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草舟 on Earth 

+++++ about Wild Grass Workshop *Exhibition * Gest talk * and more * on the Choujah Beach on the EARTH +++++

「山々 渡り」 WHOLE EARTH草暦 四月 解説

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WHOLE EARTH草暦 
四月 解説

ー 山々 渡り ー

「山は巨樹の根元の名残とな」



2024の草暦は
原初の草の記憶からはじまり、
草々が持っている情報は木々や石の叡智と合わさり、
それらは軽やかに山々を渡って、またその先へ合流していく、
そういうストーリーとなっています。
四月、山まで進んできました。
その先は五月のお愉しみです。

四月の絵は
春先の眠たい山の姿と、
淡い空 なのか、
山の向こうに望む海 なのか、
そんな春景色を表してみました。


○今月の書き込み○

「山は巨樹の根元の名残とな」

世界中にある山々、それらはかつての巨樹の痕跡だったという説があります。
なんということでしょう、
こういう根底から概念をひっくり返されることは、心躍ります。

巨樹といっても山サイズなのですから、そのスケールはとてつもなく、
中には映画アバターに出てくるような木をも凌ぐほどの、直径が何キロにもなるものもあったとか。
その残骸として、山という形になっていると。

そうした木々が、この地球をかつて覆っていたということで、
確かにアメリカにあるデビルスタワーと呼ばれるテーブルマウンテンなど、そういう目で見てしまうと、木の切り株以外には見えなくなってしまいます。
他にもたくさんのそうしたものが存在していて、山=巨樹説は、調べると実例もたくさん出てきます。
世界各地の伝承にある「世界樹」とはこの木々のこととも。
日本にも多数あるようです。

知らず知らずのうちに、定説として私たちに刷り込まれている常識というものは、実はまったく違うものだった、
そんな例はこれに限らずあちこちに埋もれていて、
それを知ると、私たちは
固めてしまった観念で、視界を狭め、
世界をひろく見渡すことを 自ら止めているのかもしれない、と気付きます。

この現実界は、実はファンタジーそのもので、なにも限定されない世界なのではないか、
そんな認識を持てるなら、ひとりひとりの人生は今とは全く違うものにもなるでしょうね。


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#草暦
#WHOLEEARTH草暦
#馬暦
#草舟onEarth
#yatanisachiko
  1. 2024/04/30(火) 18:10:40|
  2. WHOLE EARTH 草暦

「土 馬 森」農園と森 オシアンクル 写真展

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「土 馬 森」農園と森 オシアンクル 写真展
@hako gallery 代々木上原


今回は馬ともだち、北海道に移住して馬との暮らしを始めている、すずきまきこさん家族の日々の展覧会のご案内です。
明日3/29、私もギャラリーでの馬座談会にちょっとだけ参加させてもらいます。

10年近く前に、高知のビックさん、すずきまきこちゃんのお店「ひかりねこ舎」で草のワークショップをさせてもらったことがあります。
その後、私は宮古馬のことが始まり、かれらは自宅に馬を迎えることになり、今ではその馬と共に北海道に移り、馬との日々をおくっている。。

お互い、知り合った時には、馬の’う’の字も関係なかったのにね、、と苦笑しあう仲のまきこちゃん。

2018年に宮古島で「馬と人のこれからサミット」を開催した時には、ビデオレターで参加してもらい、馬との暮らしを伝えてもらったりしてきました。
私たちそれぞれのところにやってきた馬たちによって、私たちはどの地平まで連れていかれたのか、、

私自身、草から馬へ、
深くコミットする先が増えました。

彼等の今の暮らしを感じられる今回の写真展、明日の再会が愉しみです。

展覧会は4/1まで開催です。
  1. 2024/03/28(木) 21:06:08|
  2. 草と馬と

「石石からの 正覚は」WHOLE EARTH草暦 三月 解説

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WHOLE EARTH草暦 
三月 解説

ー 石石からの 正覚は ー

「石はすばらしくゆっくり 
生きている生命体とな」



今月登場するのは〈石〉

草々から始まり
そこに木々の智慧が合わさり
さらに石たちが内に刻んでいる太古の情報が加わる、、
というストーリーでここまで進んで来ている2024の草暦です。
石の次は何でしょう?来月からの展開もお愉しみに

石が受け継いでいる独自の情報、
それは、
「正覚」といえるものではないだろうか、と
朧げながら想い、この言葉を合わせました。

正覚とは仏教用語で、
正しいさとり を指すとのことですが、
この一見動かないように見える石たちは、
宇宙の大真理とでも言える情報を内包しているわけで、
この言葉と吊り合うように思えるのです。

磐座がこの国には数多(あまた)在るように、
岩や石に蓄積された大真理を、古来、人はアクセスし引き出し、
そこと交感しながら世界を整えてきたというのは、たぶん事実でしょう。

全地球草暦
三月の頁に、石に鎮座してもらいました。


今月の書き込み

「石はすばらしくゆっくり 
生きている生命体とな」

わたしが暮らしている山はすそ野が海の中にそのまま繋がっており、
この山の麓の周囲数百メートルの海底にだけ、「子産石」という真ん丸な石が存在している、不思議なところです。
この沿岸の人たちは、その丸い石を拾い祀り、海辺の神社や家の門に供えてきました。
大きいものは直径が30センチくらいもありますが、何百年も拾われ続けてきて、もうないと謂われています。
確かに大きいものは無いのですが、夏の間、素潜りすると、海底にはまだ小さいものが在って、たまに拾わせてもらいます。

この石を見ていると、「子産石」という名前のとおり、
石が石を産むのだな、と、
この山の岩盤が、真ん丸の石を、ぽこ、っと産んでいるのだな、と、
その様子が想像出来てしまうのです。

実際、中国の山間地で岩の崖から、卵型の石が30年ごとに産み出されているという写真を見たことが在ります。

私たちの時間の流れでは、じっと動かないように見えていても
人間の何百倍も遅いスピードで、石は生きている
そして、こどもを産むように次の形態をとっていく、ということも有り得るのではないか、と
海底から、私の部屋へと来てくれた子産石から感じることがあります。
そしていつかまた、この石たちはもと居た海の底へとお返しします。

石は生きているとな
すばらしくゆっくりと、ね。



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毎年、目の前の海に潜って、海底にいる子産石をひとつ拾います。
いつかお返しする時まで、今はうちの入り口に居てくれます。
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  1. 2024/03/27(水) 22:18:36|
  2. WHOLE EARTH 草暦

「木々なる 地の智と」 WHOLE EARTH草暦 二月 解説 

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WHOLE EARTH草暦 
二月 解説 

− 木々なる 地の智とー

「超古代 この星は
巨樹で満ちていたとな」



わたしの家は山の中腹にあり、庭はぐるっとこの山の自然木たちが囲み守ってくれています。
彼らが先住の存在で、私の方が新参者になります。

この家で草のワークショップをやっていた頃、
ここには全国からたくさんの方が来られ、
その中には草木や生きものと会話できる方もずいぶんとおられました。
初めの頃は驚いていましたが、今ではごく当たり前のことと思っている、そんな自分が居ます。

庭の植物たちや、うちの猫などからのさまざまな声をそうした方々から伝えていただきました。

最初は半信半疑でしたが、人は違っていても、
この木が伝えてること、
あの木が語りかけていること、
その内容が同じだったということ、

うちの猫のことも同様、
皆さんが伝えてくれる内容が一致している、
その事実に、疑う理由はなくなっていきました。

そしてその内容には、いつもある種、
愕然とするほど、あるいは茫然とするほどの、
無限なる慈愛
神性に満ちた圧倒的な知性
が在り、
真偽以前に、その多くの言葉はまさに真理であり
道標でした。

そのようなこともあり、
今年の2番目に、一月の草の次に、
二月には木の智慧を繋ぎました。

庭の存在のエピソードはたくさんあるのですが、それはまた別の機会に記したいと思います。

WHOLE EARTH草暦2024年版は少しばかりのストーリーになっています。
一月はそういうわけで、まず草々からはじまり、
草たちの智慧が、二月、木々たちと合わさり
植物たちの叡智は一年をかけて、この星の全ての生命とドッキングしていく、そのように進んでいきます。


○今月の書き込み○

「超古代 この星は
巨樹で満ちていたとな」

地球の本当の姿も次第に明かされて来ました。
そのなかで、太古、何千万年も前、地球を覆っていたのは巨樹で、
それも直径が何百、何千メートル、高さも数キロという、
映画アバターに出てくるような木々で覆われていたという説があります。
そのほうが心躍ることもあって私自身もその説に傾いています。
証拠に挙げられているものを見るだけで、そのスケール感に気が遠くなるようでもありますが、
この星の環境に一番適した生命体は植物である、といういつかなにかで読んだ一節にも、
実際に三十数年、野の草と関わってきた中で、あらためて深く想いをいたします。

