたり荷を載せたりも上手、
長い間、海乗馬でも活躍してくれました。
犬のプチを背中に乗せて道草お散歩。
最近体調がおもわしくないのですが、元気で長生きしてほしいです。
ミャークヌーマ宮古馬の会
https://www.facebook.com/myahknuma/
- 2022/03/23(水) 16:46:20|
- 馬暦
-
-
次のページ