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  1. 2024/02/28(水) 00:02:20|
  2. WHOLE EARTH 草暦

「はじまりに 草々なる」 WHOLE EARTH草暦 一月 解説 

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WHOLE EARTH草暦 
一月 解説 

− はじまりに 草々なる ー

「世界は植物より始まる
人も もともと草だったとな」




古事記には、人類はもともと草だった、という記述があるとか。
古来、この国では人と草は同格、人と植物は同じ仲間である、という意識があったことが伺えるそうです。

そのことは、「ヴォイニッチ手稿」にまさに記されているものでもあり、それどころか、ヴォイニッチ手稿では植物がすべての生物を生成したということになっています。
私自身、草は自分の師であり友である、との長年の信頼関係にあるパートナーでもあります。

2024年という、なにがしか重要な節目となりそうな年の始まりに、そうした草たちに先陣をきっての登場を願いました。


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*****
お詫びがあります。
またしてもやってしまいました。
1月の日付に誤りがありました。
これは私も指摘されるまで、直前まで全く気がついていませんでした。

暦、というものは、まさに正確を期する、そこにしか意味がないものでしょうが、
それが間違っている、という存在意義を成さない事態です。
各方面には、ご迷惑をおかけしてほんとうに申し訳ございません。

毎年たくさん購入してくれる友人には、
「来年からは、暦のようで暦ではない暦です、と言って売る」との言葉をいただきました。
有り難いことです。
こんなことがあっても、来年の話をしてくれるなんて。
他でも、来年の暦は自分が校正する、と言ってくださったり、と、
こんなひどい事態でも、この先を切らないというお気持ちをいただいて、感謝しかありません。

自分でも、自身の性質からいって、今後とも間違いは必ずあるはず、と、これは残念ながら疑いようがありません。
暦つくりをこの先も続けて良いものなのか、
この一年考えてみたく思います。

ただ、今回の間違いを棚に上げて言えることでもないのですが、
既に自分の中では、友人の言がまさに言い得ているように
「暦のようで暦ではない暦」を作っているように年々感じてきています。

では、それは何なのか、、
それを少しずつ明らかにしていきたいと思うようになった、今回の出来事でした。

また書きます。

あらためまして1月の日程の間違いにつきまして、お詫び申し上げます。

なお返品、返金も受け付けています。
ご希望の方はメッセージフォームよりご連絡くださいませ。


矢谷左知子


  1. 2024/01/31(水) 19:56:50|
  2. WHOLE EARTH 草暦

草暦考

カメ


草暦考



やってしまいました。
本日は1/21ですが、
全地球草暦2024では、1/23と書かれています。
間違いです。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

先日ご指摘いただくまで本人も気づきませんでした。
他にもあるかもしれません。
何年か前にも間違いがありました。
一時、’草暦間違い探し’が一部でキーワードになっていたことが有るとか無いとか、、🤣

私の性質と、手書きで書いているこの暦は、
以前も今回も今後とも不正確、
どこかしらに間違いがある、
それだけは確か、と言えるのが情けないですが、本当のところです。

何年も呆れながらそれにお付き合いくださり、静かに見守ってくださる皆様には、本当にありがたく感謝と御礼を申し上げます。


【草暦 概要】

草暦は2005年に石田紀佳さんと共に始めたもので、
当初は野生の草で布を制作していた私の副産物として、草の事情を記したものを作ってみよう、と始まりました。
そのコンビでは2021年版まで続き、その年に終了しました。

2022年は私自身の今の主軸となっている宮古島の在来馬を取り上げて「馬暦」を制作しました。
一度つくりたいと思っていたので、ちょうど良いタイミングだと思い、
一頭一頭心を込めて描き毎月愛おしい馬たちに登場してもらいました。

2023年からは「全地球草暦 WHOLE EARTH草暦」として、あらたに始まり矢谷個人で制作しています。

暦というものは、正確でなければ意味がないもの。
このようなズボラな私がそもそも関わる分野ではないはずなのに、
なぜ19年もつくり続けているのでしょうか。
そこが本人にも不思議なところです。

                                          仔馬
                                                     

【なぜ暦の形を取るのだろう】

そういうわけで、今年で19年目に突入する草暦ですが、
いったいなぜ作っているのだろう、、
先の内容と少し重複しますが、あらためて考えてみます。

2021年版で一旦終了した時には、ほんのりともう作らないのかもしれないなあと思っていましたが、
そうだ、今こそ宮古馬のカレンダーを作ろう、と、思った時にはもう一年も終わりの頃、
毎日十数時間、ひたすら馬たちの絵を描き、
なかには今は亡き、天に還った仔馬も登場してもらいました。

そうして描いているうちに、なんというか、
不思議な次元のなかに居る感覚を味わいました。

彼らは、確かに暦の中で生き始めてる、
ここには何か、別の時間軸が働いている、
今ではない、次の年の暦を書いている、この今と、
この暦が実際に使われる来年、
そして、そこに登場する既に天に還った亡き馬たち、普遍の存在、

それらがすべてここに在る。

いったい自分は今、いつに居るのだろう、、

暦を描きながら時空が錯綜する感覚を覚えました。

その時に
暦とはなんなのだろう、と、

先人たちの、緻密な観察や計算で作り上げられた偉大な暦の意味とは
まったく異なる視点が、ぼー、っと見えてきた気がしました。

まだ明確な言葉に出来ずにいますが、
草暦はある一つの装置のようなもので、
既に2024年の新しい暦の中にそれは感じられるように思います。

そして、これは毎年どこかで自分の手を離れたところで、進んで行くもので、
来年はどのようなものを作ろうか、というのは常にNo Idea、
まるで見当つかない、というのが実情になります。

自分がつくる、というよりも
もはや作らされている、
そしていつか必要がなくなった時に、突然終了するのだろう、
今はまだもう少しつくる時期にいる、そんな感じがしています。

と、
長くなってしましたので、今回はこのへんでお終いにします。

草暦考察は、また書いてみたいと思っています。

皆さま
そんな頼りない草暦をいつもご愛顧いただき、まことにありがとうございます。
あらためまして感謝と御礼を、ここに記させていただきます。

矢谷左知子

ドクダミ

  1. 2024/01/21(日) 18:32:28|
  2. 草暦

【十二月の草暦】 WHOLE EARTH草暦2023

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【十二月の草暦】
WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦


冬の野生の
やすらけく
野に
山に
放たれよ



毎年12月には熊への祈りを込めて頁を作ります。
というのは、
七十二侯の中に12月の季語で

「熊 穴にこもる」

というのがあり、
それを書く度に、
果たして今の日本に熊が安心して篭れる穴にがあるのか、
熊はお腹いっぱいになって幸せに冬眠できるのか、、

いや、出来ていない、


30年ほど前に熊たちのその状況知ってから、
冬になるといつも熊を思うことになりました。

草暦にはこの十数年、
12月には熊への祈りを書き続けてきました。

想いが深すぎて、なかなか表せませんが、
このことはまたの機会に記してみたいと思います。

この冬も熊たちはお腹を空かせて里に降りては、無惨な最期を迎えている
いつまでこれが続くのか

なかなかそれに対して具体的なことができないまま
心を痛めているだけではありますが、
祈りだけは続けます。
そして自分の日々の暮らしの中で、長い目で生きものたちへすこしでも負担にならない生活を続けていく、
それくらいしか出来ていませんが、
せめて一年のうち一ヶ月、山の熊たちを想う
そんな気持ちで過ごします。

2023年も終わります。
生きものたちの環境は、全地球で待ったなし
私たちは彼らと何をしていくのか、
引き続き、この自身の主題を抱えたまま2024年の扉が開いていきます。

熊たちよ
やすらけく
野に
山に
放たれよ

2023全地球草暦
これで完了です。
今年もありがとうございました。

よき新年をお迎えください。


  1. 2023/12/31(日) 22:50:51|
  2. WHOLE EARTH 草暦

【十一月の草暦】 WHOLE EARTH草暦2023

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【十一月の草暦】
WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦


「植物とひとの篭りしごと」

しだいに冬の気配もあちこちに見受けられ
一筋の風にぶる、っと、
この前まで外で快適だったのに、少し家の中に居ることに安心を覚える、
篭りが心地よくなってくる、そんなとき

篭りという字はカゴをも意味する
冬の間の篭り仕事は、つい数十年前までは、
藁を綯って藁縄を作りためる、
草鞋や筵(ムシロ)蓑(ミノ)などをつくる
篭(カゴ)を編む
等、
植物との共同作業が主たるものでした。

篭りがまたカゴでもあるという、
意味合いの妙を思い、
十一月の草暦は、人と植物が、'冬の間に成し遂げる仕事'のことを描いてみました。


#草暦
#WHOLE EARTH草暦
#七十二候
#馬暦
#草舟onEarth

  1. 2023/12/31(日) 22:39:44|
  2. WHOLE EARTH 草暦

WHOLE EARTH草暦2024 お取り扱い店

冬ギフト


WHOLE EARTH草暦2024 お取り扱い店

*ことしもありがとうございます*

北海道から沖縄まで、素敵なお店が揃いました。

🌲冬のギフトにどうぞ🌲


◯東慶寺
神奈川県鎌倉市山ノ内1367
https://tokeiji.com

◯morozumi
神奈川県鎌倉市山ノ内917
https://www.facebook.com/morozumi.kitakamakura/

◯HOUSE1891
神奈川県三浦郡葉山町一色1891
https://krama100.com/pages/house1891

◯901venue(きゅーまるいちべにゅー)
神奈川県三浦郡葉山町堀内901
www.krama100.com

◯Life afa
神奈川県三浦郡葉山町堀内858
https://lifeafa.jp/

◯やまねこ
神奈川県三浦郡葉山町一色1985
https://ameblo.jp/yamanekohayama/

◯充麦
神奈川県三浦市初声町入江54-2
https://www.facebook.com/profile.php?id=100063499959772

◯日用美
神奈川県中郡二宮町二宮1022-2
https://nichiyobi365.wixsite.com/nichiyobi


◯Artstellas器物家
東京都杉並区荻窪4丁目25−25−9

https://www.facebook.com/Artstellasdouguya/

◯器と雑貨asa
北海道札幌市中央区大通西8丁目2-39北大通ビル11階
http://utsuwa-asa.net/?mode=sk

◯佐惣珈琲豆
岩手県 一関市 桜木町 8-7

◯ぎゃるり灰月
長野県松本市中央2丁目2−6
https://www.galerie-kaigetsu.com

◯こびり
石川県能美市寺井町ウ18
http://www.kobiri.net

◯ギャラリー陶倶楽部
愛媛県西条市大町1218-10
https://tou-club.com

◯和〜nodoka~
愛媛県今治市玉川町長谷680
https://nodoka.shopinfo.jp

◯蔵宿うずまき
島根県仁多郡奥出雲町鴨倉643
http://uzumakiokuizumo.com/

◯モクシャアーユルヴェーダセンター
長崎県五島市三井楽町濵丿畔3069-1
https://moksha.jp/access/ 

◯ぐるぐるめんや
沖縄県宮古島市城辺友利306−5
 (@gurugurumenya)

  1. 2023/11/27(月) 08:24:13|
  2. WHOLE EARTH 草暦

12月の草舟

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草舟の庭 12月

この季節の光は
硬質なのに穏やかで
お日さまというものは、なんとありがたいものなのだろう、と
ただただ拝み
澄んだ心持ちを授かる・・

これからの季節、ここは光で溺れそうになります

あんまりあったかいので、庭でデスクワークしてみました
  1. 2023/11/26(日) 21:13:53|
  2. 草舟の庭

草暦2024 馬と海亀と鯨 ①

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WHOLE EARTH 草暦 2024

<馬と海亀と鯨>

鯨は数頭で全海域で交信ができるという
海の情報の全ての集積と配信をしているのだろうか

では陸でその役割をしているのは誰か、
それは馬だという

そしてその両者を繋ぐのが海亀なのではないか、、
これはあくまでも私の解釈ですが。。


WHOLE EARTH 草暦2024 詳細はこちらへ

  1. 2023/11/18(土) 15:47:44|
  2. WHOLE EARTH 草暦

【2024 WHOLE EARTH 草暦】 できました

裏表紙2024

【2024 WHOLE EARTH草暦】できました

今年も出来上がりました。
2024年版の草暦は、これまでで初めての多色刷りです。
全体がひとつらなりの生命の環になっています。

草々からの報せを木々が受け取り、
石々へ、山々へ、根っこへ伝わり、
その情報は水に写され、それを亀が海へと届ける。
そして海の鯨からの情報は陸の馬に届けられ、あらゆる生きもの達へ。
いつも想いを寄せている食肉となる動物たちのことも描いてみました。

最後12月は毎年そうですが、日本の山の熊達への祈りのページです。
七十二候、「熊、穴にこもる」そんな季語はもう死語、
というほどに熊たちは森もなく食べるものもなく、
冬中おなかを空かせて里に下りてきて撃ち殺されることが続いています。
安心して冬眠できる環境は日本の山にあるのかしらん、
熊たちよ、森が再生出来るまでどうか生き延びてほしい、
狼がいなくなった今、野生で森を生きる大型ほ乳類、
そんな存在が現代に生きてくれているだけでも奇跡と、
熊たちの今を想いながら終わる一年です。

そして・・
☆今回のエピソード☆
草暦の原稿書きの最終日、表紙の亀を描いている時に、休憩に庭に出て体操していたら、、
ガサゴソ、、ん?? なんとまあ、目の前に亀さんが居ました。
しかも大きい!調べたらロシアリクガメとか
交番に届けつつ、今はうちでお預かりしていますが、亀を描いてたら亀が来た。
しかも2024年の表紙の存在が。
これは楽しみな2024年の始まりです。

今年もまたご用命いただけましたら幸いです。

◎草暦はまとまるとお得になり、個人でも販売していただけます。
イベント、マルシェなどで、またご友人との共同購入もどうぞ。
暮れやお正月のギフトなどにもお遣いください。

<2024 WHOLE EARTH草暦>

1部~ 1200円   送料120円
5部~ 1100円     180円
10部~ 1000円    360円
30部~ 900円  520円

閉じたサイズ 12cm × 14.8cm
拡げたサイズ 12cm × 29.7cm


◎草暦 ご購入方法
ご購入は必要事項お書き添えの上、下記アドレスまでメッセージをご送信ください。

1 部数
2 お届け先 氏名 住所

xusa93hina@gmail.com
矢谷左知子

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  1. 2023/10/30(月) 21:00:42|
  2. WHOLE EARTH 草暦

【十月の草暦】 WHOLE EARTH草暦2023

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【九月の草暦】
WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦

「雁来たる okaeri」 
ー すぐ下の海 ー




私は三浦半島の付け根の海沿いに暮らしています。
山裾がそのまま海に繋がる、海とたいへん近い立地で、
斜面の森の中の家から坂道を走り下りると3分ほどで海になります。

ちょうど家の前の坂道を下りきったところから見た海の風景を描きました。
この時期、ススキの穂が風に揺れ、それが近景となり、海を臨みます。

今年は10月8日が七十二侯の「雁來たる」、
この数年、雁は見かけていませんが、
次々と先頭が入れ替わる隊列が到着し、海面で羽を休める様は、
見ているだけで胸がいっぱいになるような光景です。

みんな、ほんとうにおつかれさま
よく来たね、おかえり
大変な旅をよく乗り越えて、ここまで来てくれて本当にありがとう

年々渡り鳥たちには過酷な環境になっていますが、そうした生命体たちが健全に世界を渡っていけるよう、
人類の自然回復の努力は本当に待ったなしです。

相模湾の向こうには伊豆半島と富士山を毎日拝みます。
写真では見えにくいですが、すぐそばのオガ島も描きました。

ここが私の家のすぐ下の海、
この夏も汗をかいたらシャワーがわりに下まで駆け下りて、
海に潜って遊んで、ずぶ濡れでまた帰ってくる、
そんな暮らしに毎日感謝して、ひっそりと暮らしています。

秋の庭ではセミの羽が朽ちていたり、
片腕がなく、ボロボロになった枯草色のカマキリがヨタヨタと消えていったり、と、
みな力尽きて土に還っていく
何ごとか森厳たる
さまざま染み入る季節です。

今年は空を渡ってくる群れをぜひ目撃したいなあ、と願っています。
  1. 2023/10/27(金) 20:37:13|
  2. WHOLE EARTH 草暦

【九月の草暦】 WHOLE EARTH草暦2023


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【九月の草暦】
WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦

「草より授くもの」
ー葛 その内包する光ー




毎夏 近くの山々は一面、まるで葛の網をかけたように葛で覆い尽くされている光景を目にする。
山肌の畑もしかり、葛はその蔓をかま首もたげて這ってくる。

とにかく嫌われ者の葛ではあるが、根っこは葛粉として人を癒やし、
その蔓からは、光を放つ美しい繊維が齎される。
そして馬のヒビキは葛の葉っぱが大好物 エンドレスに欲しがって可愛い。

この30年、炎天下、葛と格闘し、もつれた蔓を解きながら、根元まで辿りながら採取、
蔓をいただき繊維をつくってきた。

8.9月の2ヶ月だけ可能な葛糸作業

採ってきてから煮て、そのあと草の室に埋めて数日、
取り出してからが労苦、、
なんども洗い晒す作業がある。

発酵の過程やそもそもの蔓の性質で、なかなか一級品といえる質の糸になるものは少ない。
すべてが揃ったときに奇跡の光沢の糸が出来る。
それはまるで内から発光しているような 
次元の違う世界のような 幽玄の空気感を孕んでいる。

今は今年最後の葛の発酵を庭の草室でしている。
というか、もう取り出して洗いの作業をしなければ、過発酵になっているのだけれど、
まさに今、2024年の草暦の原稿描きで、あっぷあっぷ、、

そんな9月の終わりを毎年懲りずに迎えている。


作品は作家時代の頃、
自作の葛糸で織った葛布2点

ひとつは2000年制作
もうひとつは2003年制作

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#草暦
#WHOLEEARTH草暦2023
#葛布
#馬と葛
  1. 2023/09/30(土) 12:48:52|
  2. WHOLE EARTH 草暦

【八月の草暦】 WHOLE EARTH草暦2023

8月


【八月の草暦】
WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦

「水族たちが伝えてくれる」
ー産卵に来た海亀と過ごした一晩のことー

(鯨と海亀と馬)



6年ほど前、葉山の海岸で、海亀の産卵にひとり、
上陸する瞬間から産卵を終えて海に戻るまでの一部始終に立ち会ったことがある。
今の時代のこの国で、そんな体験をする人はどれほどいるだろうか。
しかも場所はふつうなら人気も多い夏の葉山。
そこに奇跡的に産卵の海亀とふたりきりで過ごした一晩

その時海亀から受け取った無量のもの、
それが今月の草暦の表題となるきっかけとなっている。

長くなりそうだけど、ちょっと当時のことを想い出せる範囲で記録しておきます。

夏の夜、時刻は21時前くらい、
灯りを避けての波打ち際で友人たちとゆったりと夕涼みしていて、私は寝そべり、波が打ち寄せるのを見るでもなく見ていたら、
ある波が打ち寄せた瞬間に、大きな物体が波に乗って一瞬で上陸、
ざぶん、と波が引いた後には、黒々したものがそこに居た。
あたりは真っ暗でほぼ陰影しか見えなかったので、一瞬ぎょっ、と。
酔っ払って泳いでた誰かが海から座礁した?笑
にしては随分と厚みがある、、
と思った瞬間、そうか、これは海亀なんだ、と理解した。
真っ暗な海、目を凝らしながらの海亀の上陸の瞬間を目撃したことは過去に無く、脳が一瞬、??とフリーズしていた。

その黒く厚いものはのったりと目の前を横切り、砂浜の奥に向かって登っていく。
こちらも遠巻きにしながら海亀の後を腹這いになりつつ付いていく。
夏のビーチは海の家が林立している。
海亀はもっと進みたかったようだが、すでにその日の営業を終えた人気のない海の家の土嚢に突き当たって、
それ以上進むことをさえぎられてしまった。
するとあきらめてそこで止まり、前のヒレで砂を掻き始めた。
産卵に来たんだ!
なんと目の前でそれは始まっていた。

海亀さんはヨイショヨイショ、しばらく砂を掘っていたが、10分くらいでその動きが止まった。
どうもやはりそこは海から近過ぎると判断したらしく、土嚢を沿うように周囲を回り込んで、ようやくもっと奥までたどりついた。

そこを産卵場所と決めて、また一からやり直し。
前ヒレを交互に動かし、さっ、さっ、と砂をかき分けるその動きは、ゆっくりのように見えて、着々と確実なテンポで進み、
思ったよりも早い仕上がりで、みるみる深い穴が掘られていった。

そしていよいよ
海亀さんは、じ、っと腰を据えて動かなくなった。

と、まもなく、じゅー、という音と共に、目の前で卵が産み落とされていった。

亀さんのストレスにならないように、視覚にはなるべく入らないように、お尻の方に腹這いになって、
産み落とす瞬間を間近に見させてもらうという、驚きの展開が始まった。

その頃までには友人たちは皆帰宅し、どこの海の家も閉店、
浜には誰も居ない、
海亀さんと私ふたりだけ、
なぜ皆んな帰ってしまうのか不思議でたまらなかったけど、
それは結果、一対一で産卵に立ち会う、願ってもない時間となり、
海亀もそれを受け入れてくれた稀有な時空になる。

ぜひ産み終えるまでまで立ち会わせてもらって見送りたい、
ビーチで一晩過ごすつもりで、亀さんの隣に寝そべり、
星空を見上げながら、時折り亀に話しかけりした。

想ったのだ、
海亀は陸と海の両方を行き来する、
それは
海の情報と陸の情報の橋渡しの役目をしているということではないだろうか、

当時、宮古島の在来馬の生存に関わる問題で走り回っていた私は、そうか、とおもい至る。
海亀が
鯨からの情報を私に託し、馬に伝えて、と、
そして、私は
馬の情報を鯨に伝えてもらうべく、亀さんに託す、

そういうことではなかったのか、と。

「お馬から聞いて来てくれたの?」
と話しかけた。
そして今馬たちのことで起こっていることを、海のみんなに伝えて、
鯨に伝えて、
と、話しかけた。

手を伸ばせば、甲羅に触れる距離、
後ろのひれは目の前にある

広い浜に亀さんとたったふたり
夜空の星の天蓋の下
聴こえるのは
波の打ち寄せる音と
卵を産み落とす時の音

どれくらいの時間が経っただろう

海亀の動きがなくなった
ついに産み終わったのか
亀はそのままピクリともしない

心配になって見守っていたが、
そういう杞憂とはうらはらに
そこはなにか、無限大の時で安らかに包まれているように感じられた

長い時間に感じられたが、
亀さんがようやく息を吹き返した。
何時間にも及ぶ産卵を終え、しばらく気絶していたみたいだ。

そして フー、、、という深いため息を3回、
このため息の感じはたぶん生涯忘れない。

ほんとうにお疲れさまでした。

それからはまた動きを取り戻し、
今度は卵に砂かけを始めた。
後ろのヒレで、卵を産み落とした穴に砂をかけていく。

その動きも決して速くないのに確実で無駄がなく、卵はどんどんと埋まっていった。

最後のしごとも終わり、
亀と私の間にはつかの間の静かな沈黙

と、
海亀さんが前ヒレをつかって方向転換を始めた。
産卵のときは頭を陸側に向けていた。

産み終わって、いよいよ海に帰る時がきたのだ。

胸がいっぱいだった。

海亀はやはり着実な無駄のない動きで、海のほうへ頭を向け、歩き出す。
一緒に横に並んで私も亀と砂浜を海に向う。

おつかれさんだったね、
と、甲羅をなでながら。

波打ち際までは、すぐだった。
亀はゆっくり動くもの、とおもっていたが、実際にはとても計算された動きが無駄なく繰り広げられ、
思った以上にすべてが気持ちのよいスピードで運ばれていった。

いよいよ波打ち際。
私も一緒に海に入る。
お別れだね、というこちらの感傷的な気分とは別の、清々しい海亀の気配、
次の波が来た時に、上陸の時にそうだったように、それに乗り一瞬で真夜中の真っ暗な海に呑まれて消えていった、、

ーー
後日談として
この話を海の家のスタッフから聞きつけたテレビ番組が、亀の孵化までを取材することとなった。

撮影するにあたって、葉山町長から電話をいただいた。

実は葉山の町長さんは、彼が新米議員さんだった時からのお付き合い、友人でもある。
テレビのディレクターの話を聞いてほしいとのこと。

詳細はいろいろ省きますが、やはり葉山で海亀の産卵、というのが、そういったメディアを騒がすこととなったらしい。

孵化の瞬間を捉えるため、若いカメラクルーが海岸にテントで寝泊まりしながらの密着取材ということとなった。

私も時折様子を見に行ったり、葉山のしおさい博物館の研究者の方とお話する機会があったり、
海亀の産卵のことに少し詳しくなったりした。



来てくれたのはアカウミガメ。
一晩産卵に付き合って、話しかけたり、最後、海に戻る時にも横で一緒に歩いて、甲羅をなでたり、
そんな話を研究者の方にすると、びっくりされ、そんな危険なことしてはいけない、と言われた。
攻撃性があるので、噛まれたりする、と。

そのときに、ああ、そういうことを知らないで亀と触れ合えてほんとうによかったなあ、
知らないからこそ、なんの警戒もせず、真のこころの触れ合いができることもあるのだなあ、と思ったのだ。
攻撃性などまったくない、そんな亀が命をかけて産卵する一晩を共に過ごせたこと、
亀がその間、無量のことを伝えてくれていたように感じている。

私もまた亀に馬の話をした。

その静かで、日常だけど非日常、
亀とふたりだけの時間は、数年たった今も私のなかに深く刻まれている。

そのようにテレビクルーまで張り込んでの、人間側が大騒ぎの亀の産卵、
孵化予定日になっても何の兆候もなく、
その年、ちょうど孵化予定日前の数週間は非情な寒さと雨続き、
もしや、という事態もあり、とうとう江ノ島水族館やしおさい博物館の関係者が卵を掘り出すことになった。

下の方で生まれてても出てこれないというケースもあるとのこと、
慎重に掘り出しが始まった。
が、そこには命の徴しはなかった。
全部で百以上の卵が次々と引き上げられる。

半数以上が卵のまま命を終えていて、
孵化途中半分亀になりかけて死んでしまったもの、
一昨日までは生きていた、と思われるすでに子亀になっていたものも力尽きていた。
掘上げるほどにあたりには重い沈黙が覆った。
一匹でも生きていてほしいとの願いは叶わず、全滅が判明、
皆沈痛な面持ちだった。

その日、番組のディレクターさんから連絡があった。
このことを番組にするかどうか迷ったけれど、事実をそのまま放映することにした、と。

後日の放映は、私は視ていないのだけど、
その番組始まって以来の視聴数をはじき出した、とのこと。
とくに卵を掘り出して確認しているシーンで、全滅だったというところで一気にピークになったそうだ。



タレントも居ない地味な画面、(私も間で出演していたそうです。笑)

子亀が孵化して海に走り込んでいくシーンを撮ってバンザーイのはずだった番組の目論みと真逆の、悲しみの結末、
それが視聴数ダントツだったということで、番組のつくりかたの一つの指針となりました、と、後日ディレクターさんが言われていた、
そんな、人間界にさまざま大事なことを伝えに来てくれたように思えた、ひと夏の海亀物語。

以上、長くなりましたが、
そんな海亀からのメッセージを時々思い出しながら、いまもその亀との繋がりを感じつつ過ごす日々、
近くの海で亀と出会い、授かった、あの八月の記憶をここに留めてみました。

鯨と馬は、それぞれ、海と陸で、同じ役目を果たしている、と聴いたことが在る

そしてそれを繋ぐのは、海亀なんだ、と知らされたあの夏の一夜

海のものたち、ありがとう
あなたたちからの報せは 陸の馬たちに伝えています

馬の情報も預かって、折々に海の中で放っているは届いていますか。

また逢って交換できる日まで
それぞれの場を全うしていきましょう
  1. 2023/08/28(月) 16:00:06|
  2. WHOLE EARTH 草暦

【七月の草暦】 WHOLE EARTH草暦2023


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【七月の草暦】
WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦

「Sanagi 宇宙船」

(キタテアゲハと蛹)



去年の夏、庭に居た立派な芋虫が蛹になり、無事、蝶に変身するまで見届けることができました。

サナギになる時には、芋虫の姿が一旦すべて溶けてドロドロの液体になってしまうのだとか。
このことはほんとうに驚きです。

と、これを書きかけている、まさに最中に、
「イマジナル・セル(成虫細胞)」、さらに「成虫元基」という言葉に出会いました。

イモムシから蝶になるまでに、幼虫が一度溶けてスープ状になっているとき、
イモムシという形態の細胞の死と同時進行で、蝶として飛立っていく成虫としての細胞が萌芽していく、
自己を溶かしながらも、次に生まれ変わるための準備が行われている、

なんというか劇的すぎて想像が先に進まないほどの、壮大な営みです。

サナギという小さな宇宙船の中では、プログラミングされた自己消去機構の作用と
消去後の新世界の展開が
寸分の狂いもなく、約束どおりに、
まさに神のプログラムとして実行されている。

まったくなんということでしょうか。。
クラクラします。

さて、このサナギの形、
このデザインは超絶のカッコよさです。
そしてその質感、
完璧なやわらかい曲線のエッジフォルム、
マットな繊維質の素材感

見ているだけで安堵であり、深淵な心地がする

神の仕事です。

宇宙的有機的なスターシップにも見えてきます。


そしてある朝、
昨夜までの姿とは異次元の、
一羽の美しい蝶がそこにいました。
(*蝶の数え方は、「一頭」や「一匹」だそうですが、変容後は一羽が似つかわしいようにおもいます)

羽化したての尊い気配
羽ばたくまでの時間
それらは、すべてが微細で、
そこには、人間界とはまったく異なる質の時間が流れている

真っ黒い大きな眼
蝶の顔を覗き込みながら、いったいどれくらいの時間がたったでしょう。

その’蝶の時間’は、竜宮城のように、現実の時間ではありませんでした。

そして
ゆっくりと何度も羽を羽ばたかせながら、
ついに飛立った、
美しく、お目目の愛くるしいキタテアゲハさん

ひと月あまりを共に過ごしてくれて、別の世界を見せてくれました。
ありがとう
その後逢うことはありませんでしたが、
きっとすてきな蝶生を送ったことでしょう。

そんな夏の日のちょうちょの想い出を描いてみました。


  1. 2023/07/30(日) 20:18:28|
  2. WHOLE EARTH 草暦

【六月の草暦】WHOLE EARTH草暦2023

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アメンボ

【六月の草暦】
WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦

「境界すいすい」 

(アメンボの光る影)



足柄上群大井に居を移した友人を、昨年の今頃、訪ねる機会がありました。
この地域は高速道路に乗る時などに通りかかることはあっても、訪れるのは初めて。
懐の深い里山風景、真水の流れを常に感じる湧水の地、空気感も何とも清々しい、
存外に素晴らしい土地柄でした。

訪れた神社の脇の小さな湧水地では、アメンボが水面を楽しそうに泳いで?、いえ、歩いて?(笑)いて、
その波紋と、陽に照らされたアメンボの光る影は、あまりにも素敵。
陸地と水地を分ける境界を、
実に軽々、重力を感じさせず
浅瀬の水底に映るアメンボの脚の影の妙、
その輪郭は光となり、まるで命が光になったよう
境界を軽やかに渡るその姿はまことに美しく、
楽しく不思議で見飽きないのです。

スイスイスーイ

この感じ、重力が消えていくような、、
陸上でも水面下でもない、
境界の領域を高速で操る、鮮やかな生命体、
ちょっとアメンボになってみたいと思った夏の始めでした。



  1. 2023/06/09(金) 21:15:48|
  2. WHOLE EARTH 草暦

【五月の草暦】WHOLE EARTH 草暦2023

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【五月の草暦】
WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦

「語るもの」

(五月の絵は大木と小さな白猫)



5月の草暦はついに
うちの猫、ヒナの登場です。

2005年から毎年作り続けてきた中で、実はヒナが登場したことはなかったかもしれません。
ヒナは2008年生まれ、今年15歳になります。

実は今日は動物病院に行ってきて、昨年末の悪性腫瘍の手術後、気になる症状が出たため診てもらったところです。
結果は要観察、注意信号となりました。

そんなヒナは、うちの目の前の榎(エノキ)の大木さんと、深く心の通じ合う仲のようで、
この10年近くの間に、ふたりが寄りそう姿をずっと見続け、見守ってきました。
時には夜中にも何時間も向き合っているのを見たこともありました。
ヒナは白いので夜でもどこにいるか見えるのです。

榎さんは大変大きくやさしく、いつもヒナをふんわりと包み込んでくれています。
ヒナはひたすらその足下にうずくまり、ときに見上げて、なにかをやりとりしているように見えるのです。

ふたりの姿は神聖でもあり、心打つ姿でもあり、
人が立ち入れない領域を感じます。

そして、この大木と小さな白猫が、おそらく私の周囲の自然環境を護り、整えてくれているのだろう、と、
なぜか確信するのです。

そうそう、年末の手術後、ヒナはまっさきに榎さんの根元に行き、うれしそうにスリスリと甘えていました。
私にはしたことないのに。笑

残念ながらこの角度からの景色は、この木の目の前に家が建ってしまい、永遠に見れなくなりました。
今では幻の景色となりましたが、このふたりが語り合う姿を絵に残しておきたいと初めて思い、
お家が建つ前に留めて置くことが出来ました。

「語るものたち」
榎さんとヒナ、
このチームが居てくれるだけで、安堵感があります。

5月の新緑をたわわに抱えた榎の木は安らぎを与えてくれます。
どうか、人類はこうした木を開発という行為のもとに伐ることなく、
共に在ることでもっと豊かに生きるという選択をしていくことが出来ますように。

榎さん、ずっとヒナを見守って来てくださりありがとうございます。

どうぞこの小さな白猫の命を護ってください。
  1. 2023/05/14(日) 22:03:40|
  2. WHOLE EARTH 草暦

草馬講座

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🌿草馬講座🌿

【草講座と宮古馬おはなし会@草舟】

三年近くの間、例の騒ぎを口実に、いえ、よい機会と、お休みしていた草講座、

2011年から自宅の草舟でコンスタントに開催をしてきて、ちょうど少しお休みしようか、と思っていた矢先の時でもあったため、いったん閉じてみました。

そうなると、それまでは自宅であっても半分オープンの感じがだんだん負担になっていたのだなあ、と気づき、100%プライベートであることが、こんなにうれしいものなのかと、日常を楽しんでおりました。
その間に近所で馬を飼い始めた友人の馬のお世話をお手伝いすることになり、2022年には友人とふたりで馬の講座、「馬会」を一年通して開催したり。
2012年に宮古馬と出逢い深く関わってきたなかで、今、地元で身近に馬とのご縁をいただくことで、草に続いて馬が自分にもたらせてくれるものを、さらに深く考察する日々の只中にいます。

そんななか、この度、草と馬を合わせた、「草馬講座」をひっそりと開いてみようと思いました。
草とのかるい手仕事をしながら、馬のお話。
今回は宮古馬のお話をさせていただこうと思っています。
撮りためている宮古馬の映像をご覧いただきながら、
野のヨモギを摘んで作る自家製の草饅頭とお茶で、草と馬に浸るひととき。
新緑の草舟でゆったりと過ごしましょう。

【日時】5/11(木) または 5/30 (火) 13:00〜16:00くらい
    *内容は同じです。どちらかご都合の良い方を
   
【場所】草舟on Earth (矢谷自宅)
    横須賀市秋谷(逗子駅よりバスで15分ほど)
    車の場合は長者ヶ崎駐車場(平日無料)

【内容】座って出来る草のかるい手仕事 (何をするかは、その時のお楽しみ)
    お茶をしながら宮古馬のお話 (宮古馬たちの映像も観ながら)
   
【参加費】6,000円 *手づくり野生のヨモギ饅頭とお茶付き


🌱お申し込みは矢谷宛てメッセージでお願いいたします。
xusa93hinaアットgmail.com
アットを@に変えてください
  1. 2023/04/28(金) 11:10:54|
  2. 草と馬と

【四月の草暦】WHOLE EARTH草暦2023

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【四月の草暦】
WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦

「馬と人のミライ」

(四月の絵は畑の土起こしする馬のヒビキ)



農業をやっている友人のところにヒビキという大きなお馬さんがいます。
やさしくて力持ちで、たっぷり大きいサイズは何とも言えない安心感
私も去年からヒビキと一緒に、馬耕の練習をしています。

何百年、何千年、彼らの力無くては人類は存在出来なかったのに、
機械や車が普及したことで、馬たちは世界中から姿を消しました。

でもこの時代に、あえて馬を選ぶ人たちも同時多発で出現しています。

馬しかいないから馬、
ではなくて、車も機械もあるのに、それがあっても馬。

そこには懐かしい景色ではなく、
意識を持って選択した新しい未来の景色がある、

馬と人がまた出逢いなおして、
これまでの何千年では、まだ実現していなかった、その先、
そここそをこれからの私たちはひらいていく

そんな馬と人の関係が、いよいよこれから築かれるのだなあ、
と、勝手に確信しているこの頃です🐴



#草暦
#馬暦
#WHOLEEARTH草暦
#草舟
#矢谷左知子
#yatanisachiko
  1. 2023/04/23(日) 21:03:31|
  2. WHOLE EARTH 草暦

【三月の草暦】 WHOLE EARTH草暦2023

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【三月の草暦】
WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦

「還る森」
bless your forest

ー三月の絵は森に帰っていく鹿ー



彼らが還る森は心地よいところなのだろうか。

ちょうど三月の初め、
車で神奈川の自宅から四国に行く途中、沿道では山々の木が全て伐られて太陽光パネルで覆い尽くされているところを何箇所か目にした
本末転倒の姿

心が萎む景色だった

こんなこといつまで続くのだろう

あなたたちが還る森
生きものたちがうごめく豊かな山々、
美しい春の気配に満ちた山を
想い描いてみる

bless your forest


  1. 2023/04/18(火) 21:56:37|
  2. WHOLE EARTH 草暦

「馬意識と身心」◎第二回 参加受付中

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🌿🌿参加受付中(若干名)🌿🌿

*受付終了しました

「馬意識と身心」◎第二回 
【馬と視覚以外の感覚で繋がる ブラインドタッチ・他】


馬会は2023年から
●馬部(ハマー担任)
●馬意識と身心(矢谷担任)と、
分かれてスタート。

(「馬部」の方は三月から毎月一回、4/2に二回目が実施されました。)
※ なお、「馬意識と身心」◎第一回 4/15【馬の呼吸と足歩に自らを繋ぐ】は受付終了しています。(キャンセル待ち受付のみ)

*****

◎第二回 
【馬と視覚以外の感覚で繋がる ブラインドタッチ・他】

まず目を閉じて、馬と一対一となり触れていく(講師がサポート)
視覚ではない部分で大きな馬を体感、繋がることで、命の根源を感じ取ること、受け取るものを心身に落とす。ゆったりとした無言の時間のなかで、馬と無量の交感がおこなわれる。
実践後お茶飲み話とシェアの時間
(お茶 草おやつ付)

【日 時】6/17(土) 13:30-16:30
【参加費】7000円
【場 所】横須賀市長坂

《《 お申し込み方法 》》

ご参加ご希望の方はメールをください。
xusa93hina*icloud.com (*を@に変換してください
矢谷左知子まで
  1. 2023/04/05(水) 23:38:16|
  2. 馬と

「馬と葛」の旅 矢谷左知子作品展@愛媛 vol.1

「馬と葛」の旅 矢谷左知子作品展@愛媛 vol.1

愛媛での展覧会、
「馬と葛」の開催のため、ヒナと一緒に愛媛まで車で旅してきました。
友人の田園ギャラリーで滞在しながらの展覧会、
隣の棟の友人家族に混ぜてもらって毎日共に美味しいご飯しながら、
猫のヒナと一緒に自分の作品たちに囲まれながらそこで寝起きする、
石鎚山を望む穏やかな里での、楽しく至福の滞在は、
いつもの海を目の前にした暮らしとは、また違った安心感がありました。

四万十からは佐々琢哉くんも合流、馬頭琴とホーミーでの演奏で展覧会初日が幕開けしました。
四国に移住した何人もの友人たちも顔を見せに来てくれて、久しぶりの再会にしみじみ、
この十数年、かれらは各地に根差し、新しい郷土を作っていってるように思います。
でもそれは、いつでもシャッフル可能な、とでも言ったら良いのか、
土地に縛られたりする精神性とは、まったく違う、明晰な意識を持った軽ろやかさを感じて、清々しいのです。

彼らの繋がりの仲間たちも、はじめて会った瞬間から打ち解けてしまう、
最初から共有するものがある、
こうした出逢いの数々をほんとに祝福に思います。

四国、覚醒の人たちが集まってます。
今回のタイトル[馬と葛]にまさに感応して訪ねて来てくれた人たちとの出会い、共有は貴重でした。

今回も葉山での展覧会に続いて、
愛おしい馬たちの尻尾毛と、野生の葛の織りを合わせた新作、「馬守り」を展示。

その前で固まる人、
鳥肌を立てる人、
説明しなくても、そこから受け取る能力を持った方達が多いことにも、少なからずの驚きと感動でした。

作品発表をやめていた18年の間に、
それ以前には考えられなかったほど、人々の意識の底上げがあったのだなあ、とあらためて実感する、
2023年の初頭、葉山、愛媛、立て続けの作品展となりました。

いまや、どこで、なにをしても、同じように温かい繋がりと、意識の共鳴の中に居れること、
これはこの十年ほどから急速に加速した現象ではないでしょうか。

とくに2020年からはさらに早まりました。

そういうこと全てを、ヒナと一緒に味わえたのも嬉しく、大事ないっときいっときでした。

つづく

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  1. 2023/04/03(月) 15:32:37|
  2. 草の展覧会

春からの草講座 馬編 「馬意識と身心」

新馬意識と身心


《 馬意識と身心 》 馬意識 実践編  ーお申し込み受付中ー

〇講座内容 概要〇

馬という大きな生き物と、直に触れ合いながら、心と身体の密なやりとりをする。
ヒビキという名の一頭の馬と共に、馬から受け取る無量のものの正体を解き明かし、種のボーダーを超える壮大な試みをベースにした、意識と身体の実践講座。
見失った感覚を手繰り寄せていく、そのサポートをヒビキがしてくれるでしょう。
全3回通し
(一回毎の参加も可能)

 ・人と動物たちの領域を跨ぐ
 ・馬との実践を通じて感覚と意識を研ぐ
 ・人主体をはずす試み

担当  矢谷左知子
副担当 浜田高彦


◎第一回 4/15(土) 13:30-16:30
【馬の呼吸と足歩に自らを繋ぐ】

馬と綱で繋がり一対一で歩く
相手の呼吸と、一足ごとの足並みと着地に意識を合わせて歩くことを主題とし、そこから汲み取るものを身心に落とす。
実践後お茶飲み話とシェアの時間
(お茶 草おやつ付)


◎第二回 6/17(土) 13:30-16:30
【馬と視覚以外の感覚で繋がる ブラインドタッチ・他】


まず目を閉じて、馬と一対一となり触れていく(講師がサポート)
視覚ではない部分で大きな馬を体感、繋がることで、命の根源を感じ取ること、受け取るものを心身に落とす。
実践後お茶飲み話とシェアの時間
(お茶 草おやつ付)


◎第三回 9/9(土) 13:30-16:30
【馬と人の心地よさとは、を探る】


馬が人にしてほしいこととは。
それは有りや無きや。
馬主体の視点で、馬が人とどのように共にあるのかを探る。
アニマルコミュニケーターの臨席と共に馬意識を深める興味深い時間
実践後お茶飲み話とシェアの時間
(お茶 草おやつ付)


◉特別講座 9/24(日)◉
対談【馬世界と草世界の死生観】

馬世界 橋田宣長 (馬調教 助手)
草世界 矢谷左知子 (自然界アーティスト)
行司役 浜田高彦 (LIFE EVO)


☆ ☆ ☆

*場所は横須賀市長坂になります。(相模湾側)

受講料

前期
全三回 20,000円 前納
(一回ごとの単独参加は一回7,000円)

*9/24対談特別講座は別途。

《《 お申し込み方法 》》
まずはメッセージをください。
Facebookメッセンジャー、矢谷左知子まで
またはメールアドレス、
xusa93hina*icloud.com(矢谷)まで。*を@に替えてください。
  1. 2023/03/03(金) 22:36:48|
  2. 馬と

「草ノ日 馬ノ日」矢谷左知子作品展 展覧会後記

草の日FBサムネ

「草ノ日 馬ノ日」展覧会後記

*これはFacebookの記事と写真をそのまま転載したものです。
元記事はこちら→○


2005年まで「作家さん」と言われて全国での展覧会に飛び回っていました。

遠い昔のお話。
今、周りの友人たちは、それ以降のお付き合い
みんな私が何をしてきたのか知らない人がほとんどになりました。
それがなんとも痛快です。

今回は地元での友人のギャラリー(HOUSE1891)での開催ということもあって、
そこの主、わかなちゃんと私の互いの繋がりの人たちが入れ替わり立ち替わり、、
ほぼ全員が、私のこれまでの草の布の全貌を初めて観てくれるという、
その反応がとてもおもしろかったです。

さっちゃんって、なんの人?馬の人?

なんか草のこともやってるみたいに聞いてたけど、それって何??

のような人たちが、来てくださり、
たくさんの人が、草で織った布の前で絶句や号泣(おおげさな書き様😆)涙ぐむシーンを目にさせてもらいました。
じん、とうれしかったです。

作品以前に、ダイレクトに草たちから伝わってくる、何ものかに出会ってくれたんだな、というのを感じさせてもらえたからです。

小さな「草守り」という作品以外は全て旧作で回顧展のようでしたが、
それら昔の草の布たちは、歳月により、変色などしているものの、以前とは違う新たな光が宿されていることに、今回気がつきました。

ご覧くださった方からもそのような言葉をいただき、
そうか、’草の布’たちは、すっかり準備出来ていたのだな、
そして、そのフタを開けるのが今、今年、2023年だったかと
解ったような気がしました。(なんのこっちゃ??)

今回の新作は、
なんと言っても

馬守り✨

馬と葛、
両者が、この世界で初めて一つになり、
放たれた光に
多くの人が、何事かの始まりを感じとられた、
そのようなシーンを見せてもらうことが出来ました。

18年のお休みの間に出会った、たくさんの命の光

目に見えないもの、
言葉にならないもの、

その具現を草と馬が助けてくれます。

草や
馬や
物言わぬ生き物たちの命

そこの次元と
人の世界の間に居て
互いの行き来の回路を開いていく

そんなことを、ただ、していきたいな。

この絶妙なタイミングを設定してくれた
我らがワカナ、
HOUSE1891の主、
彼女が積み上げてきたこの数年のたゆまぬ重なりがあってこその、
今回の成り行き、

作家活動はお休み中で、売るものもないんだけど、、というところから始まりましたが、

着地点が見えなくてもいいの、
進めよう、

というわかなちゃんの天晴れな心意気を、草たち、生きものたちが全面応援してくれた、
ちゃんと着地点は采配されていた、この度の立春をめぐる物語。

その最終日は、なんだか祝祭
この一年、馬と共に過ごす会「馬会」を主催してきた相棒のハマーの美しい無農薬野菜を、
去年の秋に草舟で共にイベントをしたSunshine Juiceのノリくんが絞る、コールドプレスジュース、
その両君が友情参加で、贅沢な出店、
最後の日を盛り上げてくれて。

たくさんのたくさんの人、
来られた人同士がそこで出会い、またあらたな展開をしていくシーンがそこここに、
こういうのが一番うれしい私です。
その発端に居させてもらうことは歓びです。


例によって写真をついつい撮り忘れるたちなので、あまり記録がありません。

人からもらったものと合わせて当日の様子を少しピックアップしてみます。

お忙しいなか、駆けつけてくださった皆さま
お会い出来て光栄でした。
せっかくいらしていただいたのに、タイミング合わずお話できなかった方々、お許しください。
遠くよりお気持ちをいただいた皆さまもありがとうございました✨✨
深く感謝申し上げます。
  1. 2023/02/28(火) 21:05:18|
  2. 草の展覧会

【ニ月の草暦】 WHOLE EARTH草暦2023

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【ニ月の草暦】
WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦

「かれらが齎す世界」



2016年から宮古島の在来馬たちに深く関わることになり、この6年間は、馬の群れの中で揉まれてきました。
仔馬の誕生にも何度か出会しました。
知人の飼育牧場では女子馬たちは半自然放牧なので、夜中のうちに森の中で出産しています。
そのため、朝行ってみたら小さな新入りがひとり増えてた!ということになります。

この時も夜明け前の森に行くと、
ヘナヘナとやっと立ってる小さな影、、
生まれたばかりの新しい命に出くわすのは、まったく大きなギフト、、
身体中の細胞が沸き立つようなうれしさです。

おめでとう!
ようこそこの世界へ、

彼らに出会っての6年、
それ以前には、知らない、いや、眠っていて気が付かなかった感覚に気づかされました。
それは言葉に表そうと思っても、未だにどう言ったらいいか、
とてもとても巨きな無量のもの。

馬たちが置かれている、その状況はまだまだ底深く、
それは馬に限らず、
人という生き物は、他の種のものたちに心を砕くことなく、存在すら意識せずに人の世だけを謳歌する、
そんな中で人知れず消えていくのが、彼らの命であり、
その種、数は膨大なもの、
それに人として、せめて真剣に向き合う、

そんな中で、彼らに伝えてもらったように思うもの、それは、
こちらの感傷的なきもちなど、
はるかに超えたところに彼らは居て、
もっともっと壮大なステージを生きている、
そこは、まだ私たち人類は行き着けていない、
むしろ、彼らはそこで、わたしたちが来るのを待っている、

それをなぜか確信しました。

以来、私の中では
「馬たちが齎すもの」
という言葉が出てきました。

かれらが、
ハイ、と提示してくれているものがあります。
それらはものすごく深淵なのに、なんだか軽やか。
そう、ハイ、どーぞ、という具合。。

そして、その無量のものを読み解いていくのが
難題でもあり、
歓びでもある

それを受け取らせてもらって、
馬たち、ほんとうにありがとう、なのです。

みなさんに訊かれますが、
齎す

もたらす
と読みます

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  1. 2023/02/24(金) 15:26:28|
  2. 草暦

【一月の草暦】 WHOLE EARTH草暦2023

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一月にアップするのをうっかり、、今ごろですが、、

【一月の草暦】
WHOLE EARTH草暦2023
全地球草暦

sono koe wo kiku
「その 声 を 聴く」




2019年、それまで15年続いてきた草暦はいったん終了しました。
その最後の草暦の表紙を、今回の一月のこのページとして受け継ぎました。

この国の山のどこかに、オオカミはまだ棲んでいるのではないかしらん、
人間にその用意(共に生きていく心構え)が出来た時、オオカミたちはまた何処かから姿を顕わすのでは、と。

オオカミの遠吠えを、ふと、空耳に受ける人も.、もしかしたら少なくないのではないでしょうか。

2023年
草暦は新生、WHOLE EARTH草暦、
全地球草暦として再スタートです。
その年の初めに、
今は目に見えぬ存在ながら、どこかで見守って居るであろうオオカミに、冒頭の守護をお願いしました。
  1. 2023/02/24(金) 15:23:14|
  2. 草暦

【草の日 馬の日 】② 矢谷左知子 草の布展 

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今回の展覧会はほんとうに期せずして、、

葉山の友人、森田わかなちゃんのギャラリー、
HOUSE1891で、馬のお話会をさせてもらおう、と何気に話を持ちかけたのが最後、^^

なぜか展覧会となり、

ぜったいむりむりむり、と断り続けてたのがこうなりました。。

最後の展覧会が2005年、

その間、葉山芸術祭や、自宅での小さな展示はしたことがありますが、ギャラリーでの個展というのは、今回実に18年ぶり。
しかも旧作が大半です。

今回、その最後の展覧会のDMを引っ張り出してみました。

この作品は、ずっと部屋の壁飾っていて、この18年間の私の暮らしを見続けてくれました。

すっかり色も褪せてしまいましたが、
今回これも展示してみます。

作者同様、この年月の変化を見てください。^^

***

<草ノ日 馬ノ日 > 
- 草魂 馬魂 に 捧ぐ -

草の布  野生の草による
草守り
馬守り
草暦

●2023年2月1日(水)〜5日(日) 12:00-17:00
●HOUSE1891 (葉山)葉山町一色1891

詳細、アクセスは以下のHP
www.krama100.com

  1. 2023/01/29(日) 23:36:52|
  2. 草の展覧会

矢谷左知子作品展【草ノ日 馬ノ日】

草の日


矢谷左知子作品展 【草ノ日 馬ノ日】

なんとまー、展覧会をすることに。。

本人がいちばん驚きでもあるのですが。

「草の布」作家をやめて18年、
今回はそもそも葉山の友人、森田わかなさんのギャラリー、HOUSE1891で、
今関わっている馬世界のお話会をさせてもらう、という話から、気がついたら自分の展覧会に。。

えっ、ムリムリムリ、と言ってたはずなのに。。

新作なんて何もないのに、どーするんだ?とドタバタの、長きブランク後の展覧会

その間、私は何をしていたのでしょう、、
作家というものから一度下りたく

目に見えないもの
形に残らないもの
言葉にできないもの
私個人ではないもの

そんなことに携わっていたかもしれません。
それを経てのこの度の展開となります。

今回は、うそうそむりむり、と言ってる間に、
わかなちゃんのにこやかな誘導にのり、あららー、、と気がついたらもう真近、マジか。。

というわけで、
押し出されるように始まります。

草やら馬やら
どうなるでしょうか。

これだけ白紙の展覧会も初、
愉しみになってきました。

野生の草の布も、久々に展示をしてみます。
布たちも、この長い年月を呼吸することで、作者共々、経年変化をしています。
白かった葛布も、すっかりアメ色になってきました。

草の布たちに、お久しぶりの方も、初めての方も、逢いに来ていただけたらうれしいです。


謹んでお待ちしています。

****

矢谷左知子
作品展

<草ノ日 馬ノ日 > 
- 草魂 馬魂 に 捧ぐ -


草の布  野生の草による
草守り
馬守り
草暦


●2023年2月1日(水)〜5日(日) 12:00-17:00

●HOUSE1891 (葉山)葉山町一色1891 を

●矢谷左知子お話会
【 天におまかせの草暮らし 】
山の中の不便なサンクチュアリの日々/なぜ草で、なぜ馬なのか
2/3(金)節分 14:00~ 16:00 / 10名限定 5000円(要予約)
矢谷左知子特製野草まんじゅうと春を迎えるお茶付
*お申し込みは
xusa93hina*icloud.com (*を@に変えてください) 矢谷まで

○○○○

<友情参加> special thanks

●Sunshine Juice 出店 2月5日(本人が来るのはこの日のみ・期間中ジュースは飲めます)
植物繋がりの友人、Sunshine Juiceの、コウ ノリくんが、搾りたてのコールドプレスジュースを出してくれます。
三浦半島の旬の野菜を使ったとびきり美味しいジュース、おたのしみに

●LIFE EVOのハマー 無農薬野菜を販売 2月5日
馬仲間、2022年から「馬会」を共同主宰している
LIFE EVOのハマー(ショクヤボ農園の畑部長)が、無農薬の美味しい野菜を販売。力強くうつくしいお野菜です。

●山田祐基画伯の告知ビジュアル原画
ご近所の仲良し、山ちゃんが、今回の告知のための絵を描いてくれました。
私の家の前の山道を、草を抱えた私が馬と下りてくる図。
なんて素敵なシーンでしょうか。
期間中、原画の展示もありますよ。

::::::::::
HOUSE1891 (葉山)
240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色1891
アクセスは以下のHP
www.krama100.com
@house1891_kramaknyong

草の日やまちゃん
  1. 2023/01/22(日) 21:05:25|
  2. 草の展覧会

「馬暦」  この一年 ミャークヌーマたち ありがとう

宮古馬カレンダー2022

《この一年 ミャークヌーマたち ありがとう》

馬暦2022 宮古馬カレンダー 振り返る 

2022年も最終月、最後に登場の二頭は
今は亡き仔馬のカイトと、生まれてすぐに目の前で母親を亡くしたカイトを守り育てた、血のつながらない雄馬のシンゴ
このふたりの図は、なにか聖母子のように感じられ心を打ちます。

沖縄、宮古島の在来馬、宮古馬の保護育成のサポートをするようになって6年、
いつか宮古馬のカレンダーを作りたいと思っていましたが、2021年、もう年も終わりに近い10月に突然思い立って、宮古馬を描いた暦を作ることにしました。
自分でも急展開の半信半疑状態、
でも、今だ、と。

当初は当然、写真、と思っていたのですが、
ふと、仲良しのこの馬たちを自分の手で描いてみたい、と12ヶ月に登場する馬たちを選んで描いてみることにしました。

絵を描き始めたのが10月、
写真なら、レイアウトさえすればよいので、比較的早くできますが、
一から絵を描くには時間が足りなさ過ぎでした。

そのため、絵は一色刷りで、線描きのデッザンのようなシンプルな仕上がりにしました。

思いついたのが遅過ぎたので、一ヶ月間篭りきりで描画。
毎日愛おしい馬たちを細部に渡って描く、とびきりの濃い時間に浸りました。

最初と最後、
つまり1月と12月には、天に還ってしまった馬たちを配することにし、
2022年を守護してもらうという意味を込めました。

一年のはじめには、亡きウプカジ。
不世出のリーダー、雄々しい馬でした。

そして一年の終わりに、愛らしいカイト。
この時はまだ生後ひと月くらい、美しい仔馬でした。
カイトはこの後、半年間を生きて、天に還りました。

ウプカジとカイトに最初と最後を守護してもらう、というのが決まった時、
この暦をつくる意味が大きく見えてきました。

あとの10枚に配する馬たちも、一頭一頭愛おしい馬たちで、
この世界に生まれ出た時からお世話させてもらっている仔馬も何頭も描きました。

胸がいっぱいになりながら描いたみんな。
一頭一頭の名前を呼びながら、時に溢れる涙をぬぐいながら、
彼らを絵に置き換えていく、というなかなかない時空でした。

暦という、絶対的な締め切りを目前に
目の前に居ない馬と、これほど濃密な時を過ごすこと、
これはかなり異次元の体験でした。

2022年の終わりに、
全ページの馬たちを振り返りたく、全員集合してもらいました。

一月 ウプカジ(2018年 没)
二月 トゥーミャー
三月 アグリ(2022年 没)
四月 ヒロ ヒナ マコト デイゴ
五月 ククル
六月 ユヌス カンドゥヌ レムヌス
七月 レモン
八月 チュラ サンゴ
九月 マコト
十月 カンドゥヌ 
十一月 コハル ユヌス
十二月 カイト シンゴ(2018 没)

まだまだ描き切れていない馬たちもたくさん居ます。
全員を描いてみたいと思いつつ、
今夜も遠く宮古島では、馬たちは静かに眠りについていることでしょう。

ミャークヌーマたちに捧ぐ「馬暦」
いつかまた制作できたらとおもいます。

この一年、ありがとうございました。

2022年の年の暮れに

矢谷左知子
  1. 2022/12/28(水) 22:33:34|
  2. 馬暦
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